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【298】

:[深夜の長距離バス](5/51)

生でったらナマで (2015年12月24日 15時12分)


まだ、彼女は起きる気配がなかった。


男の手は段々大胆に、力を入れて素肌を撫でまわし始める。



太ももからふんわりしたキュロットの中へ、指を滑り込ませて――。



「んっ」

すべすべの内腿をざらついた指が撫でると、美咲の体が僅かにピクリと震えた。

長い睫毛が微かに震える。


男は構わず、そのまま指を上方へと移動させてゆく。


ブランケットの中で汗をかいた足の付け根が、しっとりと湿っていた。


「はぁ……はぁっ」


熱く、荒くなる息を、男は押し殺す。


指先がショーツと肌の境目に触れた。


くっ……と、中指がショーツの隙間の柔らかい皮膚へと食い込む。

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:[深夜の長距離バス](6/51)  評価

生でったらナマで (2015年12月24日 15時14分)



ぴくんっ、と美咲の体が震えた。


「んっ……」


男の指が、股布の隙間からぐっと奥へ進んだ。



ブランケットを掛けられた暑さで蒸れているせいか、それとも男の愛撫に感じているのか。
彼女のそこは、ぬるりと指を滑らせるほど潤んでいた。


「……くく」

男は声を殺して含み笑いをする。


ぐっ!と奥へ指を押し込むと、濡れた粘膜が彼の指を圧迫した。

使い込まれていなさそうな狭い穴。

そこへ、男は指を強引に押し込んだ。


「んんっ」


美咲が足をよじらせて、無意識に痴漢の指から逃げようとする。

その膝を、男は掴んで開かせた。



「はぁ――」

グチュグチュと蜜穴を掻き回していると、美咲が夢うつつで喘ぐ。



その時、ガタンッと大きな音を立ててバスが揺れた。
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