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【11】

広西芭罵

もぐさ. (2017年08月03日 15時50分)
 
先日BS番組で放送してた ≪ 中国・広西芭罵 長寿の里 ≫




都会とは異なる幻想的な中国の景色…

峻険な岩山が連なり、古めかしい歴史を感じ、

まるで100年前にタイムスリップしたかの様な街並みだ。




家屋などは煉瓦造りで(壁面の煉瓦貼りではなく)

牛舎や豚舎が併設され、人々の暮らしに密着している。

市場や広場、路上の様子も昔の田舎のイメージそのものだ。




豚、鶏、水牛などの家畜と共に暮らし

採集、漁業、林業などで栄えている街だろうか…

自然界と人間の生活の営みが融合し、見事に調和がとれている。




その地域に住む人は、100歳を超える割合が世界一だとか。

しかもその中には、寝たきりが一人もいないと言うから驚きだ。

さらに最高齢123歳の老婆が健在であると。(歴史上は142歳の人が最高)




戸籍簿によると「1885年」の出生と載っていた。

当時は戸籍帳などは無く、関連史実などを照合し判断するそうだ。

にわかに信じがたかったが、高齢樹のような顔の深いシワを見て確信した。




(この婆ちゃん本物だ!!) と…

その老婆は未だに自分で立ち上がり、歩き、語り、

鎌をぶら下げ、山を練り歩き、芝刈りに向かうのであった…(おとぎ話か?

 

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【12】

続き…  評価

もぐさ. (2017年08月03日 16時59分)


 
その番組の中では、村から出稼ぎに都会へ出た若者の現状が映されていた。

確か104歳の長老女性の曾孫だっただろうか…

正月で帰省したのだが、お金が無くて会わせる顔もないという。




長老が慰めていると、若者は語る…

金融危機で悲惨だ、と。月に8日とかしか仕事が無い、と。

もう三ヶ月も給料を貰ってない、と。




ストライキでやっと給料が出たが、全然足りない。

タバコを買ったら、もうオケラ… だそうだ。

そして皆、消えていった・・・




また別のシーンでは、戦禍の生き残りが語られていた。

かつて内戦時代、国民党軍が村に押し寄せ、皆、殺されたという。

その時、洞穴に隠れた人達が生き残り、齢90を超え元気に暮らしている。




また、文化大革命で紅衞兵に暴行殺害された息子の遺品など映されていた。

国や貧困、戦争への憤り、死別の嘆きなどは、主旨とは関係無さそうだったが…

やはり本当の歴史、政治的背景に潜む、恐るべき真実は語られることは無いだろう。


 
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