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【76】

娘が嫁ぐ日  評価

ただ者 (2020年06月02日 12時42分)

(これは結構前の書き込み)

皆さん、おかんメールというのをご存知でしょうか?あっ、ちなみにおとんメールもありますよ。
まぁその名のとおり、お母さんやお父さんがやり取りするメールやラインなんですけど、誤字脱字が多かったり、打ち間違えがあったり、余分な一文字があったりして、これが結構笑えるんです。

「いつ帰ってくるの?今日?それとも今日?」

・・・いや、それじゃただ単に今日帰ってくるのを強要しているだけにしか見えませんよ(汗)
まぁでもあれか、くくり的には私もこっちの部類に入るのか。これは気を付けなければ(汗)

さて、話は変わりますが、先日、海の中道のマリンワールドへ20数年ぶりに行ってきました。

当時の記憶はほとんどありませんが、イルカのショーの内容も会場も、全てが当時と同じだったような気がします。
でも、それでも新鮮でした。
イルカが何年生きるのかは知りませんが、イルカもキャストも、幾度も世代交代してきたのだろうと思います。

そんなことを考えただけで、何か熱く感じるものがありました。

でも本当にイルカは頭がいいですね。私よりはるかに頭がいい。
娘がしきりに、「パパできる?」って聞いてきましたけど、それって一体何を基準に言っているのか・・・・(汗)

・・・だってオレ、イルカじゃねーし(涙)

まぁでも娘もすごく喜んでくれたのでよかったです。個人的にも感慨深いものがありましたし。
地元だから、どこもかしこも行ったことあるところばかりで新鮮味がないような気もしますが、久しぶりだと逆に、輪をかけて新鮮に感じられる部分もあったりするのだと思います。
これからはもう少し活動的になって、色んな所に行ってみよう。

あっ、そうそう、また全然話は変わりますが、姉貴の次女が離婚して家に帰ってきました。
三女はこの春、佐賀の有田のほうに就職したのですが、仕事を辞めてこれまた家に帰ってきました。
そして長女はというと、パッと見、お水系でかなりモテたのですが、逆に男が警戒して、未だに独身で家に居ます。

そう、つまり、姉貴の三人娘が全部家に揃い踏みになっちゃったわけです。

姉貴が言う。
「どうにかならんかね?」
私は言う。
「どうにもならん!!」

まぁやっぱりこうだよね。なるようにしかならんさ(笑)

たくさん考えた上での結論なんだろう。それでいい。本人たちが一番よくわかっているさ。
オレにできることと言えば、オヤジギャグを飛ばすことくらい。
それで笑ってくれればそれでいい。

そしていつか、私にも来るのだろう。
娘が嫁いで、私の元を離れる日が。

私はそのとき、どうなってしまうのだろう・・・

息子はいないので憶測でしかないが、男親にとって、息子と娘とでは、また違った感情があるのだろうと思う。
もし仮に私に息子がいて、息子が将来の嫁さんを連れてきたならば、私は心の底から喜ぶと思う。

でも娘のときは、素直に喜べないような気がする・・・

そんな気がするのです。

喜びよりも、寂しさが勝っちゃうんじゃないかと・・・

いかんいかん、そんなんじゃダメだ。
そこはやっぱり精一杯のやせ我慢をして、心から祝福してあげなければ。

その日の夜は、泣いてしまうんだろうけど・・・

そう言えば、姉貴が結婚するとき、私はまだ中学生だったけど、義兄さんが初めて家に挨拶に来たときに、オヤジにめちゃくちゃビビってたのを思い出す。
そりゃそうだよな。命がけというのは大げさだけど、みんなそれなりの覚悟を持ってくるんだもんな。

その思いにはしっかりと敬意を表したい。
と、そんなまだまだ先の事を考えていたのであった。
【75】

11月22日  評価

ただ者 (2020年06月02日 11時33分)

(今日は休みで暇なので、過去の自分の書き込みを読み返している。ほとんど書いた内容は忘れていて、そういえばこんなこともあったよなとすごく懐かしく感じる。以下は数年前のいい夫婦の日に書き込んだもの(時期外れで申し訳ない))

「今日はいい夫婦の日って知ってた?」

妻が私に言った。
私はいつものように「知るか、んなもん」と切り返した。
妻は笑っていたが、その笑顔はどこか寂しそうだった。

実は先日、こんなことがあった。

私は実際にそのやり取りを見た訳ではないが、ネット上である特定の人物からかなりの誹謗中傷を受けたみたいだ。
妻はかなりのショックを受けていた。

「そんなもん、ネット上では当たり前だぞ。そんなもんいちいち気にしてたらネットなんてできないぞ。気にするな」

私がそう慰めたとき、妻は泣いていた。

夫婦って何でしょう?

多分、互いにとってかけがえのない存在で、欠くことのできないもの。
一番身近な存在でありながら、一番尊敬しあう存在。

そう思う。

言い換えれば、全てがそうとは言わないまでも、家族や親族、友人、上司、同僚、後輩などの関わりがある人たち、いわゆる親しい人たち以外は、他人に罵声や誹謗中傷を浴びせることに関して良心が痛まないというか、当然と思っている人たちも存在する。

そして自身としては、そういう人たちがいても仕方がないとある程度理解することも必要と思う。

意見と誹謗中傷は違う。たとえどんなに非があったとしても、誹謗中傷は控えなければならない。

でもやっぱり、中にはそういう人がいても不思議じゃないし、ある意味、当たり前と思ったほうがいいのだと思う。

特に繊細な人は傷つきやすいから、事前の心構えがあったほうがいいと思う。

そんなことをちょっと思いました。

皆さん、今日はいい夫婦の日ですよ。
【74】

嗚呼、綱取物語  評価

ただ者 (2020年06月02日 10時35分)

(以下は、数年前に私が書き込んだもの)

これは、私の長いパチ人生の中でも特に思い出深い、まだ現役バリバリだった頃のパチ記録である。

もう14年も前のことになるが、北海道の美唄市にトマトというパチンコ店があった。
あの日本一の直線道路の札幌側の起点くらいのところにその店は存在した。

そこにはまだ初代の綱取物語が置いてあり、それを打つためだけにはるばる北海道まで足を運んだ。
当時でもすでに初代綱取は絶滅危惧種となっており、たしか、全国で4店舗に残っているだけだったと記憶している。

その中で、一番設置台数の多かったトマトを選択した。

まぁはっきり言って釘なんて全く期待できないし、期待なんてしてない。
ただただ懐かしくて、ただただ楽しみたくて、わざわざ北海道まで打ちに行った。

間違いなく綱取との最後の戯れになるのはわかっていたから、気の済むまで思いっきり打とうと決めていた。
そのために10日間の有給休暇を取った。現金で100万準備した。

旅打ちなので、宿泊費諸々で1日10万計算、夜は飲みに行くと決めていたし。
初日と最終日の移動費等も含めてトータル100万と見積もった。

いざ初日、天気は雷を伴う生憎の大荒れ。旅行だったら出鼻を挫かれ意気消沈のところではあるが、旅打ちなので特に気にはならない。

入店すると、シマにズラっと並んだ圧巻の綱取陣。おぉ、またこの光景を見ることができるとは。まさに至福。

釘は思ったほど醜くはなかった。というよりかなりましなほう。これは嬉しい誤算。これなら本当に心から楽しめそうだ。

打ち始めてから3時間が経過。まだ当たりはこない。まぁ当然。しかしこの単調さがいい。たまにくる「のこった、のこった」も気持ちいいほどハズしてくれる。

無限の地獄ループでン千回も延々と回し続けた昔を思い出す。当時は「のこった」をハズすたびイライラしてたものだが、今はイライラ感は全くない。

騒がしいリーチばっかりとなった昨今、改めて「シンプルイズベスト」の素晴らしさを痛感する。

ただ、このまま閉店まで当たらなかったら、8日間打ち切る前に100万尽きるかも・・

そう思った矢先のお昼過ぎ、事件は起きた。

なんと、落雷により全ての台の電源が落ちたのだ。今日はもう撤退かとも思ったが、運のいいことに小1時間ほどで台の電源は復旧した。

でもこれは運がいいというよりかなりの幸運。

そう、つまり、全ての台の地獄モードがなくなったのだ(何年も落とされることのなかった電源。しかもほとんど稼働していない状況を見ると、台のほぼ全てが地獄モード(大当たり確率約1/1000)であったと思う)

しかも1/6の確率で天国モード。天国モード中の大当たり確率は約1/20。

幸運は終わらない。そのまま元々打っていた台で打ち始めると、何と1回転で大当たり。

そしてそこから数珠連の嵐、嵐、嵐。

閉店まで勢いは止まらず、終わってみればトータルで18万以上も浮いてしまった。

とりあえずそのままススキノに行ったことは言うまでもない(笑)

当初は8日間、綱取を打ち倒すつもりだったが、初日でお腹いっぱいになったのか、それともいい思い出のまま終わりたかったのか自分でもよくわからないが、2日目以降は札幌市内のパチンコ店でいつもと変わらない現役の機種を打った。

いつもと変わらないけど、なぜか旅打ちでは新鮮というか、いつもと違う不思議な感覚があった。

そして夜も毎日、綺麗なお姉さんのいる店で豪遊するつもりでいたが、それも初日だけで、それ以降はしんみりと居酒屋で海の幸に舌鼓しながらうまい酒に酔いしれた。

旅打ちの結果も、8日間で60万以上の浮きとなった。

こんなこと、今ではもう到底できない。でもいつかまた、リタイアした後にでも旅打ちしたいと淡い夢を抱いている。
【73】

日々の活力  評価

ただ者 (2020年06月01日 17時16分)

サングラスにジーンズ、上半身は裸。

この写真をご存知だろうか。
フリークの間では超有名な一枚。
そう、ブルース・リーだ。
いやぁしかし、いつ見ても惚れ惚れする上半身。私の理想はここだ。

コロナの影響で、もしかしたら今年は無理かもしれないが、夏になったら上半身を見せに海に繰り出そうと思っている。
動機が不純だし、アラフィフのオッさんの発想としてはイッちゃってる感満載だが、気にしないことにしよう。
「上半身だけ見れば二十代に見える」と妻から言われる。
そうだ、じゃあ覆面をして海に行こう。いや、それだと変質者で捕まってしまうな。
そうだ、ブルース・リーのお面にしよう。それならただのヤバイやつでさすがに捕まりはしないだろう。

さて、理想の体を手に入れることが今の私の目標であり、それが日々の活力となっている。
目標でもなんでもいい。何かしら、日々の活力になるようなものがあれば、その後の人生というものは豊かになり、日々幸せを感じることができるのだと思う。

目標や趣味など、夢中になれることは無理してでも作ったほうがいい。
そう思ったのでした。
【72】

唄のチカラ  評価

ただ者 (2020年05月29日 11時35分)

「捨てな、捨てな、マジなプライドを今は〜♪」

最近、少年隊の仮面舞踏会を永久リピートで聴いているただ者でございます。

え?知らない?またまたご冗談を。ついこないだ出たばっかりの・・・

いやしかし、ジャニーズの唄は何気に名曲が多いですな。うんうん。

本当は筋トレの最中も聴きながらやりたいんだけどね。今はジムとかに行ったら大抵の人は音楽聴きながらやってる。その方が筋トレの効果も上がるし、いいことづくめ。

今日は朝から80分ほど筋トレをした。朝の筋トレはあまりよくないんだけど、午後からできる保証もないし、できるときにやっとかないと。だから大抵午前中にやってる。
筋トレは基本、1時間以内って決めてんだけど、次いつできるかもわかんないし、これもできるときにやっとかないとという心理が働き、ついついオーバーワークになりがち。

・・・えっと何だっけ。あっそうそう、言いたかったのは、「唄は人を幸せにする」ってこと。
ただそれを言いたかっただけなのだ。
【71】

過ち、そして未来へ  評価

ただ者 (2020年05月28日 13時12分)

ドラッグ。
同じドラッグでも、国によって違法の場合と合法の場合がある。
これって、国勢や国民性に限らず、人それぞれの感性や捉え方によって考え方は様々だと思う。
違法ドラッグを使用すれば、当然、罪に問われる。

翻って、SNSなどへの誹謗中傷の書き込みが後を絶たない。
これって、明らかに「罪」であろうと思う。

先日、テラスハウスに出演していた女子プロレスラーの木村花さんが亡くなるという悲しい出来事があった。
まだ22歳。これから、まだまだ多くの経験を積み、人間として成長する喜びを噛みしめるはずだった彼女の輝かしい未来は、外部の圧力により断たれてしまった。
お母さん宛に、「ごめんね。産んでくれてありがとう」と書いてあったそうだ。
お母さんにとっては、この世でもっとも大切な宝物を失ったに違いない。
「あなたにとって、この世でもっとも大切なものは何ですか?」と聞かれたら、私は迷わず娘と答える。
親とは、そういうものだ。

今朝の読売新聞に、「卑怯だぞ、透明人間たち」という記事があった。
その概要はこうである。

『SF小説の古典、「透明人間」の科学者は、その行動が最終的には殺人へと発展していく。怖い部分のみを言えば、透明人間とSNSは同じだろう。匿名で人の家に忍び込み、壁や柱、住人が否応なく目にする場所に「消えろ」「お前の顔なんか見たくない」と落書きすることがいとも簡単にできる。悲劇が起こった。毎日100件もの誹謗中傷が押し寄せたことが、木村花さんを自殺に追い込んだとみられている。どれほど傷ついたことだろう。視野に飛び込んでくる全てが、自分の悪口になっていたはずである。表現の自由は人を死なせるためにあるのではない。身元を特定され、責任を問われるのを恐れてか、投稿者たちは問題の書き込みを次々に削除しているという。卑怯だぞ、透明人間たち』

自己の言動や発言に責任を持てない輩がいかに多いことか。
まさしく卑怯、卑劣極まりない。
「逃げるな」と言いたい。
もしかしたら軽い気持ちだったかもしれない。でも、それによって起こった事象から目を背けてはならない。
心の底から反省し、改心し、謝罪すべきである。
謝罪しても花さんは還ってこないし、お母さんも求めていないだろう。そんなことはわかっている。
でも、心底悔いることが、そうやって実際に行動に移すことが、その人の今後の人生に確実に活きてくるはず。そう思うのだ。そしてそれが、こういう悲しい出来事を少しでも減らす要因にもなりうる。
そう信じてやまないのだ。
【70】

健康である幸せ  評価

ただ者 (2020年05月27日 19時00分)

私は今まで便秘になったことがない。
4日以上便がなかったのは、これまで生きてきてちょっと記憶にない。
今は運動と大量の食物繊維の摂取のお陰か、ほぼ毎日便がある。
私は大食漢ではないが、毎日の便の量を見ると、もし一週間便がなかったら体内はすごいことになってるんじゃないかと思ったりもする。便があることの有り難さを改めて噛みしめる。

この歳になっても体は進化し続け、体質も変わり続けてる。

花粉症の症状改善に始まり、体幹は安定し、姿勢も良くなった。以前は階段を上っただけで息切れしていたが、今はそんなことはない。
そして、腕や足は当然のことながら、肩や腹筋にも明確に血管が浮き出るようになった。血管が太くなったのが目に見えてわかる。

体は本当に正直だと思う。
不摂生が続けば体調を崩すし色んなところに支障が出てくる。食べ過ぎればメタボになる。でも、努力をすれば自分の理想の体にすることができる。
なぜこれまでずっと運動をしてこなかったのか、今となっては不思議なくらいである。

筋肉痛って、久しぶりに運動や筋トレをしたときになるものだと思っていたが、継続的に筋トレをやっていたとしても、筋肉を極限まで追い込むと、その都度発生するものだということも知った。
人間って、自ら直接経験したり体感しないと、実は知らなかったりわからないことも多い。
花粉症も、勝手に治らないものだと決めつけていた。
まだまだ私の知らないことは山ほどあるのだと思う。
この歳になっても、これから先、まだまだ新しい発見がたくさんあるだろう。
そう思うと、なんか少し嬉しくなった。

世の中には、運動したくてもできない人もたくさんいる。
この歳になっても全く異常や故障もなく、存分に運動できている事実に、改めて感謝である。
【69】

手を差し伸べるべき人  評価

ただ者 (2020年05月26日 16時36分)

県内で、布マスクの配布が始まった。
すでに県内ではドラッグストアなどでマスクが購入しやすい状況に回復しつつあり、そんな中での配布開始となった。

責めるつもりはない。
私はもともと花粉症だったので、普段から大量のマスクの備蓄があり、当面、マスクが途絶える心配はない。
そんな私に布マスクは必要ない。
布マスクの配布には、およそ460億円ものお金が拠出されている。

責めるつもりはない。
一律10万円の給付もそう。
私みたいに、コロナの影響による痛手がほぼゼロの人も存在する。
そんな私に、布マスクも、10万円の給付も必要ないのだ。

これって民主主義の弊害なのだろうか。全体を客観的に見て、より多くの人のためになる施策を選ぶのは理解できる。
ただ、やはり今のこの状況は、「一隅を照らす」べきだと思ってしまう。

今本当に手を差し伸べなければならないのは、休業を余儀なくされ、家賃などの出費だけが重なり、明日の生活さえ見えない人たちであり、職を失い、寝床さえ確保できずに野宿を強いられ、所持金さえほぼゼロで生きることさえ困難な人たちであり、ひとり親でパートもなくなり、子供たちの食事さえままならない人たちなどである。
布マスクの460億円や多額の給付金は、そういう人たちに集約されるべきだと思ってしまう。

難しいとは思う。ただ、給付金は総額にするととんでもない額。本当に必要な人たちに集約できればとやっぱり思ってしまう。
人並みの生活が続けられている人たちは我慢すればいい。
本当に苦しい人たちに使われるのなら、誰も文句は言わないと思う。
私は、私の家族は、給付金の申請はしない。

もう今さらだし、あくまで一個人の意見に過ぎないし、ましてや責めるつもりもない。そして、難しいことも重々承知している。でもやっぱり・・・

布マスク配布開始の記事を見て、そんな思いが巡ったのでありました。
【68】

批判するのは簡単だけど・・・  評価

ただ者 (2020年05月26日 12時42分)

新型コロナに伴う休業要請で、全国で85店舗ものパチンコ店が、倒産や閉店を余儀なくされた。
私が先月貯玉を精算した店も、そのうちの1店舗だ。
昭和41年に開店した、東京都大田区の老舗パチンコ店も、この度のコロナの影響で閉店してしまった。
パチンコ店の従業員に限らず、今回のコロナの影響で職を失った人は多い。
それはあまりにも、とてつもなく深刻なのだ。
端的に言えば、「営業を続けなければ生きていけない」のだ。
休業要請の最中にあっても、営業を続けるパチンコ店に批判が殺到したが、生きていくためには必要な選択肢だったとも言える。
もし私がその立場だったら、従業員の命を守るために、同じ選択をしたかもしれない。
特にパチンコ店は、他の業種と比べても、休業することによる影響が大きい。都内では、月の家賃に1000万以上支払っている店舗も少なくない。
リスクを少しでも減らすため、様々な努力が必要なのはわかる。たくさんの制限が必要なのもわかる。ただ、リスクを冒さなければ、生きていくことすらできない人たちもいるのだ。
そういう人たちを、一体誰が批判できるというのだ。
別にパチンコ店に限ったことではない。営業する店とそこに訪れる人たち。互いがあって初めて成り立つ。生きていくために必要な選択の一つであることに間違いはない。
全体を見て、最良と判断される方策を取るのは至極当然のこと。でもその一方で、そのことにより、確実に死に追い込まれている人たちも存在しているという事実を忘れてはならない。
このような状況の中にあって、全ての人が幸せになれる方策なんてものは存在しない。
全てが正しく、そして、全てが間違いではないのだ。
誰がどんな選択を取ったとしても、それはその人にとって生きるために必要な選択。
それを周りが批判なんてできるはすがない。
そう思うのだ。
【67】

人の数だけある奇跡  評価

ただ者 (2020年05月25日 23時32分)

今日、知人が私にこんな話をした。

ある女性、お腹に新しい命が芽生えたことを知ったが、それを相手には伝えず、一人で育てていくことを決意。
相手はその事実を知ることなく、数年後、別の女性と結婚し、三人の子宝に恵まれる。
そして、その女性が大切に育てた新しい命は、やがて、自分の父親が誰なのか知りたくなる。
そして母親の反対を押し切り、娘は父親探しの旅に出る。
そして約20年後、とうとう父親との初の対面を果たすこととなった。

こんなこと、基本フィクションというか、ドラマの中の話と思ってました。まさか自分の周りというか、自分自身に降りかかるなんて夢にも思っていなかったです。

この話を聞いて、私はこんなことを思った。

私は、自分がこの世に生を受けたのは必然だと思っていた。ある意味、それは正しいのかもしれない。ただ、いくつもの偶然が重なり、奇跡に近い確率で生を受けたのもまた、間違いない事実なのだ。

もし仮に、知人がその女性と結婚していたら、今の三人の子供たちはこの世に存在しない。

「奇跡」がもたらした生。それは、この世に存在する全ての人に言える。その奇跡を、我々は大事にして生きていかなければならない。例外なく、その奇跡はいつか終わりを迎える。それは何十年後かもしれないし、明日、いや、もしかしたら今日かもしれない。
志村けんさんや岡江久美子さんだって、あんな形で奇跡の終わりを迎えるとは夢にも思っていなかっただろう。
だから、今存在するこの「瞬間」という連続した時間を、我々は一生懸命噛みしめて生きていく必要がある。
この世に、生まれてこなかったほうがよかった命なんて一つもない。そう、絶対にないのだ。

生きていくことの素晴らしさを、改めて噛みしめたただ者でありました。

蛇足だが、この話を聞いたとき、思わずというか、つい、「もしその新しい命の存在を知ってたら、お前はその人と結婚していたのか?」と危うく聞きそうになった。
瞬間的に、それは聞くべきでないと判断した。
もしもの話をしても、誰一人として幸せにはならない。そう思ったのだ。
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