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| 【361】 | RE:鶴太朗はつらいよ �� ちょりんＰ （2008年04月28日 11時02分) |
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＞車掌にそう告げられ、渋々在来線ホームに向かう。 ＞夜行列車が来るまでベンチに横になって待つが、瞬く間に睡魔に襲われ、 ＞そのままベンチで一夜を明かすことになってしまった。 ＞ *************************************************************** なれない場所で眠ると大抵の人がそうであろう 朝、目が覚めた時、僕は自分がどこに居るのかわからなかった そして、すぐさま『あ〜』と小さい声をもらす （夜行電車ば待つうちにいつのまにか眠ってしもうたばい…） （駅員はなんばしとった？ ったく！） うっかり眠ってしまった自分を棚にあげ 不審者（僕）を一晩ベンチに放置した駅員の職務怠慢ぶりが無性に腹がたつ… （こぎゃんところで眠って…危なかったばい…なんも無くてよかった…） 否。。 “何も無くて”どころか実際は“ありあり”だった… 異変に気づいたのは 目覚ましの缶コーヒーでも買おうかとベンチから立ち上がった瞬間 （んん！？） 僕の格好はＯｓａｋａを出たときと明らかに変化していた 割とファッションにはうるさい僕が 旅に出るのにランニングと短パンのワケが無い おまけに足元はぞうりだ… 大慌てでリュックの中をあさる （ないっ！財布がないっ！！） リュックをあさる左腕に腕時計の存在がないことにもすぐ気づく… どうやら僕は寝ている間に金目のものを一切盗まれ、 おまけに衣類まで取り替えっこされたらしい… おそるおそる短パンの中を覗いてみた （ほっ。 井出らっきょ仕様のゾウさんブーメランパンツは無事やった） 強盗もそれは別に欲しくは無かったのだろう。。。 不思議なことといえば、逆に一品追加があった リュックに見覚えのない“赤い傘”… リュックをしょって鏡の前に立ってみる 山下清キタ━―━― (゜∀゜) ━―━―━―━―!! どっからどう見ても山下清になってしまった僕・・・ お金もないのにいつまでも駅に居るわけにもいくまい さあ、これからどうしよう？ 僕は思案しながらホームから降りると歩き出した（線路の上を） | |||
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| 【364】 |
RE:鶴太朗はつらいよ ��
マクマード (2008年05月05日 20時26分) |
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| これは 【361】 に対する返信です。 | |||
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＞お金もないのにいつまでも駅に居るわけにもいくまい ＞さあ、これからどうしよう？ ＞僕は思案しながらホームから降りると歩き出した（線路の上を） *************************************************************** 線路の上はとても歩きにくかった。 砂利道ってこんなにも歩きづらいとは思ってもみなかった。 それに先ほどから電車も猛スピードで頻繁に行き来してるし 『こえ〜よ！』 そう思った僕は踏切から一般道に出て、国道２号線を探すことにした。 『とにかく大きな通りを歩けば２号線に出られるバズ』 そう思いながら歩き続けると右手に広島城が見えてきた。 『急ぐ旅でもなく、少し観光もよかろう』 まずはお城を見学、次に広島市民球場、原爆ドーム、平和記念公園、亡 くなった方を偲びそっと手を合わせた。 一通りの見学を終えた僕は、２号線を目指し公園を歩き始めた。 その時！ 向こうから一人の女性が歩いてきた。 『美しい！』 僕はこう声を漏らしてしまった。 |
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