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【76】

RE:その2  評価

mixtra (2017年10月01日 06時33分)

続きです。

>やり方次第ではあるでしょうが、結果ミステリでは無差別殺人に見せかけたミッシングリンクである場合が多く

>サイコホラーのケースでも

 なるほど。
 …いつも思うのは、ミステリ作家はどうやってプロットを組み立てているのでしょうね。書評や感想の場合は大抵逆(分解、又は分解による個別評価)になりますが、作る側の視点で考えると褒め言葉しか出てこないです。ミッシングリンクや見立てなんてバラし所が遅くても早すぎても勿体ぶって説明長いと感じても、興醒めです。

 ダメダメな例では以前、とあるサスペンスミステリゲームのあらすじで
 『孤島の学校で平穏な生活を送っていた生徒達。突如異変は訪れ、生徒達が乱し、外部からの侵入者によって笑顔の絶えない学園生活は一転、狂気の世界へ』
 とあったのですが、このあらすじ、本編の中核のネタバレの一文も記載されているのです。『学園の実態は、クローン研究が行われている施設であった』と、パッケージ裏側に。
 実は生徒達はクローンで、元であるオリジナルの為の臓器提供や影武者、人体実験の為に作られた施設であり、人道的でない(←追伸ですが「非」を付けるとピワドの禁止用語になりました)この施設を壊す目的で外部から侵入した人物がおり、壊した機能の一つがクローンである生徒達のコントロール装置であった為、錯乱した、という謎の根幹が粉砕しております。

 残るミッシングリンクは『親しくしていた卒業生が卒業後、音信不通』『保険医がOBで、希望的観測を一切口にしない』『侵入者が登場人物の一人と声が一緒』などでした。
 作家個人ではなく集団で造る作品の弱点ですね。

>ミステリ仕立ての妖怪小説
>新作が出た際など、二重三重の平積み状態でしたよ。

 ミステリと妖怪とは…一見、反目しそうなジャンルというか、ナンセンスに感じますが、そこが上手くハマるとは…。そういえば京極夏彦さんは大の水木しげるグッズコレクターで、何かの番組でグッズを上機嫌で見せていました。

 しかし、それも過去の事とは寂しいの一言ですね。ゲーム業界も段々ネットに圧されている影響で、個体としてゲームが入手出来ないので聞きかじりの話でしか情報を入手出来ず、全貌を把握しづらいです。レビューサイトの批判意見が消される事もあり、編集合戦になっている事も。

>本来『鵺の碑』というタイトルで次巻が刊行されるはずだったんですよ。

 ヤフー知恵袋でも未だ新刊の質問が投稿されていますね。期間を置いても良いのでろくろ首の様に待ち続けるファンの為に続編を届けられる事を願いたいです。自分も小野不由美さんの十二国記シリーズ新作を2009年(長編は2001年)以来待ち続けていますが、執筆再開…といってもそれも去年の話ですが…一応続報あったので、いつか返事があることを期待です。

>世の中、偶然が過ぎるトリックを用いたミステリはかなり氾濫していると

 確かにそうですね。
 これを議題にすると、線引き(偶発性の賛成・反対)も必要になってきそうです。
 根本的な所をつっついてみると、『殺人』ではなく『イタズラ』を達成する目的ならば動機も薄くて良いし、偶発性の期待も「所詮イタズラだからね」で済まされます…対価としてリアリティもがた落ちしますし、読み手も本気で読まなくなりますが。

>新たなミステリファンが生まれにくい時代ではないですか、今は。
だからトータルすると微減する傾向にあると言えるんじゃないでしょうかね。


 新々本格ミステリなるジャンルは出来ないものでしょうか。

ではでは。
【75】

追う側のプレッシャー  評価

mixtra (2017年10月01日 03時27分)

 メルカトルさん、今晩は。
 パチンコ界では一発台がブームになりつつあり、その火付け役となった『天下一閃(大一)』の素晴らしい出来に感動です。一発台(権利物ですが)は撤去直前のミルキーバー位しか経験がありませんが、並びで座られた方へお話を伺うと、どの方も『スーパーコンビ(三共)』に似ていると仰ります(実際は同じ大一のハードロック2がベースらしい)。併せて当時の話も、とても楽しそうにされており、いつもリアルで打てた方が羨ましいと思います。

 1球1球の動きを眺めているだけで楽しいですし、負けたらデジパチの比じゃない位悔しいです。

>それにしても広島は隙が無いですね。
>3位争いは益々激しさを増しています。両チームとも負けましたからね。これは最後まで本当に分かりません。

 巨人は追う側のプレッシャーからか、先発・畠投手が4球で退場、広島はニューヒーロー板倉捕手の活躍でDeNAを退け、この期に及んで尚新顔が表れる程の底の深い選手層は、最早脱帽に値します。

 明日は巨人が三本柱の一角・田口投手ですが前回の登板では奮わずリベンジ登板となります。阪神はスライダーが武器のサウスポー・岩田投手。DeNAはウィーランド、広島は四球病で2軍で調整後の登板となる岡田投手です。

>現段階だと福田のレギュラーは来年もおそらく約束されているような気がしますが、その点周平はまだまだ課題が多いようで。

 今期序盤は深刻な得点力不足に悩まされましたから、周平は打線の核にもなって欲しいですね。やる事盛り沢山ですが、寧ろ過去の宿題が残っているとも言えますか。
 福田選手は更に確実性が上がってくればゲレーロが抜けても穴は埋まるでしょうから、更なるレベルアップを図り、引退された森野新コーチを安心させて欲しいです。

>ダイヤの原石
>いずれにしても捕らぬ狸の皮算用ですからね、誰にしろ獲ってから悩まないと。
高卒ルーキーは育てるのがなかなか難しいかもしれないので、2軍からしっかり鍛え直してほしいものですね

 そうですね。ダイヤの原石と比喩しましたのは、素材はずば抜けていますが、即戦力としては厳しいものを感じます。ポジションも捕手ですし、本当ならば谷繁監督時代に欲しかった人材です。言えば言う程皮算用に拍車がかかりますが、狸だけに大化けしそうな逸材はどうしても値踏みせずにはいられないですね。

続きます。
【74】

RE:その2  評価

メルカトル (2017年09月30日 23時37分)

つづき。


> そうですね。極端に言ってしまえば犯人当てよりもテロ捜しになりそうですね。

やり方次第ではあるでしょうが、結果ミステリでは無差別殺人に見せかけたミッシングリンクである場合が多く、純粋にテロと戦うとなると、それは最早ミステリを逸脱しているのではないかと思います。


> 動機は…サイコホラーならば寧ろ無い方が狂気度が増しますが、ミステリですからね。

サイコホラーのケースでも、容疑者に何らかの共通点があるのが普通でしょうね。
だからこそ犯人が特定できるとも言えるし、ミステリとして最低限成り立つのだと思います。


> 見立てる事自体が遊び心やイタズラ心ですから、必然性に迫られる理由が浮かび上がりませんね…。

例えば強迫観念に駆られてやむを得ず実行したとか、単純にある人物しか知り得ない見立てをおこなうことによって犯人が容疑圏外に逃れられるとか。
他にはそうですねえ、何らかの信念による見立てとかですか。


> 格言まで出来てしまった位、読んだ誰もが魅力にとり憑かれてしまったのですか。

ミステリ仕立ての妖怪小説など、それまでに存在しなかったジャンルですから。そりゃっ夢中にもなりますよ。しかも無類の面白さを兼ね備えているとなれば、ハマる人はハマるはずです。

新作が出た際など、二重三重の平積み状態でしたよ。あれだけ分厚い本が飛ぶように売れた時代などこれまでになかったんじゃないですか。


> 一種の完成形を迎えたか、別の可能性を追い求めでもしたのでしょうか?

もう限界に来ていたのかもしれませんね。あれだけ密度の濃い小説をそうそう何作も立て続けに出せるものではないですよ。

それに版権が変わったからという説もありますが、これはちょっと怪しいでしょう。
既に何年前になるか忘れましたが、本来『鵺の碑』というタイトルで次巻が刊行されるはずだったんですよ。


> ああ、そうか。完璧過ぎる必然性のトリックだけだと犯人も消去法で当てやすそうですから、偶発性(天気等の自然現象や人間の行動原理)も入れて探偵側のミスリードを誘う目的もありますか。

世の中、偶然が過ぎるトリックを用いたミステリはかなり氾濫していると思いますよ。勿論、確信犯ですけどね。
考えてみれば、そんなトリック現実にはあり得ないのばかりじゃないですか。


> 逆に、ミステリファンが減った分どこに流れているのでしょうね。…ラノベか、ラノベなのか!?

一つの趣味を長年続けるのは意外に難しいのだと思います。
これまでミステリを読み続けてきた人が、自然と遠のいてしまう、ありがちな話でしょ。
逆に、新たなミステリファンが生まれにくい時代ではないですか、今は。
だからトータルすると微減する傾向にあると言えるんじゃないでしょうかね。


ではまた
【73】

RE:阪神はCS決定  評価

メルカトル (2017年09月30日 23時13分)

mixtraさん、こんばんは。


> 開幕前のセ・リーグ順位予想の段階では、一体誰がこんなもつれた展開を予想できたでしょうか。広島が強すぎたのか、巨人が不甲斐ないのか。

巨人は13連敗が痛すぎましたね。せめてそこを5割で行っていれば、今頃CSは決まったようなものだったのではないですか。

それにしても広島は隙が無いですね。打線のつながりが他のチームとは違いますよ。
ピッチャーもそれなりに安定していますし。


> 同意見です。巨人キラー山口を取られたDeNAに肩を持ちたいです。阪神も?

本日阪神が2位を確定しましたが、3位争いは益々激しさを増しています。両チームとも負けましたからね。これは最後まで本当に分かりません。


> 昨年はFA流出による外野スカスカ状態を回避したのに、今年は内野スカスカ状態の心配ですね。一塁を周平に守らせたりと森監督も色々試しておりますが、どうなるやら。

現段階だと福田のレギュラーは来年もおそらく約束されているような気がしますが、その点周平はまだまだ課題が多いようで。
ファーストをビシエドと争わせる腹積もりなのかもしれませんね。だからサードを福田に無理やりでも守らせると。


> 高校に入ってから打撃開眼し、今年の甲子園でブレイクしました。

うーん、ダイヤの原石ですか。それほどまでに評価が高いとは思いませんでした。
ファンの眼もあながち曇ってはいないということですかね。私の知識や情報がなさすぎですか。

いずれにしても捕らぬ狸の皮算用ですからね、誰にしろ獲ってから悩まないと。

高卒ルーキーは育てるのがなかなか難しいかもしれないので、2軍からしっかり鍛え直してほしいものですね。


つづきます。
【72】

RE:その2  評価

mixtra (2017年09月30日 03時49分)

 続きです。

>まずは動機ありきじゃないですか。動機なき殺人は無差別殺人であって、ミステリとしてはなかなか取り上げづらいテーマだと思います。

 そうですね。極端に言ってしまえば犯人当てよりもテロ捜しになりそうですね。…といっても、結局犯人の意図が分からなければそれで話を引っ張る事が可能ですが。我孫子さんの速見三兄妹シリーズ『メビウスの殺人』がこれに該当しており、最初から犯人視点と三兄妹視点で話が進みます。

 動機は…サイコホラーならば寧ろ無い方が狂気度が増しますが、ミステリですからね。ジャンル定義の為にもあった方が良いですね。

 うーん…後は見立て殺人の理由か…見立て殺人を行う事で、殺害順序を誤認させてアリバイ証明に使ったとかですと、動機というより手段か…。条件を絞った上、順序を固定させた殺人のメリット自体が謎ですね。わざわざ制約する事で正体や犯行目的がバレる可能性甚大ですし、…そういう意味では『そして、誰も』は感心せざるを得ないです。

 見立てる事自体が遊び心やイタズラ心ですから、必然性に迫られる理由が浮かび上がりませんね…。

>「京極以前、京極以後」と言われるように、彼の影響を多くの作家が受けたと思われます。

 格言まで出来てしまった位、読んだ誰もが魅力にとり憑かれてしまったのですか。それが

>それが今では当時の面影もありません、残念なことです。コンスタントに京極堂シリーズを刊行していれば・・・。

 一種の完成形を迎えたか、別の可能性を追い求めでもしたのでしょうか?面影すら無いとは、悲惨極まりないです。

>偶発性のトリック
>いや、そんなことはないと思いますよ。偶然に頼ったトリックは数多く存在しますし、それが上手く働けば叙述トリックにもなりうるわけですから。

 ああ、そうか。完璧過ぎる必然性のトリックだけだと犯人も消去法で当てやすそうですから、偶発性(天気等の自然現象や人間の行動原理)も入れて探偵側のミスリードを誘う目的もありますか。

>現在はCSでそういったものを楽しめる時代なんですね。

 ミステリ専用チャンネルもある位です。国内作品に限らず海外ドラマもほぼ24時間放送されていますので、浸かりたいだけどっぷり浸かれます。


>まあしかし、ミステリも斜陽ならパチンコも斜陽ということで、時代の流れというのは無情なものですね。

 逆に、ミステリファンが減った分どこに流れているのでしょうね。…ラノベか、ラノベなのか!?

ではでは。
【71】

RE:阪神はCS決定  評価

mixtra (2017年09月30日 02時20分)

 メルカトルさん、今晩は。
 開幕前のセ・リーグ順位予想の段階では、一体誰がこんなもつれた展開を予想できたでしょうか。広島が強すぎたのか、巨人が不甲斐ないのか。

>個人的にはDeNAがCSに進出して欲しいですが。

 同意見です。巨人キラー山口を取られたDeNAに肩を持ちたいです。阪神も?

>京田選手
>問題はそれ以外のポジションです。

 昨年はFA流出による外野スカスカ状態を回避したのに、今年は内野スカスカ状態の心配ですね。一塁を周平に守らせたりと森監督も色々試しておりますが、どうなるやら。

>中村君はそんなにバッティングがいいんでしょうか。

 高校に入ってから打撃開眼し、今年の甲子園でブレイクしました。以前は打撃について(清宮君フィーバーの影響もあって)そこまで騒がれた選手ではありませんでしたが、夏の大会で清原の本塁打記録を更新した為、評価はうなぎ登りに。ここぞ、という時の勝負強さは文句無しです。
 個人的にはセンスの塊、ダイヤの原石の様なイメージです。打撃も守備も、磨けば磨く程、光輝く逸材。広島スカウトの話では捕手よりも打撃評価が高く、肩を生かす為に一塁手よりも寧ろ三塁手として鍛えたいという話もあります。
 光輝く逸材であるが故に、高卒即プロよりも大学で更に磨いてからの方が良いと、早すぎるプロ表明を嘆く声もちらほら。

続きます。
【70】

RE:その2  評価

メルカトル (2017年09月29日 22時40分)

つづきです。


> そうですね。犯人当てやトリック看破はミステリの根幹ですが、人が人を計画を練ってまで殺害したいという理由は、作品としての根幹ではないかと思います。

私もそうなんですが、動機動機とうるさい評者が多いと思いますが、やはり動機あっての殺人ですからね。
まずは動機ありきじゃないですか。動機なき殺人は無差別殺人であって、ミステリとしてはなかなか取り上げづらいテーマだと思います。


> 思いだしたのが、以前『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』のメルカトルさんの感想でも「動機が余りにも軽すぎて理解出来ない」と仰っており

よく覚えておられますね。書いた本人でさえ相当忘れているというのに。あとから見ておきます。
ああ、でもそう言えばそんなこと書いたような覚えがあります。主犯も従犯も動機が薄いようなことを。


> 京極夏彦さんのデビュー作なのですね。

あの頃はまだまだミステリも捨てたものではなかったですよ。講談社を中心とするノベルスも一大勢力を保っていましたし。
特にこの作家の出現はミステリ界に大きな衝撃を与えました。よく「京極以前、京極以後」と言われるように、彼の影響を多くの作家が受けたと思われます。
それが今では当時の面影もありません、残念なことです。コンスタントに京極堂シリーズを刊行していれば・・・。


>  トリックに偶発性を持った時点でトリックじゃないじゃん!

いや、そんなことはないと思いますよ。偶然に頼ったトリックは数多く存在しますし、それが上手く働けば叙述トリックにもなりうるわけですから。


> 因みにCSフジテレビの人気長寿番組『ゲームセンターCX』にて今週のプレイしたゲームは『西村京太郎ミステリー ブルートレイン殺人事件』でした。

うーむ、今でもそんな企画がCSで観られるんですね。昔は2時間サスペンス程度でも満足していましたが。ゲームとドラマの違いこそあれ、現在はCSでそういったものを楽しめる時代なんですね。


> 考え方としては、パチンコにミステリを移植すると思って頂ければ分かり易いかもしれません。

確かにそれは分かりやすい例えですね。パチンコもあらゆるメディアとのタイアップもやりつくしている感がありますから、ミステリやホラーに目を向けるのは当然の成り行きと言えそうです。

まあしかし、ミステリも斜陽ならパチンコも斜陽ということで、時代の流れというのは無情なものですね。


ではまた
【69】

RE:阪神はCS決定  評価

メルカトル (2017年09月29日 22時20分)

mixtraさん、こんばんは。


めっきり秋めいてきましたね。朝晩肌寒いくらいです。日中はそこそこ気温が上昇するので、寒暖の差にやられそうな今日この頃です。


> DeNAと巨人ですが、負け数が同数ならDeNA進出となります。

今日のDeNAの勝ちでまた分からなくなりました。
半歩リードしたとは言え、まだ巨人が優勢な気がしますね。個人的にはDeNAがCSに進出して欲しいですが。


> 決まれば中日では1998年の川上憲伸さん以来ですね。新人記録も更新して、名実共に中日を牽引して欲しいです。

怪我さえなければ向こう十年以上ショートは安泰、でしょうか。だったらいいんですけどね。
問題はそれ以外のポジションです。ゲレーロは残留しそうにないですしね、ビシエドも頼りないし。
サードは福田に守らせる腹案でもあるのかもしれません。


> 保険というか、天秤にかける様な考え方であれば、清宮君は中村君の代わりは務まらないが、中村君は捕手がダメなら打力で最悪1塁にコンバートすれば、清宮君の代わりは出来るのでお得であると言えます。

私はよく知りませんが、中村君はそんなにバッティングがいいんでしょうか。
ファーストを守らせても良いくらいの技術を持っていれば、そりゃ中村君に行きたくなるのも分かりますけど。


> 清宮君ですが、語録を読むと向上心が強いんだな、という発言が多いですね。

なるほど、そういう見方もできますか。かなり強気の性格なのかとも思っていましたが。温厚そうな顔立ちに見えますけどね。
まあ111本も打ってれば、それなりのことは誰でも言うでしょう。
【68】

RE:その2  評価

mixtra (2017年09月29日 06時38分)

 続きです。

>最初に問題になるのは…
>小説の中での出来事なのでリアリティを求めてはいけないと

 なるほど。…ああ、やはり聞くだけでもミステリは面白いです。絶対読み返したくなりますもの。映画の感想もそうですが、クリスティのトリックにせよ、動機にせよ、一つ一つが練られて、且つ語るに丁度良いからかそ、現在にも親しまれる作品なのでしょうね。

>せめて人間の行動原理として納得のいくものにしてほしいと願います。

 そうですね。犯人当てやトリック看破はミステリの根幹ですが、人が人を計画を練ってまで殺害したいという理由は、作品としての根幹ではないかと思います。売りたい、流行らせたいだけの商品だと理由をおざなりにしている事が多々ありますね。

 思いだしたのが、以前『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』のメルカトルさんの感想でも「動機が余りにも軽すぎて理解出来ない」と仰っており、『教育方針からして、元々家族ごと狂っていた』では理由にならないとも。まあ、あんな家族が本当にいたら、近所の人があり得ない理由で神隠しにあってそうですからね。

>『姑獲鳥の夏』
>だからいつも私は言っているんですよ、あれはトリックではないと。

 京極夏彦さんのデビュー作なのですね。メルカトルさんを始めとしたミステリーの祭典の書評を拝読させて頂きましたが、8点以上か2点以下が多く、その点数を付けた方の殆どはトリックの感想を短文で記述されおりました。好意的な方はこれ読んで京極夏彦ファンになったとも。
 そんな方々へメルカトルさんは「但し本作にトリックはない。見えるとか見えないとか、トリックだと思うから腹が立つのであって、エンターテインメントと割り切れば瑣末な問題だと気付くであろう」。と、割り切れよ!という一石と「一生忘れない」という本に対する最大の賛辞を贈り、メルカトルさん他書評者へ強烈なインパクトを与えた作品だというのは理解しました。

  トリックに偶発性を持った時点でトリックじゃないじゃん!

 話は逸れますが、1通目に『王さんの始球式』について記述しましたが、スマホが単語を知らず、ウッカリ『王さんの死球式』と失礼極まりない文章を書いてしまいました。機械の無知と人間のウッカリを利用したトリックは、何となく既存のミステリや今後のミステリにも出てきそうな気がします。ニュースでもウッカリ大惨事な出来事が度々取り上げられていますし。

>ミステリとゲーム
>相性は悪くないと考えてよろしいのでしょうか。

 はい。文章に映像や声を足せば良いだけですから、欲や大層な事をやろうとさえ考えなければ、かなり相性は良いです。これをゲームでは『アドベンチャーゲーム』と定義しており、過去自分のスレッドのタイトルにしております。

 因みにCSフジテレビの人気長寿番組『ゲームセンターCX』にて今週のプレイしたゲームは『西村京太郎ミステリー ブルートレイン殺人事件』でした。
 1978年発表、西村京太郎自身が良作作品5選にした作品をファミリーコンピューターでゲーム化したものです。
 もうブルートレイン無いですから時刻表トリックどころか話そのものが成立しないですが、それを抜きにしても、やはりキチンとした作家が原作の話を読むのは面白いです。

>ミステリをゲームとして気軽に楽しむ

 考え方としては、パチンコにミステリを移植すると思って頂ければ分かり易いかもしれません。
 過去には本格ミステリではありませんが、ゲーム原作の『ひぐらしのなく頃に』、漫画原作の『金田一少年の事件簿』がパチンコ化されています。
 『ひぐらし』は話の起点の核をリーチにし、大当り時に1話目からダイジェストで読める様になっており、オチや犯人を知りたくなければ『話を最初から読む』にすればネタバレ回避も可能です。

 ミステリを読む間口が増えて欲しいですね。

ではでは。
【67】

阪神はCS決定  評価

mixtra (2017年09月29日 04時28分)

 メルカトルさん、今晩は。
 こちらは本日、夜が涼しくなりました。雨もあって、長袖とシャツで少し寒さも感じた1日でした。


>DeNA負けましたね。残りの対戦相手を考えると巨人のほうが有利な気がしてきました。今日の負けは大きいと思います。

 DeNAと巨人ですが、負け数が同数ならDeNA進出となります。しかし、今年はCSが10月14日と間隔が開くため、巨人は菅野・マイコラス・田口の三本柱を起用する事が十分に考えられますし、残り3試合中の阪神2試合で1勝、最終戦のヤクルトで順当に1勝と考えると、DeNAの4勝1敗は厳しいと感じます。

>京田選手
>新人王

 決まれば中日では1998年の川上憲伸さん以来ですね。新人記録も更新して、名実共に中日を牽引して欲しいです。

>ソフトバンク・広島は控えも凄いですから。誰かが怪我しても他の選手がカバーして活躍するというね。もう他のチームから見れば羨ましい限りじゃないでしょうか。

 しかも、どちらもポストシーズンに付き物のラッキーボーイを抱えていそうですよね。個人的にソフトバンクは今年ブレイクした上林選手に注目しています。

 尚、ソフトバンクの1位根拠の捕捉ですが、2位楽天・3位西武に勝ち越している事、更に両チームのエースも得意としている事です。
 楽天は則本が2勝3敗、岸が2勝4敗、西武は菊池雄星が0勝4敗で、記憶が確かであれば、入団以来ソフトバンクに1勝もしていないのではないかと思います。

>広陵 中村君
>大きな賭けですけどね。それまでほとんど無名だった高校生を指名するのはギャンブルだと思います。大怪我する可能性もありますからね。

 保険というか、天秤にかける様な考え方であれば、清宮君は中村君の代わりは務まらないが、中村君は捕手がダメなら打力で最悪1塁にコンバートすれば、清宮君の代わりは出来るのでお得であると言えます。因みに中村君は地元・広島も獲得に興味を示しております。

>清宮君
>ビッグマウス

 以前話題にあった清宮君のビッグマウスについてですが、どうもこういう事ではないか、と調べてみました。
 清宮君ですが、語録を読むと向上心が強いんだな、という発言が多いですね。甲子園の土を持ち帰らない事については、来年成長して戻ってきます、将来の目標は王さんの記録かメジャーなどです。但し、王さんの始球式の際のコメントでは、まず一番先に王さんに敬意を表したりと、一般常識はそれなりにあるのではないかと思います。
 又、向上心溢れるコメントは早稲田実業の教育方針ではないかというのが、先輩・ハンカチ王子こと斎藤佑樹選手のコメントにも見受けられた為、感じました。
 従いまして、清宮君のビッグマウスはマスコミ受けが良い言葉を選んで発言していないのではないかと受け取られ、清宮嫌いの方に使われた言葉ではないかな、と思いました。

 又、もし主要因があるとすれば、講演会やインタビューに精を出す親父さんが影響していないのではないかと思います。

 昨日の信頼出来ない語り手でも書きましたが、伝えるって難しいですね。

続きます。
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