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【254】

RE:社長!!

500ml (2006年04月21日 19時00分)
ママ:「500君!もう起きて、閉店よ。店、閉めるから・・起きて!」
500 :「エ?ウーーン・・、なんだよォもっと早く起こしてくれないと、タクシーもうネーじゃん。」
ママ:「なに言ってんのよォ、グースカ寝てて、勝手ネ!。タクシーなんか要らないわ、ほら鍵閉めるから裏から出て待ってて。車持ってくるから・・」
500 :「ウン」「・・送ってくれるんかな?どこか行くんかな?・・」

煙草をすって待っていた。1本吸い終わったころ・・。車が来た。

ママ:「さ!乗って!」当時流行の橙色の「トレノ」だった。
助手席が前いっぱいで、小綺麗だったので、今まで誰も乗ってないのだな・・・?と勝手に思った。

500 :「どーこ行くのさ?」返事が無かった。
交差点で信号停止も、沈黙・・・・・。

ママ:「どこも行かないわ、帰るのよ。フフフ・・・チュ!」走り出して間もなく、ほほに軽くキスをされた。
500 :「あ、あっぶねェなァ! あ、安全運転!」
平静を装ったが無理がある。内心「ドキドキ!」いや、「バックン!バックン!」していた。

もう「深夜」という表現がまさにぴったりの時間帯であり、行き交う車もまばらで、街のネオンも半分ほどは消えていた。たばこをくわえてハンドルを裁く女(ママ)は、見た目、三十路とも思えるくらい若く感じた。
酔っていてからかも知れない・・・。本当の年齢を私は知らなかった。

ママ:「500君、今日どれくらい飲んだの?」
500 :「エ?覚えて無いよ・・。水割り作ってくれた人が覚えてないのに、酔った俺が覚えてる訳無いじゃん。」
ママ:「そうよね!・・・ああ、そろそろ着くわ。」「ここよ!」
500 :「ふーーン、こんなとこに住んでんだァ。」

何階建てかは次の日に解ったが、立派なマンションの1階駐車場に車は止まった。

つづく

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N君の続きも頼むで♪  評価

渡り鳥アキラ (2006年04月22日 23時48分)

鷲、エロっぽい噺も嫌いぢやないが、極道のつづきも聞きたい!!
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