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【1111】

本の紹介です 天才たちのカオスな日常  評価

ゆさみん (2017年02月12日 23時12分)

最近読んだ本の紹介を。

「最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―」二宮敦人/著(新潮社)
いやー、ノンフィクションで面白い本を久々に読みました。

新潮社の広報誌「波」に載っていた文章を読んで、読みたいと思ったいました。で、実際読んでみて、やはり面白かった。どこが面白いかは高野秀行氏の「波」に載った文章を転載したほうが
伝わりやすいと思ったので、以下一部引用します。(下に続く)
【1110】

最後の秘境 東京藝大  評価

ゆさみん (2017年02月12日 22時26分)

 著者は小説家で、芸術とは格別縁がない、言わば普通の人。だが奥さんが現役の東京藝大生(彫刻科)。巨大な一本の木に鑿をふるって家中が工事現場のようになったり、半紙を体中に貼り付けて「自分の型」を取っていたりする。台所でツナ缶を見つけたと思いきや、ガスマスクのフィルター部分だった。「樹脂加工」の授業で、有毒ガス防止のために使用するという。しかもどこで買ったのかと訊けば、「生協」。藝大の生協ではガスマスクが販売されているのだ。
  あまりに面白いので、妻をコーディネーターとして藝大探検を始めた彼らの制作・演奏現場も訪ねる。その全貌はまさに南米のアマゾンをも彷彿させるカオスっぷり。
  例えば、「天才」という人種。ある日本画専攻の学生は、十代の頃からグラフィティ(落書き)を繰り返して警察に何度も逮捕されたあげく少年院送りとなり、出所(出院?)してからは鳶職とホストクラブのホストで稼ぎまくったが、「やっぱり絵が描きたい」と藝大に入ったという。
  音楽環境創造科には2014年国際口笛大会のグランドチャンピオンがいる。口笛の世界最高峰なのである。「オーケストラや室内楽に『口笛』というパートを作りたい」と語る。
  東大工学部建築学科を卒業しているという猛者もいる。中高一貫校にいたこともあり、流されるまま勉強しているうちに東大に入った・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・が、「何かをやりたかったのにやらなかった」と後悔するのが嫌で、一念発起して藝大に入り直したとのこと。しかも作曲科! どれだけ才能があるんだ、と言いたい。
  天才の他に、当然奇人変人も多い。家の天井にビニールパイプを張り巡らせて水を撒き「雨宿り」を味わうという表現をしている先端芸術表現科の学生、究極の美を表現するためにブラジャーを仮面にハートのニップレス姿でキャンパスを闊歩しているが、なぜか専攻は絵画科油画専攻という女子学生……。
  しかし、である。笑っていたのは最初のうちだけだった。やがて、あまりの真剣度に圧倒されてしまった。
  ピアノ専攻の学生は毎日、自主練が九時間。「目が見えなくなっても片腕がもがれても最悪なんとかなるけど、耳は大事。だから耳のケアには気をつかっている」というようなことを平然と語る。美校も負けてはいない。例えば、「鍛金(簡単にいえば鍛冶)」の研究室にはエアープラズマ溶断機、大型高速カッターなど「命取りになる機械しかない」。化繊の服は火がついたとき一気に燃え広がるので綿の服を着るようにするという。危険と隣り合わせだが、制作は超繊細。金槌も用途で使い分け、人によっては何百本も持っている。しかも全部自作……。
  芸術と聞くと、私のような素人は「感性の世界」と思ってしまうが、実際には肉体を酷使し、0・1ミリ単位の技術を磨いているのだ。先鋭的なアルピニストや修行僧に近い。しかるに、卒業してプロになれるのはほんの一握りしかいないという恐ろしく厳しい世界である。
  にもかかわらず、本書に登場する藝大生に悲壮感はない。誰しも楽しげだ。そして、自分の専攻について情熱をこめて語りに語る。バロック、デザイン、三味線、漆芸……。
  東西のあらゆる芸術の魅力が若者たちの言葉で生き生きと語られる。私は正直言って、こんなに芸術が眩しく思えたことがない。ある意味で、高名な芸術家や評論家の言葉を超えている。藝大生たちはまさに今、採れたばかりの野菜のようだ。大したブランドでなくても、鮮度が抜群に高い。
  笑って驚いて感動してしまう。秀逸な芸術入門書としてもお勧めである。
【1109】

RE:・・・唄と本とパチと・・・・  評価

ゆさみん (2017年02月12日 22時19分)

こんばんわ。久しぶりのゆさみんです。

熊楠さん。最近は大沢在昌ですか。そういえばこのところずっと読んでいない。
久しぶりに読んでみようかな。
勝負の方は山有り谷有りですよ。近いうちに、溜飲を下げるような体験をするはずですよ。世の中そういう風にできています(笑)

ああだこうださん。
原田マハ、そうですが、面白いですか。
こないだWOWOWで氏の著作「本日はお日柄も良く」が放送されましたがいかがでしたか?
私はちょっと話数が4回と短いこともあって、出来すぎかなあと思ったのですが。
熊楠さんに続き、ああだこうださんがオススメするのであれば、原田マハ氏、要チェックですね。
「この世界の片隅で」「聖の青春」を映画部屋でコメントしていますので、良かったら読んで下さいませ。

百北301改さん、高田氏情報ありがとうございます。
早速、アマゾンに注文しませう。

みゆりんりんさん。
映画部屋でもコメントしていますが、三国志にどっぷりの様子。
ああ、続きが読みたい本にどっぷりと浸れる幸せ、羨ましい限りです。
【1108】

RE:・・・唄と本とパチと・・・・  評価

ああだこうだ (2017年02月11日 20時15分)

こんにちは

またまた、すごい寒波が来襲(今週)
みなさま、だいじょうV


原田マハ「楽園のカンヴァス」、「太陽の棘」

どちらも、絵画が深く絡むお話で面白かったです。
特に楽園の〜は、殺人はないが、完璧なミステリーで、とてもち密で捻りの効いた凄い作品でした。


新居昭乃

youtubeにたくさんupされてますね


「美しい星」
https://www.youtube.com/watch?v=LKn9J7_EWNE

1986年のデビューアルバム収録
アニメ映画「ウインダリア」ED(未見ですが、とっても悲しい話だそう)
20代の若々しい声で、儚い悲しみが迫ります


「Adesso e fortuna 〜炎と永遠〜」
https://www.youtube.com/watch?v=eDz23w1Dld4

アニメ「ロードス島戦記」OP
ファンタジーアニメの元祖的存在だそうな
2009年のライブパフォーマンスもあります
https://www.youtube.com/watch?v=pGHhBlgOWV4


「空の青さ」
https://www.youtube.com/watch?v=fZ9kHOcc0fk

これもアニメ「パルムの樹」(2001)主題歌

どれも、儚く悲しい美しい曲(作詞作曲)
実力があってもなかなかメジャーになるのは大変だってことですね。
特にアニメ界にはそういう人が多いような気がします。


熊楠さん

>リーチの題名がキリン柄で赤保留。今度こそ来るか?とも見守ると

>と見守ると、北斗の戦いに  の文字までキリン柄。

どちらのキリン柄も大当たり確定ですよ。赤数字で良かったですね。
ST中☆4ではずすと、衝撃がきついです
STの後半は、赤保留が出やすいので、信頼度50%くらいですかね
まあ、けっこうあることです(懐かしいなあ)


では
【1107】

RE:・・・唄と本とパチと・・・・  評価

熊楠 (2017年02月10日 13時47分)

今日は有給休暇。

花粉症が始まりそうなので早めに薬をゲットすべく耳鼻科へ。
去年は何も知らずに行ったら、65人待ちです!!と言われるくらいの混雑。

で、開院の30分前に行って12番をゲット。
予想より早く終わってその時点で9:40.
じゃパチへ。と言うことでモンハンから。
2.5Kで凸通。最近こればっかだなぁ〜 まぁ時短50回転で引き戻せば良いからと
打ち始めた38回転目に赤保留!!キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!当たってよ。頼んだよ!!
願いはかなわずあっさりハズレ。その後百裂でも良いことなく北斗無双へ。

今回は219Verではなく300の方で勝負。
これが、打ち始めて4回転目が金保留。しかも最初から金。
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!

で最後のカットインがキリン柄のラオウ。でハズレ。
ウッソー 帰ろうかと思った次回転でタイマー(長かった60かな?)青保留
これは疑似3であっさりハズレだろうなぁ〜とも守ると
リーチの題名がキリン柄で赤保留。今度こそ来るか?とも見守ると
最後もタイマ−。長さから最後のカットインはキリン柄が決まり来るだろう
と見守ると、北斗の戦いに  の文字までキリン柄。

リーチ絵柄は5なので当たればRUSH確定。いくらなんでもキリン柄3個重なれば当たるだろう!!
と見守ると今度は無事に当たり。RUSHへ。

ラオウで開始。で30回転目位で赤保留!!相手はアインで☆4個。
これはもらったでしょと安心して見守ると、先制しない。
まぁまぁね。と見守ると最初の攻撃が全く効いてない。
えっ?でも攻撃は奥義炸裂。ボタンも一撃。でもまさかのハズレ
あっあれね。七星ね、もうビックリさせるんだからぁ〜
でも煽りの何もなく次回転へ。ウッソー。

その後赤保留を2回ハズシお約束のSTスルー。
全く当たる気がせずに、モンハンへ逆戻り。
で赤保留になるも盛り上がりに欠ける展開で当然のようにハズレ。

ここまで嫌われると当たる気がしないので、早々に帰宅しました。

ここの所、当たらないなぁ。
【1106】

RE:・・・唄と本とパチと・・・・  評価

みゆりんりん (2017年02月10日 11時34分)

>ついに「あきない世傳金と銀(3) 奔流編」の刊行が発表されましたのでお知らせにまいりました。

ぷぎゃっ????

待機すっぞ〜w
(予約の準備)
【1105】

13〜15冊目は  評価

熊楠 (2017年02月09日 19時20分)

今年の13冊目は
大沢在昌 語りつづけろ届くまで  講談社文庫
シリーズのラストらしいですね。

大阪・北海道と舞台が変わりましたがラストは地元東京で
相変わらずのトラブルに巻き込まれるのですが
恋の行方も良い感じだし、大沢ファンとしては十分に楽しめました。

14冊目は
井坂幸太郎 陽気なギャングが地球を回す 祥伝社文庫
15冊目はただ今読んでる最中の
井坂幸太郎 陽気なギャングの日常と襲撃 祥伝社文庫

好きなシリーズなんですよね。
文句なく面白い。
洒落た会話も楽しめるし、4人の人物設定も良いし
ずっと続いて欲しいシリーズだけど、2作目と3作目の間が9年だからなぁ。
このシリーズ早めに出して欲しい。
余り本を読まない娘が読むのが、このシリーズと金城さんのゾンビーズシリーズ。
陽気なギャングは3つ数えろ も先に読んでました。

読むの楽しみだなぁ。
【1104】

RE:・・・唄と本とパチと・・・・  評価

熊楠 (2017年02月06日 21時45分)

百北さん

お久です。

>ついに「あきない世傳金と銀(3) 奔流編」の刊行が発表されましたのでお知らせにまいりました。

そうかぁ。出来れば一気に読みたいので、我慢と思ってまだ一冊も購入していないんですよね。
そろそろ潮時かなぁ〜とも思っています。

バレンタインですか。
全く興味がないなぁ。家族にもらうのは良いけど。
それ以外は、お返しが面倒なので出来れば欲しくないってのが正直なところです。
何を返すかで、趣味の良し悪しを判断されそうだし。
困りません?

>娘は、声優オタクで、上の息子は小説家志望の小説オタク。
>こっ・・これは、これで、なんか心配なんだが?だいじょぶか?おいらの子達?
 
確かに、子には子の人生があり彼の彼女の人生なんだから
自分で決めてゆくべきなんでしょうが、正直『安定』を望んじゃいますよね。
小説で食べてゆくのは結構大変そうだし、その前に女装って^^:)

また、お待ちしています!!
【1103】

RE:・・・唄と本とパチと・・・・  評価

熊楠 (2017年02月06日 18時05分)

ああだこうださん

>いや、実は聴いていたはずなのです

>1億年と二千年前から愛してるー♪

ええっ!!
そうなんですか。
打ち込んではいませんが、何度も聞いています。
イメージかなり違いますね。

蜩ノ記 良いですよね。
銀漢の賦 も良いですよ。チャンスがあれば是非。


陽気なギャングは三つ数えろ  不覚にも井坂さんのこのシリーズに新刊が出てるの知らなかった

これもどうせなら最初から読み直そうと、明日から陽気なギャングが地球を回す を読もうと思います。
未読の本が減らないけど、しょうがないですね^^:)

それはそうと、HP上での確認ですが、とうとう太王四神記が無くなっちゃった!!
もっと稼働が低そうな台有ったのに!!

前のモンハンが残ってくれたので一安心ですが。
昨日久々に行って、モンハン突通。その後全く良いとこなし。
モーパイが薄い予告から当たってくれたけど、2連で終わり。
少し戻したけど、-16K。

今月はプラスにしないとなぁ
【1102】

RE:・・・唄と本とパチと・・・・  評価

ああだこうだ (2017年02月05日 21時50分)

立春らしく暖かな昨日としとしと雨の今日
春近し…かな

熊楠さん

>はい。初めてでした。確かに癒やし系という感じですね。

いや、実は聴いていたはずなのです


1億年と二千年前から愛してるー♪

十年位前にパチっていた
あの『合体』、「気持ちイイ〜」の創聖のアクエリオン
そのテーマ曲を歌っていたのもこの人でした!

その生ステージがupされているので

https://www.youtube.com/watch?v=PopnJe2u1Og

ソロでの歌唱と真逆のシャウト&シャウトなのでまるで別人
AKINO from bless4というユニットですが兄弟だそうです


電子本は慣れれば、いいもんです。

初めは、液晶のバックライトの明るさに違和感があったけれど
書籍よりも大きな文字で読めるので重宝してます。
Kindleはちょっと重いので、テーブルに置いて読めば問題なし


初めて、葉室麟を読みました。
「蜩ノ記」

時代物で涙を流して読んだのは、隆慶一郎以来か
ほんと良かったです。
直木賞も満場一致でもらっているし、数年前に映画化もされているんですね。

では
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