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RE:パチンコの設定は自由に変えられる !!

S・Pエス (2012年09月05日 07時51分)
 パチ屋の狼さんのお話に関連して、私が記憶することを書かせて頂きます。

 所謂、保留玉連荘機(麻雀物語等)が全盛の頃はバブル経済崩壊の直前('93頃)で、パチンコ業界が30兆円規模(景品や換金業を含む関連業界全体だったと思います)と言われた時代です。

 当時のパチンコ雑誌から得たことなので、真偽の程は定かではありませんが、保留玉連荘機(麻雀物語等)自体に問題があったようです。
 保通協に持ち込まれた台のプログラムは、当時の規定に則った至ってノーマルな物だったそうですが、市場導入時に保留連荘するプログラムに換えられたそうです。これは遊技機メーカの不正です。

 また、当時時折耳にした言葉に「開店基盤」があります。これも真偽はわかりませんが、新装開店時などにメーカが正規プログラムより高確率な開店用の基盤を店に貸与し、数日間なり短い期間使っていたということです。
 これらのことは当時のパチンコ雑誌等から得たことですので、話半分以下に聞き流して頂ければ幸いです。

 何年か前、パチンコ台へ出玉調整の信号を出せるパチンコ玉の自動還流ユニットが特許を得たという話題があったと思いますが、技術的にはいろいろなことができることは事実と思います。
 この特許取得は、遊技機メーカ(確か平和)が技術の不正使用防止を目的とするためのもの、と言う一ご意見を聞かせて頂いた記憶があります。

 最近、洗濯洗剤のCMでナノ技術(1/10億)を耳にしましたが、医療など専門分野ではピコ技術(1/1兆)が20年来進んでいるようです。ミクロ(1/千)やサブミクロン(1/万)が陳腐に感じてしまいます。

 パチンコのプログラムなどは技術的にはいくらでも設定できるのでしょうけど、不正改造や使用されないことを願うばかりです。
 駄文、愚見失礼しました。

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S・Pエスさんへ。  評価

パチ屋の狼 (2012年09月05日 08時59分)

パチンコ屋というのは、普通はその市なり町なりの、遊技組合に参加していなければなりません。

ところが、一部の店はそれに参加していない事があり、いわゆる裏基盤というのは、そういう店が使っている事が多いのです。

また、裏基盤と言っても、同じ(裏)業者の物を使う流通基盤と、その店独自で作った(作らせた)「ハウス基盤」というものがあります。

開店基盤というのは、ご指摘の通り新台入れ替えの時に使用する、出玉が甘い基盤の事です。

他にも、あらかじめ決まった時間に大当たりを出す「タイマー基盤」や、○回転したら当たる「強制基盤」というものもあります。
また、1日に当たりの絶対数を決める「リミッター基盤」というのも存在します。

が、基本的に客側にもおいしい部分が無いと、客が居なくなってその店は潰れてしまうので、パチスロで言うと、小役を削ってボーナス確率を甘くしたり、ボーナス確率を下げて、その分連チャンしやすくしたりという、ハイリスク・ハイリターンなものが多いです。

パチスロは、パチンコに比べて仕込む手間が少なくて済むので、全部ではなくても、数台に仕込む店もあります。

一般的に、パチンコで一番多いのは「遠隔操作」ですが、パチスロに比べてシマ単位で仕込みが必要だったりで、パチンコの裏操作には数千万単位での莫大な資金が必要になります。

それでも、結局いくらかかろうとも、最終的にそのお金は我々の懐から出ているという事実は確かです。

また、保留玉連チャン機は、普通に遊技している際には全くのノーマル挙動ですが、ある事をすると連チャン台になったりするトリックが仕込んであるものが多い(かった)です。

また、ブラボーキングダムなどに代表される、数珠つなぎ連チャン機は、保通協の検査では解らない事が多いので、比較的審査を通りやすいです。
もっとも、

保通協の審査で一番落とされやすいのは、台の不具合ではなく、書類の不備だそうです。
たった1字の誤字でも、「仕様が違う!」と難癖を付けられてはねられ、その度に数百万とも言われる検査料と書類の新規作成を求められます。
そして、審査が通るまではその繰り返しです。

ぶっちゃけ、保通協は台が連チャンしようがどうしようが、全くどうでもいいのです。
保通協の狙いは、いかにしてメーカーが持ち込んだ台に難癖をつけて審査を落とし、検査料をせしめるか、という点に凝縮されています。

連チャン機が規制された後、平和から黄門ちゃまという台と、雀姫物語(?)という台が発表されました。

大当たり確率1/245のノーマル台という事でしたが、実はこの2台、隠れ連チャン機だったのです。

連チャンさせる方法は、大当たりまでは普通に打ち、大当たりしたら出玉を抜かずに故意にエラーを起こすというものです。
玉詰まりエラーになると、あのダービー物語と同じ連チャンシステムで、連チャンの判定をしていました。

この台が入った店では、大当たりしたら玉を抜かない、などと堂々と連チャン打法の提示がしてあった店もあります。

この様に、保通協で普通に検査していては、到底解らない様なシステムも、メーカーは組んでいました。

パチンコ雑誌はプログラムを解析する人が居るので、こういう仕掛けは遠からず発覚しますが、発覚しても別にどうという事はありません。

店の裏対策として私達に出来る事は、あやしい台には座らない、そういう台がある店には行かない事くらいです。

が、パチンコ業界ほど不透明な営業をしているケースも珍しいので、我々は表面上出来る事(釘を読んだり目押しの技術を身につける、雑誌で知識を得る)を出来るだけやるだけです。
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