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【443】

RE:ああ、無情

ガンパチ (2020年08月09日 20時13分)
ステイーブ・ジョブスは、
世界で最も洗練された「勝ち組サイコパス」だったのではないか
と考えられる。

彼は卓越したコンピューターの知識がある訳でもなく、
デザインその多の実務的なビジネススキルさえも持ち合わせていなかったが、

天才的なプレゼンとネゴシエーションの才能によって
全世界の人々を虜にした人物だった。

人々は彼の示すビジョンに実際のマシンの性能以上の何かを見た。
よく言えば、魅了されたのである。

ジョブズの周囲には「現実歪曲フィールド」が発生し、
彼の話を聞く者は誰でもコロッと乗せられてしまうと言われていた。

一方で、アップルの元技術者や妻子に対する容赦のないふるまい、
追いつめ方は相当なものだったことが知られている。

利用できると感じた人間に対しては「素晴らしい」と言ってすり寄り、
しかし、利用し終わった人間や対立した相手に対しては舌鋒鋭く攻撃し、
その時々で付き合う人間をどんどん変え、
古い知り合いを切り捨てていった。

下級エンジニアとして働いていた若い頃、
ジョブズは与えられた仕事をこなせず、
友人のステイーブ・ウォズニアック(のちのアップルコンピュータ共同創設者)にこっそりやらせたことがある。

ウォズニアックは難なく仕事をこなし、
その対価としてジョブズは5000ドルもの報酬を手にした。

ところがジョブズは
「報酬は700ドルだった」
とウォズニアックに嘘をつき、
ウォズニアックに半額の350ドルを渡し、
残りはすべて自分の懐に入れてしまったのである。

アップルが成功して組織が大きくなり、
ルーテインワークが多くなってくると、
細かい事務作業や労務管理、
地道な人間関係の信頼を築くことなどが重要になってくる。

しかし、そのような組織は肌に合わなかったのか、
ジョブズはアップルを追放される。

そして、アップルが危機に陥った時、
再びジョブズが必要とされた。

(中野信子著「サイコパス」より)

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【444】

RE:ああ、無情  評価

情報屋a (2020年08月09日 20時35分)

共通点があるかもしれませんね・・・

利用できると感じた人間に対しては「どうも」と言ってすり寄り、
しかし、利用し終わった人間や対立した相手に対しては舌鋒鋭く攻撃し、
その時々で相手から心底愛想をつかされ、そして誰もいなくなった。

あげくのはてに「悪人」と認定した者をも利用しようと画策し、案の定双方が沈み続けている・・・
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