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【64】		RE:確率の本質を考えるぼんど（2011年06月07日 11時12分)
興味深いスレだったので拝見させてもらいました。私も同じようなことに興味を抱き、勉強した際にパチンコ台の確率は自然確率とは違うという結論に至りました。自然確率というのは、サイコロやコインの裏表のような単純な出目の意味合いです。パチンコのミドルスペック～MAXスペックであればコイン８枚～９枚を投げて、コインの出目が皆同じ図柄になる確率と同等です。現実問題として途方もない確率であるものですから、実際このような現象が一日を通して発生しない確率の方が大きいです。しかし、パチンコ機は一日一台につき、稼働すれば初回大当たりが0回～15回の範囲で発生します。これには大きな理由があって、パチンコの確率は乱数で制御されているということです。パソコンで乱数を作る際、大きく分けて二通りの作り方があります。 ①テーブル乱数：予め出目を作成してその一つを選択する乱数の作り方。 ②非テーブル乱数：予め出目を作るのではなく、0から乱数を作るやり方です。基本プログラム上、乱数は0から1の範囲で作ります。つまり0.233654・・・とか0.8456105616・・・とかです。大当たりの発生はつまり乱数≦0.0025のとき大当たりを発生させるというアルゴリズムでプログラムを組みます。一般的に乱数形成には時間の概念等使用して乱数を形成します。例えば2011年6月7日△時〇分●秒であれば 2011/6/7△/〇/●、もし1以上なら別な式へみたいな感じでプログラムを作成します。このようなプログラムだと、本当に複雑で大当たりに偏りがあります。おそらく、メーカーが作っている乱数は、①テーブル乱数と思われます。これだと、基本まんべんなく大当たりが発生しえます。スロットのジャグラーは、テーブル乱数を使用していますのでジャグ連という現象が起こると言われています。比較的収束もしやすく、表記確率どおりの確率に収まります。収まると言っても収束スパンは1週間くらいですし、ユーザーが収束を活かすなんてのは到底無理なはなしですけど。つまり、パチンコ台はテーブル乱数を使用しているのでメーカーが作為的に作った乱数で連チャンやハマリでユーザーは一喜一憂するのです。つまり、いかにオイシイ乱数パターンの台を拾えるかが肝であると推測します。当然、回る台はそれだけ拾う幅が広いので有利であることに変わりありませんが、そんなことはユーザーが分かるはずもなく、またユーザーが乱数選択の核をなしている以上、一発抽選を可能にしていると思われます。

【68】		RE:確率の本質を考える　マメ♪ (2011年06月07日 15時50分)
これは【64】に対する返信です。
ぼんどさん、お初です♪ ＞基本プログラム上、乱数は0から1の範囲で作ります。＞つまり0.233654・・・とか0.8456105616・・・とかこれはPC上等でRND関数等を使う時の乱数値ですね。パチ・スロのCPUはZ80系あるいは68系の8ビットCPUと言われています。（ROM,RAM容量も制限されていますし、情報量からも8ビットで充分であることは間違いないと思われます。）なので、0.23654・・というような浮動小数点数はまず使いません。（情報量、プログラム量が大きくなってしまいます。）先に述べましたが、ハードカウンタ（若しくはソフトカウンタ）を使用して0～65535の整数のみを扱っています。＞おそらく、メーカーが作っている乱数は、①テーブル乱数と思われます。昔はテーブル乱数を使っている機種もありましたが、それは現在禁止されています。また＋１方式を除いて、直前の乱数値を使用して次の乱数値を生成多項式等で計算することも禁じられています。現在のパチ・スロは同一状態であれば、毎回同一確率での抽せんをしなければいけません。テーブル乱数方式では、ある回転では大当たり100%、その他の回転では0%になるので、上記が満たされません。