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【6015】 | 悪魔も泣き出す 〜16 フォッカー (2008年01月09日 22時19分) |
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ゲームを続けながら、総ゲーム数をチェックする。 5637ゲーム、ビック9回、レギュラー13回… 携帯を取り出し、合成比率を計算する。 256分の1… きっちり設定3の数値だ。 ビックだけなら、626分の1。 見事なまでにレギュラーに偏った。 しかし、こうしてレギュラーを頻発した後、ビックが当たるとビックが続くパターンもある。 だが、5000Gを越えて設定3の数値… 高設定かどうかは別として、少なくとも前日の高設定据え置きではないと思い始める… そんな中、ついにゲーム数が100Gを越えた。 この状態での、第一段階のヤメ時だ。 20Kを越える投資をし、救済RTも随分回したが、現状それを上回る出玉だ。 おそらく、5Kは勝てるだろう… 時間も10時前、一度コインを流し、収支をはっきりさせてからジャグラーを打つのもいいかもしれない… その一方で、いやいや、あれだけ堪えて回した台だ。 期待値を回したと思えば、まだ出るだろう。 現に、こんな風に調子よく当たる事は少ない。 100G内は無理だが、それでも調子よくボーナスをひくはず… そんな自問自答をしながらゲームを続ける。 おもむろにタバコに火をつけ、すっと左側を見る。 実は左側の台、すぐに引いたボーナスの後、下皿が無くなるまで突っ込み、現金投資までしていた。 ゲーム数を見ると850Gを越えた所だった。 時間的には救済RTに入っても、自分の台のようなはまりをしなければ、ボーナスを引く事が出来るだろう。 だが、投資分の回収に間に合うのか… 『フッ…』 人の心配をしている場合ではない。 自分だって、まだまだ不安定だ。 投資した分は回収した… 調子よく当たっていると余裕がうまれるのか。 救済RTを打っていた自分を思い出すと、自分で自分が可笑しかった。 いつでもそうだ、はまりを打っている時、余裕はなく 周りを見ているようで見ていない… そして調子よく当たっている時は、見えなくてもいいような事まで見えてくる。 まったく、人の心理とは、おかしなものだ。 よく、格闘家を讃えるのに、「折れない心」という言葉を使う。 諦めない、投げ出さない… そうした行為を褒めたたえての言葉だ。 この言葉、格闘だけに使う言葉だろうか? いや、それは違うだろう。 様々な事、人に使われていい言葉だと思う。 仕事が大変だ、人との約束を守らなければならない… 当て嵌まる事は、いくらでもある。 いくらでもある分、発揮する所を間違えないようにしたい。 では、スロットでの「折れない心」とはなんであろうか… 当たらないのに、はまり台に投資を続ける事? オカルトや縁起を担ぎ、それに従い続ける事? 困難な目押しを、諦めずに続ける事? …さて、どうだろうか? パーラーに来る客は、誰もが自分が勝つ事を信じて来る。 好みの台や、立ち回りは十人十色… 誰もが自分のスタイルを持っている。 そんなホールで、自分は一体どんな「折れない心」を持っているのだろうか… KJさんのトビに参加するようになって、この「折れない心」の持ちかたが、勝率に影響すると思うようになった。 そして、残念な事に、自分はまだ、その心を掴んでない… 朧げに理解しているであろうという程度であり、他人に説明する程の舌を持っていない。 朧げに… 敢えて説明するならば、「折れない心」は一つだけではないと思っている。 自分の勝ちパターンや、決めた額、ゲーム数を変えない事。 そうではなく、あくまで目前の事実を受け入れ、柔軟に対応していくこと… 〜続く |
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【6097】 |
フォッカー (2008年01月11日 22時51分) |
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これは 【6015】 に対する返信です。 | |||
概念的な言葉だけに、決まった答えがないと思っている。 雑多ある現実の中で、それらを取捨択一し、自分の物にしていく… 勿論、自分の勝率を上げる為だ。 有効な手法を自分の術にした時、それを実践していくうえで「折れない心」が必要だと思っている。 有効な手段… それは当然一つではなく、沢山ある。 その中で、自分が気付いた点からの観察眼で、有効性を確かめていく。 様々な試みを繰り返し、自分の物にしていく… 故に、決まった答えはなく、人それぞれに有効性を感ずる物があると思う。 人それぞれなだけに、決まった答えがないのだ。 アドバイスや意見交換する事は出来ても、最後に決めるのは自分だ。 そう言った意味で、スロットに於いて、自分はまだ「折れない心」を持っていない。 ふと顔を上げると、自分を見据えるように、データカウンターが見ていた。 はっとするようにゲーム数を見ると、198G。 ヤメ時かもしれない。 投資分は、なんとか回収出来たし、クレジットの50枚だけ打ってヤメようと思い始める。 その時、急にバージルがダンテの背後に立った… 『よし、確定だ!』 一瞬、心が踊る。 通常画面で、ダンテの後ろにバージルが立つのは確定告知だ。 しかも、本当になかなか見る事は出来ない… プレミアムと言われる画像でも、何度か同じのを見た事がある。 バージルに関しては、情報として知っているだけで、隣の台とか 誰かが出したのを見た事もない。 それほど貴重な瞬間でも、まるでポトリと落ちてきたかのようにバージルが現れた… 子役重複なのか分からない、慎重にボタンを押す… 何も揃わない。 今度はボーナス柄を狙ってみる… デビルボーナスが欲しい。 はやる心をおさえつつ、赤7、青7、赤7と、よくあるパターンで狙う… 揃った! デビルボーナスが始まる。 またダンテJACが多くなる事を願いつつ、ゲームを進める。 『あっ…』 その時になって気付く… なんでいきなりボーナスを揃えてしまったのだろう、と。 滅多に引かない告知なのだ、揃えず、ゆっくり展開を検証すべきだったのに… 一体、焦っているのだろうか… このボーナスで、収支はプラス10Kにはなるだろう。 いや、この展開 それ以上を望めるかもしれない。 一撃何千枚も望める機種ではないが、それでも他人が3000枚くらい出してるのは、何度か見かけた。 自分でそこまで出した事はないが、『それでも…』と期待してしまう。 『ふむ…』 しかし、期待とは裏腹にバージルJACが多い… いや、最悪に近いペースだ。 このままでは獲得枚数は300枚程度になってしまう。 DMCでデビルボーナスを打つ時、ダンテJAC、バージルJAC共に子役の告知が入る事がある。 通常、ダンテJACならば2枚賭け、15枚返し。 つねに二丁銃が揃う。それが時々、一枚役やチェリー、スイカ等の告知が入る。 ダンテJACの時は、それらの場合は外した方がよい。 せっかく引いたダンテJAC、規定回数分 目一杯15枚払い戻しの方が、獲得枚数が多くなるからだ。 バージルJACの場合は、三枚賭け6枚返し。 6枚は本来スイカの枚数なのだが、バージルJACの時のみ、特殊な揃いで払い戻される。 特殊だが告知はなく、ほぼ適当に打っていても揃う。 子役告知が入った場合、一枚役以外はさっさと揃え、獲得枚数の少ないバージルJACを終わらせてしまった方がいい。 ダンテJACとバージルJAC、本当に台任せだ… 〜続く |
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