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【116】 | こんなんどう? 恋哀小説家 (2006年03月02日 06時41分) |
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「H先輩」 これは俺が友人Kから聞いた実話である・・・ もう十年くらい前になるだろうか、友人Kの通っていた大学に一人の名物男が居た。 本名は聞かなかったので、仮に此処ではHとしておこう。 まず最初に予備知識として知っておいて貰いたいが、Hは真性のロリコンである。 すなわち彼女居ない暦=年齢という事になる。(犯罪を犯してない限りは) ・・・そんなHのアパートに友人Kが遊びに行った時の事。 まぁ、男の一人暮らしの部屋など散らかっていて当然なのだが、 Hの部屋の散らかり様は半端じゃなかったらしく、 まめな性格のKは我慢で出来ず一緒になって部屋を片付けようということになった・・・ 文句を言いながらもせっせと片付け始め、 段々とゴミや雑誌が整理されていく部屋・・・ そして、あらかた片付き、今まで何色なのかも分からなかった床が見えてきたその時、 KはおよそH先輩とは無縁のあるものを発見した。 「電動コケシ」である。 当然、KはH先輩に「何に使うのか?」「誰に使うのか?」と、 詰め寄るが先輩はしどろもどろになりながらもはぐらかすばかり。 「俺が聞いても言わないのなら・・・」 心優しいKは、その日はおとなしく帰り、 H先輩が絶対に逆らえないJ先輩に問い詰めてもらおうと、 後日J先輩に一部始終を話し、何に使っているか聞き出す計画を練った。 会議の結果KやJ先輩、他数名でH先輩の居ない時間にアパートに忍び込んで、 ブツを事前に押さえておいて、H先輩が帰ってきたところで尋問開始ということになった。 つづく |
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【117】 |
恋哀小説家 (2006年03月02日 07時03分) |
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これは 【116】 に対する返信です。 | |||
つづき 無事H先輩の留守中に部屋に侵入したろくでなし共は、 早速コケシを探し当て、Hが帰ってくるのを待った。 ・・・暫くして、何も知らないH先輩がドアを開け入ってきた。 すかさず数人で羽交い絞めにし、 J先輩がコケシを手にして問い詰める。 最初は抵抗していたH先輩だったが、 J先輩のしつこさ、陰険さを誰よりも知っていた彼はとうとうと話し始めた。 彼の話によると、 「ロリコンである自分にはコケシを使うような女性はいない」 「コケシは自分で使っている」 との事。 この答えに憤慨したのがJ先輩。 「ふざけんな!!女じゃあるまいしお前にコケシ入れるような穴あるわけねぇだろぅが!!」 その言葉のほんの数瞬の後、 J先輩の口から漏れた言葉で、その場にいた全員が、H先輩が決してウソをついていないと分かった。 「穴?・・・・・・アナ?えっ?お前まさか!?」 その瞬間、H先輩の男としての、人間としてのランクがまた一段下がった・・・ 長文駄文で申し訳無い。 社長シリーズのファンなもので・・・もう書くなと言われれば書かないので。 失礼する。 |
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