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【433】

SONGS

bokorin (2006年03月13日 01時44分)
kobthyさん、みなさん、こんばんは。
以前すすめて頂いたSUGER BABEの「SONGS」、
早速(というには遅すぎるかもですが……)聴いてみました。


先ず正直に告白しますが、山下達郎さんは(サザンなんかとならんで)、
どちらかというと、僕は避けていたミュージシャンなんです。

感情をストレートに音楽にしているようなRCやパンタと比べると、
(少なくとも表面上は)抑制が効いた大人の音楽みたいな感じがして、
10代の頃の自分にはピンと来ませんでした。
で、今回(初めて)アルバムを通して聴いてみたのですが……


先ず感じたのは、新しいアイディアを持った人達特有のパワーみたいなもの。
一曲目のイントロから惹きつけられちゃいましたよ。

どの楽器の音にもきちんと表情と存在感があって、
みんなで、ああでもないこうでもないと言いながらセッションしているのが伝わってくるような音。
それに、達郎さんの(改めて聴くと本当に上手い)の歌が完璧なバランスで溶け込んでいて、
確かに、これは紛れもない「ロック」サウンドだと思いました。

大貫妙子さんが作詞作曲した3曲は、歌手がかわるせいもあってか、
他の曲とはちょっと感じが違いますね。
この「大貫ワールド」は、かなり好きになりました。


更に、はっぴいえんどの「HAPPY END」も聴いてみたのですが、
こちらはラストアルバムだからというのもあるのか、
「SONGS」とは対照的に、結構凄いこともさらりとやっているような感じがしました。

ライナーでも指摘されてましたが、作曲者によってかなり曲の感じが違って、
バンド初聴きにはちょっと相応しくないアルバムだったのかも。
でも、もうちょっと聴きこんでみたいと思います。
(細野晴臣さんのベースプレイはかなり印象に残りました)


最後に、好き嫌いレベルの話をすると、
やっぱり僕はパンタなんかのロックの方が好きなんですが、
今まで食わず嫌いだった音楽の良さ、優れた部分が、
少しずつですが、わかってきたような気がします。

「SONGS」は間違いなく名盤だと思いますよ!
kobthyさん、ありがとうございます。(^^)

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RE:SONGS  評価

kobthy (2006年03月15日 00時01分)

bokorinさんどうもです。

聴いて頂けたのですね。
大変嬉しく思います。

ただ、ちょっと自分の方で、強引に薦めたようで申し訳ないです。
自分の悪いクセで、「良い」と思った音楽は誰彼無く、薦めてしまいます。改めないと。。。。

さて、「SONGS」ですが、私も、bokorin さんと同評価です。(だからこそ、薦めたのですが。。)
とかく、シュガー・ベイブというと、山達、ター坊がクローズ・アップされがちですが、「SONGS」に限って言えば、メンバー全員のバイタリティのある、高い能力が結集したアルバムだと思います。
おそらく、当時、吉田拓郎やかぐや姫などの音楽が巷に漂っていた頃にあって、エポック・メイキングな出来事だったと思います。
もう、多分25年以上聴いているのですが、全く飽きません。ドラムスにしろ、ギターにしろ、プレイヤーの音楽に対する「愛情」や、「愛着」がひしひしと伝わってきます。

大貫妙子ですが、彼女の音楽史を紐解くと、

デビュー直後
「都会」をテーマにして、そこに生きる自分の葛藤や、恋愛を描いた作品が多いです。

代表作「GREY SKIES」

中期
イタリア、フランスなどヨーロッパなどが主にモチーフになって行きます。歌の内容はデビュー当時の自分の実体験や主張よりも、恋愛詩の創作に変化していきます。

代表作「ROMANTIQUE」

後期〜現在
「ピーター・ラビットと私」の製作を機に、創作の幅が大きく広がり、歌詞の内容も地球環境、グリム童話へと広がっていきます。
ただ。。。。。。。この辺から「男性」が聴いていける世界ではないな。。。と私は感じ、離れました。
皮肉な事にここから、彼女は若い女性ファンを獲得してしまうのです。
思うに、デビュー当時は吉田美奈子の歌詞にふれながら、山下達郎と活動し、後に坂本龍一のサポートを受けながら、矢野顕子の世界の影響を受けている彼女はある意味、日本音楽界の英才教育を受けたソング・ライターと言う事ができると思います。
私が好きな曲は「愛は幻」、「突然の贈り物」、「新しいシャツ」、「若き日の望楼」などです。
おすすめのアルバムは「ROMANTIQUE」、「アバンチュール」です。
ちょっと長くなってしまったので、はっぴいえんどについてはまた、次回にコメントします。
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