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【86】

判断  評価

ただ者 (2020年06月07日 23時04分)

人の役に立つって何だろう。どういうことだろう。

感謝されればそういう実感も沸くのだろうが、大半はそうではないのだと思う。

というより多分、それが目的ではない。
いや、当然、感謝されれば嬉しいだろうし、事後の活力にもなると思う。

でもそれはやっぱり、最終的には自己に集約されるのだと思う。
人との触れ合いの中で、自分が何を感じ、どう判断するかだと思う。

そして判断したものが、相手、そして自分のプラスになっているかどうかだと思う。

お金を貸してくれと頼まれたとしましょう。
本当に困っている様子。あなたは現在、金銭的にはある程度余裕がある。

さて、あなたはお金を貸しますか?

当然、頼まれた相手にもよると言われるでしょう。親近度合いで変わると。
また、お金の貸し借りは一切やらないという方もいるでしょう。

まぁそれはとりあえず置いといて、例えば貸すのを断ったとき、心が痛むというかブルーになるというか、罪悪感を覚えてしまったことはありませんか?

なぜ罪の意識が出るのでしょうか?悪意があるからでしょうか?

違いますよね。

人は善意があるからこそそう感じるのです。心が痛むのです。

ではなぜ、善意があるのに貸すのを断ったのでしょうか?

そこには一つの判断があります。

その判断は、人それぞれの価値観によっても変わるでしょうし、状況によっても変わるでしょう。

でもやはり、理由は様々であったとしても、そこには貸すのを断る判断があったのです。

つまり、全てがそうでないにしろ、相手の要望に応えることだけが、その相手の役に立つということではないのです。

当然、貸すという判断もあります。断りきれない方もいるでしょう。

でもそれも、一つの判断なのです。

今書いたことはあくまで一つの例えでしかありませんが、何においたとしても、相手がいる上で、真剣に相手のことを考えた上で、自分が正しいと思える判断をすることこそが、人の役に立つってことなんじゃないかなぁと最近感じています。

実は以前、ある特定の人物、まぁ会社の先輩なんですが、その先輩に頼まれるたび、いつもお金を貸していました。どうしてもかわいそうに思えて。お金はほぼ戻ってこないということもわかっていました。
でも当時は、そうすることが、お金を貸してあげることが、その先輩の役に立っていると思っていました。

でもそれは多分、私の勘違いだったのだと思います。

その後の経過については割愛しますが、その先輩は会社を辞め、最終的には自己破産してしまいました。

最近よくこのことを思い出すのです。

その先輩のことをもっと真剣に考えた上で、自分の納得のいく判断をしていれば、また違う結果が出せたんじゃないだろうかって。

100%の人間なんていないし、自分の考えが全て正しいわけでもない。

でも、そのときそのときの自己の思える最良の判断をすることこそが、最も大事な周囲の中にあって、自己が存在していく意義なのではないでしょうか。

私はあのとき、当然のことながら判断をした。

でも、真剣には考えていなかった。安易に答えを出していた。

周りに全く影響しない判断ならばそれでもいい。

でも、周りに影響を及ぼす判断であるならば、そしてそうであったからこそ、真剣に考えて結論を出さなければならなかった。

あの日を思い出し、強くそう思うのです。

同じ轍を踏まぬよう、そしてこれから先後悔しないためにも、このことを強く肝に銘じておきたい。
【85】

強くやさしく(前編)  評価

ただ者 (2020年06月07日 21時50分)

『人は強くなければ生きていけない。でも、やさしくなければ生きていく資格がない』

この言葉を耳にしたのはいつの頃だっただろうか。

私はこの言葉が好きだ。

でも、人は強くなくても生きていける。そもそも、人間とはある意味弱い生き物。

いや、弱くはないのだろうけど、やっぱり何かしらの心の支えが必要であるだろうし、助け合いも必要。

だからこそ、生きていく上で特に重要な『周囲』というものが存在するのだと思う。

だから強くなくても生きていける。弱くても生きていける。
かけがえのない人たちとともに、固い絆によって結びついて生きていける。

また、生きていくのに資格なんて必要ない。というより、生を受けた時点でその資格がある。

いや、資格ではなく、生を全うする義務があるのだろう。

だから強くなくても、やさしくなくても、生きていく上では特に大きな問題はない。

でも私は、強くありたいと思った。やさしくありたいと思った。

なぜ、そう思ったのだろうか。

人が生きていく上で、一番求めていることは何だろうか。

人それぞれに求めるものは違うのかもしれないが、やっぱり私は、人が一番求めるものは『幸福』なんだろうと思う。

そしてまた、幸福に対する考え方や価値観も人それぞれ違う。

だからこそ、十人十色の生き方が生まれる。

でも、考え方や価値観が違っても、そして生き方が違っても、万人共通で必要なものが存在する。

それが、『周囲』だと私は思っている。

人は強くなくても、やさしくなくても生きていける。でも、一人では生きていけない。

そう、かけがえのない『周囲』の存在によって初めて、人は生を全うすることができる。

そういうことを考えたとき、人が強くある必要は何だろうか、やさしくある意義は何だろうか・・・

そして強さとは、やさしさとは何だろうかと・・・

計算式ではない。そう、答えは一つではない。人それぞれに答えを持っている。そして、その全てが正しい。

一方で、人に対するやさしさは、ときに批判を伴う。

誰だって、相手に嫌われたくない、よく思われたいという気持ちが少なからずあると思う。
当然、正の場合もある。でも、こういう気持ちで起こした行動は、負である場合も少なくない。
その行動は、本当に相手のことを考えた上での行動だっただろうか?

嫌われてもいい、非難を浴びてもいい。それが本当に、真剣に相手のことを考えた上での行動であるならば。

いや、そうでなければならない。そうでなければならないのだ。
【84】

強くやさしく(後編)  評価

ただ者 (2020年06月07日 21時38分)

例えば、あなたに二人の上司がいたとしましょう。

一人はとても穏やかで、例え失敗したとしても、「次また頑張ればいい、気にするな」と言ってくれます。

もう一人はとても口うるさく、失敗でもしようものならこっぴどく怒られる。どこが悪い、ここがダメなんだと。

多分、上司として付き合っていくのなら前者のほうが気持ち的にも楽なのでしょう。

前者を否定しているわけではありません。前者のほうがのびのび仕事ができるでしょうし、効率も業績も上がることでしょう。

でも今一度、考えてほしいのです。

もし後者のような上司が実際にいる場合、その上司はただ単にそういう性格なだけなのでしょうか?あなたのことが嫌いで言っているのでしょうか?
そしてあなたは、もしかしてその上司が嫌いなのではないでしょうか?煙たがっているのではないでしょうか?

でももう一度振り返ってみましょう。

その上司の指摘は当を得ていませんでしたか?自分ではわからなかった悪い部分に気づくことができませんでしたか?

その指導があったからこそ、今の自分がある。そんな心当たりはないですか?

当然全てがそうではありません。色んな方がいます。

でも、真剣に相手のことを考えたからこそ、心を鬼にした厳しい指導。

それがあるのは事実です。

つまり、ある部分においては、やさしさは厳しさでもあるのです。
あえて心を鬼にする厳しさこそが、やさしさでもあるのです。
そしてそのことに目を背けず、真正面から向き合うことこそが強さ。

易きに流れることは簡単。自分を甘やかすことなんていくらでもできるでしょう。

一度きりの人生なんだから生きたいように生きる。周りなんて関係ない。当たり障りなく振る舞うことが、生きていく上では一番楽。
一人が好きだし、そのほうが楽だから、なるべくそのような環境に身を置く。
そういう生き方もあるのかもしれません。

でも周りに救われた、助けられたという経験が誰にでもあると思います。

つまり、自分を必要としてくれてる人も必ず存在するのです。

自分の若いころを振り返ると、憎まれ口を叩くことはあっても、それは単なる憎まれ口でしかなかったように思います。
そう、ただ単に、相手のことが嫌いだっただけ。
そして、なぜ嫌いだったのかと改めて考えてみると、その大半が、自己の未熟さゆえの感情であったことがわかります。

そういうことに気づくと、もっと強くなければならないと強く思う。
そして、間違ったことに関しては、勇気をもって指摘しなければならないと強く思う。

でも、それでもやっぱり今でも、正しいとわかっていながら、自己を守るために躊躇してしまうことがあります。
そういう自分に触れたとき、出会ったとき、やっぱり思うのです。

強くありたい。そして、やさしくありたいと。
【83】

○○な女  評価

ただ者 (2020年06月07日 00時09分)

私がまだ単身赴任する前、実家近くのセブンイレブンの喫煙所でタバコを吸っていたら、ブルーのBMのオープンカーが駐車場に入ってきた。
運転していたのはサングラスをかけたカッコいい女性。

何かこんな田舎には似合わない光景だな・・・

そんなことを思っていると、なんとその女性が私のほうに向かって歩いてきた。

ん?まさかこれはデジャヴ?
いやいや、まさに過去にあった光景。

「ジロジロ見ないでくれる?」
いや、ちょっとチラ見しただけじゃないですかぁ(汗)

・・・と、そんな光景になるんじゃないかと内心ビクついていたら、その女性が思いもよらぬ対応というか声掛けをしてきた。

「やっぱりただ者くん?」

はい?どちら様?

つーかサングラスが黒すぎて眼が全く見えないんですけど(汗)

「わたしよ、ち・な・つ」

・・・マジで?

いや、つーかそこはサングラス取りなさいよ、本人確認できないじゃないの(汗)
まぁ取らない理由は何となくわかるけど・・・

千夏(仮名)は20代半ばの頃付き合っていた女性。約20年ぶりの再会。
当時はこんな派手じゃなかったんですけどねぇ。

こりゃ相当な金持ちゲットしたんだろうなって思っていたら、なんと独身だと言う。

・・・まぁバツが二つほどついてましたけど(ごめんちゃい)

でも独身だからなのか、パッと見、20代に見えた。
まぁもっとも、サングラスを取らなかったからかもしれないが(汗)
私は色んな意味で驚いたが、そんな私よりももっと驚いている人が目の前にいた。

「ただ者くんって絶対結婚しない人だと思ってた。ちょー意外」

どういう意味?つーかその根拠もようわからん(汗)

まぁでもあれですな、後付けで申し訳ないが、所帯持ちとそうでない人って、やっぱり何かしらの差があるというか傍から見ても何となくわかる。

冷静に千夏を見てみると、やっぱりどう考えても独身としか思えなかったです、はい(笑)

もう絶対に結婚しないと言っていたけど、何でですかねぇ、私にはどうしても3回目があるような気がしてならなかった(笑)

と、そんな再会があってから数日後、私はふとあることを思い出した。

ことは同じく20代半ばの頃。私の行きつけのスナックに、好意を寄せていたというか、すごく仲のいい女の子がいた。

ある日、はしゃぎ疲れていつの間にかスナックで寝てしまった私。
そしてそのまま閉店を迎えたので起こされる。
うっ、シャレになんないくらい頭が痛い。動きたくない。
でもこれ以上は迷惑かけられない。
とりあえずタクシーで家まで帰ろうとした。
するとその仲のいい女の子が私にこう言った。

「ただ者くん、今日はもうウチに泊まる?」

お言葉に甘えることにした。
で、こんなことがあったので、私はもう普通に、その子と付き合うことになるものだと勝手に思っていた。

でもなんと、その子は他界してしまったのだ。お泊まりした日から一ヶ月も経ってなかったと思う。
詳しくは教えてもらえなかったが、病気ということだった。
そして、それは命にかかわるような病気ではなかったということも聞いた。

つまり・・・いや、これ以上はやめておこう。

で、ハッとした。

そう、千夏のあの言葉を思い出したのだ。

言わんとすること、わかるだろうか。
そうであってはならない。あの日からずっと、私はそう自分に言い聞かせているのだ。
【82】

夢と現実  評価

ただ者 (2020年06月04日 16時34分)

(5年ほど前の書き込み)

娘の将来の夢、これまではずっと『キャビンアテンダントになること』だった。
でも最近、その夢が変わったと言う。
聞けばなんと、『専業主婦』だと言うのだ。

私の小学校のときの夢の定番と言えば、お医者さん、パイロット、プロ野球選手と言ったところだっただろうか。

でもよくよく考えれば、私はいつもサラリーマンと答えていた。それと同じような感覚なんだろうか。
・・・と思ったら、違った。

以前も書いたが、妻は結婚してからこれまで一度も働きに出たことがない。
娘は現在夏休み中。そう、ここ一ヶ月くらい、ずっと妻の『一日』というものを間近で見ていたのだ。

娘曰く、「私もママみたいな生活を送りたい」のだそうだ。

このことを妻に話すと、「そうそう、この前実家に帰ったときも妹たちに言われたと。仕事してないの私だけやけん、羨ましかって。一つ下の妹なんか工場で働きよっとよ。大変かろ〜」と。
そしてこうも付け加えた。
「三食昼寝付やしね(笑)」って。

あらあら、少しは驚くのかと思ったら、なんか納得って感じですな。
まぁでもそれでいいのかもしんない。

私の知らない専業の大変さってのもたくさんあるんだろうけど、それを含めてそう言えるってことが、本当に大事なことなんだろうなって。

さて話は変わって、今日妻が私に突拍子もなくこんなことを言った。
「死ぬときは安らかに死にたい。苦しんで死にたくない。いつかそういうときが来たら、そのときは安らかに死なせて」と。

私はこう返した。
「わかった。そのときはキミの意見を尊重する。でもオレのときは、できる限りの延命処置を施してくれ。オレは死ぬときくらいは、これまでに経験したことのないくらいの苦しみを味わってもいい。だから頼む」と。

多分、昔の私だったら、妻と同じことを言ったと思う。
妻の考えを否定するつもりなんて全くない。
生を全うするのが義務であると強く思っているけれど、『宣告』されたあとの生き方は自分で決めていいと思う。

自分の納得のいく『最期』は、自分にしか決められないから。
だからそれでいいと思う。

ある意味、『最期の形』というものは夢である。実際はそのときになってみないとわからない。
そう、それが現実。

ある方は私にこう言われました。
「どんな無様な姿を晒してもいい。一秒でも長く生きたい。体が動かなくなってもいい。目が見えなくなってもいい。耳が聞こえなくてもいい。喋れなくてもいい。それでも、一秒でも長く生きていたいんです」と。

その強さに触れ、私もかくありたいと強く思ったのでした。
【81】

ペンギン  評価

ただ者 (2020年06月04日 10時56分)

「Wake up Desire    好きさお前が〜
    Light up Your fire  好きさ死ぬほど〜♪」

いやしかし、今更ながら仮面舞踏会マジ最高。
そう言えば十代の頃、カラオケボックスでこの唄を歌うたび、周りの女の子の目がハートになってたのを思い出す(ただ者目線)
おそらく、彼女たちの目には私がヒガシに見えていたことだろう(ただ者目線)

最近、書き込みの頻度が高くなったような気もするが、別に暇な訳ではない。
・・・いや、暇なのか( 汗)
別にコロナの影響云々ではない。
仕事は山ほどある(じゃあ仕事せんかーい)
今日も休んだ。別に用事がある訳でもない(じゃあ仕事せんかーい)
部署は軌道に乗り、業務はすこぶる順調。
と、自分の中では思っている。
がむしゃらに自分を追い込んで頑張ってもいい仕事ができるとは限らない。
たまにはこういうことも必要だろう(いつもやないかーい)
先日、入社2年目の部下の母親から、息子の私生活について相談を受けた。こういうこともある。人生っておもしろい。

話は変わり、もう結構前になるが、娘からココリコの遠藤に似てるって言われてビックリしたことがある。

若いころは本当にどこへ行ってもココリコの遠藤に似てるって言われてた時期もあった。
でももう10年くらい言われたことはなかった。

まさかこの年になって、しかも娘から言われるとは夢にも思っていなかったので、本当にビックリした。
妻は思いっきり否定してたけど、私は「お目が高いね」と返しておいた。

さて、若いころの恋愛事情を振り返ると、いい加減で、適当に取り繕っていたように思う。
でも一方で、本当に一生懸命で、純粋であったようにも思える。
多分、どちらも正しいのだと思う。

連れ出そうと思った恋もあった。
でも、連れ出さなくてよかったと笑えるのは、今があるから。
当時は、本当に真剣に悩み、そして、連れ出さなかった自分を恥じ、後悔もした。
そしてキミも、こんなオレを憎んだことだろう。

でもオレたちが行かなきゃならない場所は、オレたちでは絶対にたどり着くことができない場所。
そう結論づけた。
自分に言い聞かせた。

それが正しいかどうかなんて、当時の私にはわからなかった。
でも今は、今があるから、それが正しかったと思えるし、笑って振り返ることができる。
そしてキミも、同じなんだと思う。
無責任とか言い訳じゃなくて、本当に心からそう思う。

だって、二度とは来ない、同じ『今』を生きているのだから。
【80】

家族になろうよ  評価

ただ者 (2020年06月03日 16時09分)

(娘がまだ小学生だった頃の書き込み)

2月4日土曜日。妻は大学時代の友人と福岡の天神で飲み会。昼過ぎに駅まで車で送る。
その後は娘と二人きり。昔はよく二人で公園とか行ったけど、もう父と二人で公園に行くような年でもない。

「どっか行く?」
「ううん、いい」

妻が一緒だと色々と制限があるので、ここぞとばかりにゲームに夢中。まぁたまにはいっか。
つーか、そもそも注意する気もないんだが。
そしていつの間にかいい時間になった。

「そろそろご飯食べに行こっか?」
「うん」
「何がいい?」
「サイコロステーキ」

ってことはジョイフルか。個人的にはラーメン食べたかったけど、ま、いっか。
私はすき焼き定食とミートソーススパゲッティ。娘は予定通りサイコロステーキ。

「ドリンクバー頼む?」

そう聞くと嬉しそうにうんと答えた。妻が一緒だと絶対に頼めないので、本当に嬉しそうだ。
帰りに100均に寄って学校で使う画用紙を買って帰宅。
私は何も言わなかったが、9時半過ぎには歯磨きをして自分から就寝した。

深夜0時過ぎに駅まで迎えに行く。あっ、酔っ払い見っけ。
酔っ払いが車に乗り込む。うわ、酒くっさ。
帰りの車中、気分がいいのかいっぱい私に話しかけてきた。
まぁでも酔っ払いの話に耳を傾けるほどできちゃいない。適当に聞き流していた。

今日の久しぶりの再会というか楽しかった飲み会の話をするのかと思いきや、話すことは娘のことばかり。
本当に娘のことを大事に思ってんだろうな。それは痛いほどよくわかる。
でも言っちゃ悪いが、私のほうがその何倍も娘のことを愛している。それは譲れない。
まぁお互いそう思ってて、そこに差なんてないんだろうけど。

でも男親って、ほんと不器用っていうか愛情表現が苦手、というかへたくそ。つくづくそう思う。
考えても考えても、どう表現していいのかわからない。男って、そういう生き物なんだと思う。

親になって初めて、オヤジの気持ちがよくわかる。
今になってよくわかる。どんなに愛されていたか、どんなに思われていたか、それを改めて痛感する。
だからそれでいいのだと思う。だから考えるのはやめた。苦手だってへたくそだって構わない。
愛してるという事実さえあればそれでいいのだ。それは必ず、意図せずとも伝わるものだから。

妻は知らない訳ではない。娘が私と二人きりのとき、娘がゲームばっかりしていること、ドリンクバーを頼んでいること、妻はみんな知っている。
私が注意しないとわかってて諦めているのか、それともたまにはいいと思っているのか、それは私にはわからない。
でも、何も言わない。まぁいずれにしても、そこには妻の考えがあるのだろう。
そして当然、私には私の考えがある。どちらも間違いではない。そう思っている。

アメとムチ、どちらも重要だし欠かせない。大事なのはそのバランス。そう思う。
当然、その比重は人それぞれの考えによって違うし、それでいいのだと思う。
特にムチは、そこにしっかりとした考えというか、正しい思いがなければならない。言い換えれば、それは愛情の塊。

そして妻は、あえてその嫌われ役を買って出ているのだと思う。知らないフリしているけど、ちゃんとわかっていますよ。
まぁそれさえも、全てはお見通しなのかもしれないけど。
喧嘩やすれ違い、そのほかにも色々あったけど、やっぱり家族っていいですね。

本当にそう思います。
【79】

数年前の実践日記(前編)  評価

ただ者 (2020年06月02日 17時25分)

12月3日土曜日。ローテでいくと今日はB店ということになるが、さてどうしようか。

この店はマックスだといくらか優良台を準備してくれてる公算が高いけど、甘デジは当たりハズレが激しい。
うまくハマってくれればいいが、まぁ最悪ダメでも保険はあるんで予定通りでいいか。

いざ入店。この店で私が最初にやること、それは決まっている。そう、ラブ嬢の釘チェックだ。

うーん、相変わらず微動だにしてませんね。

店長さん、私に言わせればこれは怠慢ですよ。最悪マイナスでもいいから、少しは釘イジりましょうよ。
今の時代、釘をイジるのは違法なんて言うけど、そういう前提というか環境そのものが問題であるということにそろそろ気づきましょうよ。
そもそもこの27年間、釘をイジってない店なんて見たことがない。そう、全く釘をイジらない店なんて存在しないのだ。
釘を見れば一目瞭然。釘そのものがその証明だ。

と、ちょっと横道に逸れてしまったが、結論から言うとハズレに当たってしまったようだ。

さて困った。でも今から店移動するのもめんどい。仕方ない、長らく敬遠してた保険に手を出すか。
保険とはそう、北斗6慈母のことだ。明確な理由はわからないが、ずっと甘い状態が続いている。
おそらくではあるが、おばちゃんたちが電サポ中ずっと打ちっ放しにしているので、この状態でも利益が出ているのではないだろうか。
まぁいずれにせよ今日はこの台を打つしかない。間違って爆発なんかしたら好きになるかもしれないし(なんじゃそりゃ)

とりあえず3台設置してある中から一番釘がいい台を選択・・・って当たり前か(笑)

いざ実践開始。で、やっぱりというか当然というか、いつものごとく苦痛の時間が延々と続き、やっと当たったのが何と555回転目。しかも2R。
いや、つーかこんなところで数字揃わんでもええでしょ(汗)
これまでに使った貯玉は5200玉。まだ上皿に100発ほど残っているので、1K換算で27回ちょっとか。
うーん、でも結局今ここにあるのは憂鬱だけか。
STでは当たらなかったので時短もなし。渋々続けるも、苦痛な時間だけが続き、またも400回を越えた。
苦痛の演出に当たらないという二重苦。心がもうヤバいですよ。

同じ当たらないんだったら楽しいほうがいい。今日はもう負けでいいから癒されよう。そう決心した。

ということでラブ嬢と戯れることに。つーか甘デジ960回以上回して当たりたったの1回ですよ。神さまオレ何か悪いことした?

この店にはラブ嬢は2台あるのだが、私が打つ台は決まっている。1台はボタンが壊れている(ジョグもきかない)ので絶対に打たないのだ。
他の台だったらボタンなんてどうでもいいんだけど、ラブ嬢だけは別。
なぜラブ嬢が好きかと聞かれたら私は迷わずこう答える。

 「シャイニングスマイル」と。

そう、ラブラブモード中とスペシャルラブボーナス時に「シャイニングスマイル」を聴くことを一番楽しみにしているのだ。
だからジョグ機能は必須。だから、その楽しみがあるからこそ我慢できるのだ。そう、ご褒美を楽しみに頑張る子供のように(なんじゃそりゃ)
で、やっぱり我慢は続き、初当たりは512回転目。単発。つーことでご褒美はなし(涙)

つーか通算何倍ハマってんねん。

凹むわぁ。

ここまで1K換算で22回弱。しかし出玉削りと電サポ中の玉減りでこれじゃ全然足りない。まぁ全てわかった上での選択だが。
つーかほんと、右打ちで削るのだけは勘弁してほしい。右打ちのメリットが完全になくなる。まぁ前に書いたように仕方ないっちゃ仕方ないんだが。

それからも順調?に貯玉を減らしたが、シャイニングスマイルも適度に聴けたので楽しめた。
【78】

数年前の実践日記(後編)  評価

ただ者 (2020年06月02日 17時13分)

規定時刻の22時20分になったので切り上げようと思ったら、最後の1回転で変動開始と同時にお気に入り嬢の全画面予告。
まぁナンバーワン嬢じゃないし、いつもハズレるんで早く終わってよと思ってたら、図柄全消灯から連打演出。
これって一撃と連打があって、間違いなく一撃のほうが信頼度高いんだけど、一撃でハーレム選択してもほとんど当たったことがない。
逆になぜか連打でしょぼい口説きリーチとかになったほうが当たってる気がする。
で、連打で口説きリーチ選択し、「まさか」と思ってたら本当に当たりやがった。こんなときに限って・・・
「4」図柄なので大丈夫だろうと思ってたらなんと潜伏。一番いやなところを引いてしまった。

仕方ない。「続行だ」(カイジ風ね)

うまいこと数回転で当たってくれたので助かった。そしてラブラブモード突入。
取りこぼしの可能性が出てきたが、うまいこと次で終了。しかしこれまで一度もなかった時短での引き戻しがここできてしまう。
しかも昇格でスペシャルラブボーナス。シャイニングスマイルがまた聴けるのは嬉しいが、時間が・・・
が、またもや次の当たりで終わってくれて助かる。あと5分、時短が30回だったらちょうど終われる。セグを見たがもう忘れてる。まぁ普通に考えて30回でしょ。大丈夫だ。
が、がだ、またも時短で引き戻しやがった。しかも「3」直当たりなので突入確定。昇格はなし。
あ〜あ、やっちまった。取りこぼしだ。残り30秒打てるだけ打ったが当たらず、22時50分になった。

打ちだしをやめようとしたが、周りにまだ何人か打ってる人がいたので、私も店員から止められるまで打とうと思って打ちだしを継続。
そしたらすぐに当たってくれて、その瞬間、店員から「これで最後になります」と言われた。
この当たりも単発で最悪の状況は免れた。時短のみの損失。
なんか今日は色々と普段とは違った実践になったなぁ。

年の最後の師走の初日で大負けという結果になったが、落胆はしてない。
年に何回か必ずやってしまう、収支度外視での楽しむだけの実践。
でもこれはこれでいいと思っている。だから直そうとは思わない。

そう、収支の安定には心の安定が必須。この年に何回かの楽しみ実践で私の心の安定は保たれている。冷静な判断が持続している。
そう思っているのだ。
【77】

未来が見える?  評価

ただ者 (2020年06月02日 13時46分)

昔、CRダイナマイトキューティーという台があった。

多分この台が好きだったのは日本で私くらいだったのではないだろうか(笑)
この台は、もともとのスペックが辛いだけに全く人気が出なかった。

大当たり確率約1/300、CRとしては珍しい2回権利物。

権利中は当然電サポなどなく、権利中にハマればハマるほど出玉は少なくなっていく。
権利中の確率もそんなに高くはなかったので、権利中に100回ハマることもしばしば。平均出玉は3800発くらい。

3回権利物のスーパーカブキはこのダイナマイトキューティーよりも甘い確率で平均出玉は約6000発。
スーパーカブキは3回権利物の中でも一番の激甘仕様ではあったが、このスーパーカブキと比べれば、ダイナマイトキューティーがいかに辛い仕様だったかがおわかりになるだろう。
だから打つ人はほとんどなく、本当に短命だった。
でもだからこそ、激甘台が存在した。

ダイナマイトキューティーで、1K30回未満の台を打ったことはない。当時、私はこの機種にとことんこだわった。
当時のローテは、ダイナマイトキューティーが設置してある店のみに固執した。それくらい、本当に好きだった。
当然、相性がよかったというのもある。他の機種での不ヅキ分が全部、この機種で返ってきたといっても過言ではなかった。

まぁそれでも全然足りてはいないけど。

勝率は88/98で約90%(当時の日記を調べてカウント)、ホームランも両手じゃきかない。
負けたのは平日の仕事帰りでの実践のときだけで、休日での終日勝負では一度も負けたことはなかった。
一番の自慢は、途中1900オーバーのハマリを食らったにもかかわらず、最終的に3万以上勝ったこと。

そして唯一、パチデートをした機種でもある。

相手は当時付き合っていた今の妻であるが、ダイナマイトキューティーでは絶対に勝てる自信があったので、デートをする時間も惜しかった。
妻が打つ台も当然私が選び(私はたばこも吸うし、台に集中したいのであえて私とは離れた台をいつも選択)、最初は打ちだしのポイントや右打ちの要領、保留3止め(ブン回りなので保留3止めをしても保留4になることが多数)など細かくレクチャーした。
何日目かになると、「いいよ、台だけ選んでくれればあとは自分でできるから」

うぅ、成長したなぁ(涙)

12回パチデートをし、二人とも全勝。

当時の妻は私にこう言った。
「どうしていつも出る台がわかるの?」
私は返す。
「オレ、未来が全部見えてるから。キミとはいずれ、結婚するよ」(キラッ)(歯が光るヤツね)

大体いつも夕方の6時くらいには切り上げた。当然私は閉店まで打ちたかったのだが、妻はこれくらいが限界だった。

そしてその後はいつもファミレスで祝賀会。ファミレスってところがいいでしょまた(笑)

そう言えば、当時はカップルシートなるものを設置しているパチンコ店もありましたよね。
座ってるのを見たことはなかったけど(笑)

誰にでも必ず存在するであろう、思い入れの深い機種。
そしてこれから先、私のハートを鷲掴みにする機種は、どれだけ出現してくれるのだろうか。
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