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【129】

RE:愛しの『ルシファーちゃん♡』へ

ルシファー (2005年12月28日 20時39分)
 削除するな。
 ここは何でもありだ。
 チャット以外は。
 好きなことを書け。
 以上。

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【131】

社長 5  評価

ルシファー (2005年12月28日 20時46分)

 『社長 vol.5』

 クリスマスをゼミの新入生でお祝いしようとなったのは,必然だった。
 ただ,困ることがあった。
 N2とM(両方♂)が,「女が来るなら俺は行かねえ」とほざきやがったのである。
 女が来ないコンパに何の意味があるんだ?
 俺たちはそう思っていた。
 社長は特に危機感を募らせたようだった。
 「N2先輩,みんなでキリスト様の誕生日をお祝いしましょうよ。女がいたっていいじゃないですか。い〜ひっひっひっひ・・・」

 社長の努力によってクリスマス会は行われることになった。
 N2は出席することになったがMは欠席した。
 Mは,寺の息子で共産党員というかなり変人だった。
 まあ,Mがいなくたって盛り上がれる。
 ♂は少ないほうが確率が高くなる。

 いよいよクリスマスイブである。何とか今年中に彼女を作ろうと♂達は,張り切って買出しに行った。
 そうである。女共は優雅に飲み食いするための存在なのである。今日限りは。
 買出しで何もしなかったのは社長であるのは,明白であろう。
 N2を説得したことで,責任は果たしたと社長は思ってるのだ。

 俺達が買出しに行って,Nの部屋に行くと,そこにはトドが寝ていた。
 轟々といびきをかいていた。
 そうなのだ。
 社長は寝て10秒後にはいびきをかいて,他の人を眠らせないという必殺技の持ち主なのである。

 仕方なく,俺達はパーティーの準備をした。
 しかし邪魔である。100kgの肉体が。
 それでも何とかクリスマスらしい飾り付けをすることができた。

 そして,宴もたけなわ,酒もディナーもたらふく食った後,いよいよケーキを食おうとしていた。
 ケーキを配り終わると,Nが気づいた。
 フォークが無い。
 すると社長は無言で割り箸を取り出し,むしゃむしゃと旨そうにケーキを食べた。
 一瞬の出来事である。
 誰も何も言えなかった。

 そして,その後,漬物をポリポリと食い始め,クリスマスの聖なる雰囲気をぶち壊してくれたのは言うまでも無い。
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