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【5761】 | 悪魔も泣き出す 〜7 フォッカー (2007年12月31日 00時09分) |
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幾人のスロットを打つ人が、こんな気持ちになるのだろうか… 考えても仕方のない事なのだが、それでもはまり中は考えてしまう。 自分の台が当たらない状況で、何を考え、何を根拠にその台を打ち続けるのか… 高設定である事を確信し、打ち続ける人は少ないであろう。 大半の人が、「もうそろそろ」と思っているのか… それとも、突っ込んでしまったからなのか… 人それぞれの立ち回りのスタイルなのだが、少額ずつを何台か打つ人と、一台で粘る人といる。 自分は言わずもがな後者だ。 台を選択し、投資を始め、思い描いていたポイントで当たらないと、追加投資する。 調子の良い時はいいが、深くはまった時は、とんでもない金額を投資する羽目になる。 自分がそこで止め、その後千円で当たられてしまったら… そんな考えが頭をよぎる。 事実、止めようかと思っていても「もう千円だけ」と続け、当たりを引くことが多々ある。 そして、そこから逆転という事も多い。 こんな経験が、止め時を鈍らせている… しかし、5号機時代になり、そのスタイルはハイリスクだ。 4号機時代のような爆裂がないからだ。 まるで皆無とは言わないが、そのチャンスは極端に低い。 1G連など、とっくに過去の産物だ。 私がスロットに本格的にのめり込んだのは、こうした爆裂に取り付かれたからだ。 初めて打ったスロットはスーパー7、連チャン性は低かったが、リールの滑りや、スロットを打ち手順なんかを学んだ。 そこからプラネットやコンチネンタルシリーズなどを打ち、ジャグラーと出会った。 リーチ目全盛だった時代、完全告知は有り難かった。 実はジャグラーに出会うまで、一人で打ちに行った事はない。 必ず誰かと一緒に行っていていた。 不勉強なのが悪いのだが、リーチ目を覚えてなかったのだ。 ボーナスフラグが立っているのに気付かず、その台を離れる。 そしてカマを掘られる… それを恐れていた。 その上、視力も悪いので、リプレイ外しも出来なかった。 そうしたリーチ目がなく、リプレイ外しの効果が少ないジャグラー… 自分と同じ理由なのか、年輩の方々にも受け入れられ、またたく間に設置台数が延びた。 一人で行く事が可能になり、行くホールも増える。 まだ投資や勝ち額も低かったが、楽しかった。 そうしてスロットにすっかり慣れた頃、リズムボーイズ・マスターという台を始めた。 この頃には完全告知も多くなり、リプレイ外しも容易な機種が増えた。 その中にあって、リズムボーイズ・マスターの爆裂性に惹かれたのだ。 当時、ストックタイプの機種はなかったと思う。 それなのに、1G連や、クレジット内連チャンをするリズムボーイズマスター。 波に乗れば、5000枚くらいは軽々と噴く。 告知もビックかレギュラーか、どちらかまで教えてくれた。 この台を打ち込んだ。軍資金と時間がある限り通いつめ、とことん打った… 今にして思えば、設定をどうのとか考えず、ただ打っていたに過ぎないのだが… そして、この頃から軍資金も変わった。 ジャグラーを打っていた時は、勝っても負けても20Kくらいだった。 だが、リズムボーイズマスターでは、それが100Kに変わっていった。 さすがに100Kストレートはなかったが、ボーナスを引いては突っ込み、追金。 少しくらいの連チャンでは満足できず、更なる連チャンを求める。 気付けば投資額は高額になり、望むような連チャンを引けなければ大敗していた。 そんな打ち方をしていたあの頃… すっかり稼動スタイルは一台で粘るのに固まった。 〜続く |
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【5781】 |
フォッカー (2007年12月31日 19時58分) |
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これは 【5761】 に対する返信です。 | |||
ある日、リズムボーイズマスターが強制撤去された。 詳しい事情はよく分からないのだが、何やら保通協の認可取り消しになったとか… 事情は何であれ、とにかくリズムボーイズマスターがなくなった。 急に打つ機種が無くなったが、スロットを打ちたいと思う気持ちまで無くなりはしなかった。 思えば、この気持ちはある種の病気だったのかもしれない。 納得のいくような連チャン機に出会えず、いくつかの機種を打っていた。 そんな時、沖スロを初めて知った。 機種はハイサイ-30… 32Gバージョン。 ここから、自分の沖スロに狂った時期が始まった… 話しが脇道に逸れすぎてしまった。 沖スロの話しは機会があればにしよう… とにかく、こうして自分の稼動スタイルは一台で粘るタイプに固まった。 今もこうして、はまり台を打ち続けている。 天井という物がなくなった5号機、救済RTは有り難かった。 救済RTに入ってからは追金していない。現在のゲーム数は1967… 下皿にも随分コインが貯まってきた。 300枚程度はあるであろうか… 左側の台は好調だった。 レギュラーを何度か引いた後、デビルボーナスを引いた。 その後100G前後で三度デビルボーナスを引いている。 ドル箱にカチ盛りし、下皿も溢れそうだ。 合成比率も、恐らく6を遥かに上回ってるだろう… あの台が高設定なら、自分が打ってる台は低設定だろう… DMCに高設定を複数台入れてるとは思えない。 それどころか、一台でも怪しいところだ。 自分の台が低設定なら、このまま救済RTを続けるのも悪くない。 もう2000Gも越えた。微増でもいいから、コインを増やしたい… そんな消極的な事を考えてると、左側の人がヤメた。 ザラザラと箱にコインを移し、ニ箱を持って行く。 角を曲がり、姿が見えなくなった所で履歴のチエックに立つ。 …と、一足先に別な人が着席した。 背中合わせにガンダムを打っていた人だ。 何となく自分の席に戻るのもしゃくに触る… そのまま後ろを通る。 150Gぴったりでヤメている。 履歴のグラフは綺麗に平らだった。 それまで100G前後で当たっていた台。 少しはまるかもしれない… いや、もしかすると深いはまりかもしれない… それを考えれば、早いかもしれないがヤメ時かもしれない。 突っ込んだわけでなく、軽く初当たりを引いた台だ。 クレバーな判断だろう。 さて、後ろを通り、また缶コーヒーを買いに行く。 ジャグラーの方も気になる。 あの後、どうなったのか… お目当てのジョージアを買い、ジャグラーのシマへ… 変わらず満席状態だ。 日本一稼動してる機種というのも頷ける。 遠目に例のカップルを見つける。 変わらず あの台を打ってるようだ。 近づくと棚にカチ盛りしてある箱があった。 しかもボーナス中だ… 立ち止まらず通り過ぎる、ビックのようだ。 ボーナス中はカウンターがイルミネーションのように動き、履歴グラフは見れない。 だが、下皿にもコインが貯まっていた所をみると、そうはまらずに出たのだろう… そして彼女の方も出ていた。 箱に半分を棚に置き、下皿にもコインがあった。 履歴グラフも100G台で当たりを引き続けてるのを示していた。 『そうか、出たか…』 そう思いながら、自分の台に戻る。 DMCのシマまで来た時、さっきの好調台がボーナスを引いているのに驚く。 ゲーム数は175G、しかもスーパービックだ。 それを横目に通り過ぎ、自分の台へ… 今日はどうやら運を手放したように思う。 出るジャグラーを譲り、調子のよいDMCはノーマーク… まだまだ自分の選定眼が甘いなと思いながら、自分の台を打ち続ける。 〜続く |
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