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【44】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月20日 20時04分)

一般的に知られてない可能性は大いにあったがSTB(株)はパチ屋以外にも、実は多くの業種に手を出していた。
その中に飲食系などもあるのだが2業種の店から季節のモノを販売しろ+買えと言いだした。
客に販売は当然。
さらに、グループ店に協力は当然と言う事で自爆買取も求められたのだ。

クリスマスとかにはケーキを2台買う事を求められるのである。
独り暮らしに2台、酷すぎないコレ??
(さすがに酷かったのか、後に小さな商品もラインナップに加わるのだが……)

しかも、夕方頃に届きますとか言いながら、大抵は夜8時とかにホールに届けられるのである。
早番の人はもう一回店に来て持って帰ってね、と言う事だ。


なお、どうでも良い事かもしれないがこの会社は理念で「従業員満足度」とかを語っている。
要約すると、何か会社に貢献する事が幸せなんだとか。
貢献=サビ残、自爆営業ももちろん該当
うん、バイトや社員が辞めて行くんでちょっと頭冷やしてくれませんかね。

残念だが頭冷やす事は無かったのだが……
【43】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月20日 19時48分)

グループ店がパチ屋で商品を売ってもらうのに味をしめた、のかは不明だが。
何か1万円以上の某景品を売れとか言ってきた。
出してる客に声かけして2箱以上貰って景品買ってもらうのだ。
キツすぎない??

さすがにノルマは1件の販売のみとなったがそれでも中々の難易度である。
家族に買ってもらう人や自腹の人もチラホラいた。
そんなのして売上水増ししたら、来年は2件とか言って来るぞヤメロ……
(※さすがにそんな事はなかったが毎年1件は求められた)

そして利場は、もちろん無r「いいよ、買う買う」
「マジで!?」
なぜかあっさり売ってしまった。
ちょっとだけ大きい顏が出来る期間だった。

しかし、この商品販売はこの時期辺りにさらに酷くなっていく……
【42】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月20日 19時33分)

某国民的バトル漫画ほど続かないです!

そこまでネタ無いです……
【41】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

がくお (2020年01月20日 10時25分)

利場さん こんにちは。

ストーリーは道半ば、今は桃白白とヤジロベエのあたりでしょうか?

そろそろベジータが出て来てもっと面白くなる予感(^^)

引き続きストーリー継続、擬似25連くらいはお願いします。
【40】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月18日 20時12分)

正直、ゴッド部長にのみ気を取られていた。
しかし、真のヤバイ人間は他にいた……

GM店長である。

部長への対応は従順な部下そのものだが、下には中々に酷い人間だった。
部長が居る時と居ない時の差が凄い。
ついでに、日を追うごとにI君並に仕事をしない店長になっていく……
だが、いざ現場に出て来ると思った以上に戦力にならず迷惑でしかないとか言うちょっともう困ったちゃんである。
様々な上司を見てきたが、誰しもダメなところもあれば良い面も見えていた。
しかし、GM店長は最後まで良い点がみつからなかった……いや、だって何も自分でしないんだもの……

そんな店長と利場のエピソード

ある日、掛け持ちをしている客を利場が発見。
1人許すと周囲の客まで影響が出る、誰であろうとルール違反は許すな。
ゴッド部長は当然のようにこう言い、店長も同意していた。
いい加減慣れていた利場はすかさず注意へ。
しかし、その客は中々の問題児だったようで止めないどころか最終的にこういった。

「俺は○○町の○○長だぞ!!!店長出せ!」

だからなんやねん……ルール違反は違反だって。
(てか地位で威張るには規模小さいな!)
迷惑な客らしいし、店長も注意してくれるだろうと思っていた。

GM店長「すみません、こいつ(利場の事)は良く知らないようで……後で注意しときますんで……」

はぁ!?はぁぁぁぁ!?!?
えっ?なんで掛け持ちとか許してんの!?

この時は知らなかったが、GM店長はクレーム対応能力は……低かった。
【39】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月18日 19時46分)

ゴッド部長に戦々恐々の自分達だったが……
思ったよりは普通のブラック上司であった。
駐車場の草刈り(第2駐車場が超広い+草の量凄い)、結構広い寮の草刈り、冬は雪かき、ボランティアなどなど、
色々なサビ残or休日の無賃労働はあるが謎の慣れで2〜3時間程度なら大丈夫になっていた。

なお、謎の踊りは無かった。
さすがに噂か……
先輩「ああ、前の店舗ではやってたらしいよ?」
真実かよ!しかも3時間くらい踊ってたらしいぞ!

たが、怒るとさすがに怖かった。
同じ店舗から異動になった一人が引っ越しの際に粗相をした事にブチギレ。
事務所のホワイトボードが破壊された。
ヤ○ザ並に怖かった。いや、ヤ○ザがキレたところ見た事無いけど。

そして、利場にも「厳しい指導」が入る。
利場は……マナーが全然出来ていなかった。
事務所入室の際、ノックからやり直させられるなど当たり前。
業務中にモニターで監視しており、しょっちゅう呼び出されてはマナーや接客の出来ていない点を「激熱指導」されていた。
相当細かい部分まで激しい指導を受け、なかなかの苦しさだった。

しかし将来的に見ると、ゴッド部長の指導はわりと生きている。
【38】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月17日 22時46分)

決まってしまったものはどうしようもない。
やるしかない。
ちなみにM店から同じくY店へ、自分以外にも2人ほど転勤になっていたが、2人とも険悪な関係でないのは救いだ。

とにかく最初から失敗しないように始めの挨拶は決めるぞ!
ゴッド部長は礼儀に超厳しいと聞いていたので、最初の挨拶をしっかりしようと3人で話し、揃って挨拶に行く事に。
とにかく大きな声は重要、大きな声で挨拶しろとM店の店長から言われていた。
そして扉の前に立ち、覚悟を決めて入室。

「失礼します!!!!」(腹から声を出した)

ビクゥッ!!
ゴッド部長「うわぁぁああ!!ビックリさせるな!!バカモン!!」

利場達は、と言うか特に接客業歴が長い利場は大声がわりと出せたのであった、故にやり過ぎたのであった……
【37】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月17日 21時36分)

人間の慣れというものは恐ろしいモノで、今思えば吐き気がするようなギスギス空間だったM店だか、利場はそれなりに過ごしていた。
ようやく次のステップに進めるか、という所であったがそんな時に転機が訪れる。
再度、転勤の辞令が舞い降りてきた。
利場はその行先に恐怖と緊張を覚えた。

転勤先の店舗はY店。
ここは、STB(株)の中でも超有名な部長の管轄の1つである店舗だった。
その部長は……体育会系の中の体育会系。
体育会系オブ ザ ゴッドと恐れられる人物であった……
(※部長は少し先に役職名が変わったりするのだが、呼び名はゴッド部長で統一する)

その暴れ……ゴホンゴホン、大活躍っぷりは他店にも届いていた。
マナーに超厳しく上の命令は絶対と言う思考、その上で放たれる様々なブラックな命令の数々。
業務後にサビ残で踊りの練習をさせられたなど意味不明な噂まで届いていた。

利場は震えた。
転勤は1週間後とか余りに急すぎるのだが、そんな事より今後の不安でいっぱいだった。
【36】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月16日 15時29分)

稼働付けや会員獲得と商品販売の圧力は低下し、地獄の社員旅行やくだらない監査なども乗り越えて、利場は穏やかな日々を過ごしていた……とはもちろんいかないのだ。
そもそも企業のトップから重役、役職者まですべて体育会系ブラックなんだから良くなるなんてムリムリ。
ここはギスギス空間のM店。
一度ギスギスした空気は、大きな人員変動でも無いと消えないのだ。
多分、何年してもギスギスしてるし店員同士の争いなんかも残るぞこの職場。
千年戦争ギスギスの名を授けよう。

で、上を目指して行動していくと、そりゃもう他の人とぶつかる。
今日も「動かない初号機」ことI君と言い合いですよー、はぁ〜……

他の店員がランプに気付いてない事を「自分の担当コースについた2つランプに気付かない状態で」相手を口汚く罵ったりする圧巻の様を見せられたので思わず言ってしまったのだ。
いや、さすがにね……
で、口喧嘩に。

(※I君は、ここでは君と付けているが30代後半です)
心に残っているI君の言葉
「お前はここが初めての就職だろう!俺は18社目だ!だから生意気言うな!!」

……??
う……ん……?どういうこと??
そんなに動けなきゃクビにもなるだろうけど、何社目とか関係あるの?

今でも、この言葉の意味が理解できない利場であった。


後日談
「俺は(前に居た会社の)社長にも文句を言った事あるぞ!凄いだろう!」

いや、何が。
【35】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月15日 20時46分)

如何に審査員を知っていても、一番最初の審査と別の日でもその日の最初の審査では、どうしても初動が遅れるのだ。
人員が集結するには、どうしてもしばらく待たないといけない。
専門の人員を出し対策するとなると、最低でも3人くらいは審査の為に動く事になる。
当然ながら、他の客への対応が弱くなるのだ。

審査員はいつ来るか分からない、忙しい時でも普通に審査がされる。
忙しいのに何人も抜けば、援軍が来るまでランプ対応が遅れに遅れる。
そこで下される接客重視を内外に公表するSTB(株)の判断は……

「別の客は待たせろ!審査員のいるコースのみに集中しろ!」

いやもうホント……
ただ働きで店員側は得をしない。
客も待たされて得をしない。
社長が良い気分になるだけの悲しき儀式なのである……


ただし、一応プラス意見を言うと。
数回であるが、偶然経験の浅い人員のみが居る時に最初の審査があるなどで、審査員に気付かないケースがあった。
審査結果は対策をしている時より2ランクくらい下だった。
「社長!本当のあなたの会社の接客力はそんなモンですよ(笑)」
とか言いたくもなるが、審査内容は本当に厳しく普通のパチンコ店ではその低いランクすら取るのはたぶん無理。
審査員に気付けない程度の人員で2つ下くらいで済んだのは、一応だが若干の接客力はあるという証明なのかもしれない……
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