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【15】

RE:マリー・ルイーゼ

カンパチ・環八 (2016年12月16日 22時18分)
青いカラスさん、こんばんわ。

(ま、そうおっしゃらずに)

>では、なぜ、縄張りを主張するのか?それは、生存のため、子孫を残すためではないでしょうか。

遺伝子論でしょうか。

生命の起源はいまだ謎ですが、今のところ分かっているのは、
生存競争はDNAの仕業だというものです。
何はともあれ、生き残ることがDNAの第一使命だからです。
しかし、この論理が唯一正当だとすると、人は人を殺して当然だ、となってしまいます。

それは、おかしいと思います。
なんでおかしいのか、は、もうちょっと考える必要があります。
この点は、ひとまず、保留。

>自然界では身体的にひ弱な人類は集団を形成することで、それをカバーしてきました。

これは、社会心理学、特に、群衆心理学的論理だと思います。

この点については、僕の落ちトピ、最終投稿日(2016/05/30)「カンパチ・ベルガーZXR 」の【16】
で、すでに述べてますので、ここに貼っときます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
では、人間は、なぜ、差別をするのか。
僕の考え方を、できるだけ簡単に書きます。

人間は、一人では生きていけません。
もし、アフリカのサバンナに、丸裸で放り投げられたら、あっという間に、他の猛獣(ライオン、ハイエナなど)の餌食になるでしょう。
想像してみればわかります。
あなたは、素手で、クマと戦って勝てますか?。

では、なぜ、人間は、地上最強の生き物になったのか。
道具を手にし、集団化したからです。
クマを相手に、一人では勝てないけど、何か道具(この場合は武器)を手にして4〜5人で、闘えば、簡単に勝てます。

ここから先が問題です。
武器を手にし、集団化することで地上最強となった人間にとって、最も手ごわい相手は誰でしょうか。
「他の人間集団」です。

人間は、集団化し、ほとんどの人間が、どこかの人間集団に帰属し、その集団に守られて、生きるようになりました。
すると、奇妙なことが起きました。

A集団に帰属する人間は、B集団に帰属する人間を、「同じ人間だ」とは思わなくなったのです。
あっさり言えば、B集団の人間を殺すようになったのです。

人間が他の人間を殺す、ということは、原始時代から起きていました。
実に奇妙な現象です。
他の動物では、まず有り得ないことです。
シマウマが他のシマウマを殺すということは無いし、
ライオンが他のライオンを殺すということはありません。
まれに、共食い、ということがありますが、それは、極めて限られた条件下でしか起きません。

人間は、衣食住など、何の不満が無くとも、他の人間を殺します。
なんででしょうね。
おそらく、「他の人間が怖い」からだと思います。
つまり、人間は、誰しも「人間は他の人間を殺す」ということを経験的に知ってしまったので、「他の人間が怖い」のではないか、と思います。

そうすると、差別というのは、「人間が、他の人間から殺されないように、他の人間を押さえつけよう」という意識から生じているのではないか、と思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

戦争は「差別意識」が原因だ、という説は、だいぶ前から言われています。

さて、人が人を殺す理由はほかにもあります。

読んでいただけるかどうかわかりませんが、いずれこのトピで書こうと思ってます。
と言っても、僕個人の発想ではありません。
ある学者が言ってることを知って、
「なるほど、そうかも」
と思った次第です。

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RE:マリー・ルイーゼ  評価

青いカラス (2016年12月18日 21時38分)

どうも、こんばんは。
少し落ち着いたようですね。

さて、私とカンパチさんとは争いの根源については、ほぼ同じ考え方をしているようですね。

少し違うのは、2つ。1つは、同じ種同士でも戦うことが特殊ではないというのが私の考えです。
私は、趣味で鮎釣りをやるのですが、これは鮎の縄張りを守る習性を利用した友釣りという方法で釣ります。鮎自体は草食ですが縄張りに入ってきた他の鮎を体当たり攻撃で、そこから追い出します。お互いに、かなりの体力を消耗し、その場所を奪えなかったり、奪われてしまうと死ぬ場合もあります。死ぬことは戦いの結果にすぎないのです。

もう1つは、人間は集団に守られるのではなく、集団の中で役目を果たすことで生き延びると考えています。

>人は人を殺して当然だ
これは、正しくはないけれど必然なのでしょう。多分、ですが、あらゆる生物の中で時間的にかなり先のことまで予想や想像できるのは人間だけで、その能力が故に、資源は有限であり、衣食住が満たされている状態が長く続かないことを知っているがために他の集団に争いを挑むのではないかと。

ですから、人間が同じ種である人間を殺してしまうほどの争いを仕掛ける感情の拠り所として差別意識があるのではないかと。カンパチさんとは順番が逆の考え方です。

最近、欧州で起きている移民拒否の動きもまさにこれで、「あいつらが俺たちの仕事を奪う。あいつらが俺たちの払ってきた社会保険の財源を食い潰す」と排斥(争いを仕掛けている)している。差別は後付けなのでは?と。
これも、ひょっとしたら締め出された移民、異文化を持つ者らは、仕事や食うことに困り死を待つことなるやもしれません。

つまり、争いの結果なのではないでしょうか。
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