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【233】 | RE:社長!! 500ml (2006年04月18日 01時38分) |
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今を去ることン十年前に、某国防団体に入った。 色々居たが、とりわけ、とんでもない奴「N君」が同期の仲間に一人居た。体力・筋力が並みではない。廊下で飛び上がって、壁際に有る物、何でも良いから、指で掴める物を掴む、体の揺れが止まると、グイ!グイ!と懸垂、もう片手は、天井板をがっちり掴んで、下界の我々を見下して、ニタニタ (^〜 どんな高校生活を送っていたのか?普通に一般的に高校を卒業して入った者達には、超人的すぎるアピールだった。 人は誰でも弱点を持つ、だが彼の(弱点?)欠点は並みでは無かった。「社長」同様に金銭感覚に、疎かったのである。 国防団体の任を終え、別れて ン?年。 私は、N君と「秋葉原」で偶然出会った。当時の彼は、今で言う「ホーム○ス」状態。 私:「おお!N君じゃないか?」 N:「500mlか?元気か?」 私:「ん!元気だよ。」(何してんだ?とは、聞けなかった!し、おまえこそ死にソウじゃん!と言えなかった。汚れた靴下や、汚れた手・指など見ると、こみ上げてくるものがあった。) 離隊後の話などしたが、かみ合わなかった。沈黙と惰性の時間が過ぎた。振り捨てて、立ち去ることが出来ない雰囲気があった。 今のように、身近にコンビニなどあれば、少しは展開は違ったかも知れない・・。 突然! N:「おい!金貸せや!」 彼の一人の人間としての「恥を堪えた表情」をみた。 私:「ン、そんな!貸すほど持ってないよ・・」と言いながら、またこみあげるものが有った。(私は泣きながら1万円を渡した。) N:「ありがとう!必ず返すからな!やっぱ同期はエエな!ヘヘヘェ、金、出来たら、電話するデ (^^ じゃ!」 私:トボトボ・・「電話番号、教えてないし・・・連絡?無くて良い・・」 つづく |
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