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| 【33】 |  |
天使になったフィリピーナ��
翔☆蝶☆拳 (2006年01月26日 13時52分) |
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| これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
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―――帰国当日そして別れの日――― ふと目覚めると和やかなメロディーが流れている。寝ぼけ眼を擦りながら電話を取ると「モシモシィ〜、おはよっＰＯ♪早く迎えに来て下さい」寝坊したかと焦って時計を見ると、まだ７時。 （うぅ、眠い。ちょっと早いような気もするが・・・） シャワーを浴び、身支度を整え【液キャベ】を飲みながら待ち合わせの場所まで向かった。 「おはよっＰｏ♪」と挨拶代わりに軽いキスを交わし、車を走らせるが今日は敢えて行先は決めていなかった。 残された時間をどのように過ごすか、愛凛はどう過ごしたいか・・・ 何処に行って何をして遊ぶ・・・ そんな事はもうどうでもいい。ただ静かに誰もいない場所で二人の存在を確かめ合いたかった。きっと愛凛も同じ気持ちだったに違いない。 仙台方面に車を走らせる。まだ時間が早い事もありファミレスで軽食を取り、Ｔ町のＪスコのゲーセンで軽く時間を潰し、港の方へ車を走らせていた。 お互い今心にある“本当の気持ち”をごまかしながら、昔話に花を咲かせていたが、途中幾つかのラブホが密集するところで無理矢理ハンドルに手をかけ、車を止めざる得ない状況にされ、意を決したかのように愛凛は涙ぐみながらそっと呟いた。 『最後にあなたとの思い出を身体に刻み付けておきたいの』 私は有無も言わず、近くのホテルの駐車場へと向かって行った。 つづく。 |
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| 【32】 |
な、なんと…
たいちょ。 (2006年01月25日 18時42分) |
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| これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
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キングカワイソスがこのトピに興味をもったみたいだＰｏ♪ .,Å、 .r-‐i'''''''''''i''''‐-、 o| ｏ! .ｏ i ｏ !o .|＼__|｀‐´｀‐／|__/| |_, ─''''''''''''─ ,、 / _ ／ ＼ / ／ i | ● （__人_） ● | 翔☆タソ・・・ ! ノ 丶_ ノ |
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| 【31】 | |
天使になったフィリピーナ��
翔☆蝶☆拳 (2006年01月25日 16時37分) |
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| これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
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その後店に着くが、確かに今まで見たこともないような客入りだった。カウンターには花束や何が入っているかわからん袋などたくさんのプレゼントが並べられていた。 マスター：「いやぁ、過去最高ですわ。逆に指名ＮＯ．１、２が抜けるんでねこの後が心配ですわ」 と席に案内されるが、愛凛は１５分刻みでＢＯＸを移動しながらも“ちらちら”と私の動向を気にしている様だった。 客のテンションが最高潮に膨れあがる中、未だ隣に来ない私はテンションが下がる一方だったがその瞬間、 マスター：「ゑ〜、それではサヨナラパーティー恒例ではありますが、今回帰られる３名のタレント一人一人に今までの感謝の言葉として挨拶を頂きたいと思います」 一人目、二人目と思い出を語り、涙ぐみながら挨拶をしていき、いよいよ愛凛の番だった。 「ミナサマキョウハワタシタチノタメニアリガトウゴザイマス。ワタシハハジメテニホンニキテナニモワカラズトテモフアンデシタガタクサンノオキャクサンノアタタカイハゲマシヲウケ、ナントカハントシカンスゴセマシタ。タクサンノオモイデガデキマシタ・・・・・（涙が溢れ言葉にならない）・・・・・・アリガトゴザイマシタ」 と同時にステージから一番奥の私の席へ走ってきて、私の胸に飛び込んできた。 （きっと私と出逢ってからの楽しい思い出が頭を掠めたのであろう） 私は他の客から発せられるジェラシーの視線を痛いくらい感じていたが心の中では優越感に浸っていた。 しかしそこでマスター登場！！ （こっそりと）「店としての体裁が悪いから・・・明日は夜１０：００に出発する予定だから、明日ずっと一緒にいていいから悪いけど今はまだ他の客を優先にして、ねっお願い！」 と伝えられ、私は静かに店を出た・・・ 幼馴染みの店のカウンターでバーボンを片手に飲みながら、出逢ってからの思い出を噛みしめていた。一番最初に出会った時の事、階段の踊り場で初めて口付けを交わした時。様々な思い出が頭の中をぐるぐると駆け巡っていた。 そんな時、マスターから電話が・・・「さっきはごめんね、もう１組しか客いなくなったからおいでよ」との事で再び店に。 やっと二人きりになれ会話も弾んだ。いろんな場所に行って撮ってきた写真やプリクラを見ながら語る思い出。今では言える出逢った当時の第一印象、感情の変化そして別れ間際になった現在の気持ち。話の種が切れる事はなく、店で過ごす最後のこの瞬間もたくさんの素敵な思い出に変わっていった。 ふと気付くと閉店時間をとっくに過ぎていた。何も言わないマスターの優しさがそこにはあった。いつまでもこのままでは申し訳ないので、明日の空港着までの予定を聞き、愛凛と最後のデートの約束をし、店を出て明日に備える事にした。 ※いよいよ最後の別れが近づいてきた二人。出逢って半年プラトニックな関係であった二人はどうなるのか！間もなく完結、乞うご期待。。。 |
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| 【30】 | |
天使になったフィリピーナ��
翔☆蝶☆拳 (2006年01月25日 16時02分) |
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| これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
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楽しい日々をようやく送れるようになった今日この頃。しかし、時が過ぎるのは早いもので残された時間は刻々と迫っていた。 そう、愛凛の契約が残り２週間に迫っていたのであった。 もともと半年契約（仕事のためのビザは最長半年らしい）のため一度帰国しなければ行けないようなシステムだった。店側がタレントを気に入ればプロモーターを通し再度申請しなければならない、ましてやまたこの場所に帰ってくるという保障はどこにも無い。 とにかくその事実を聞かされた私はかなりの動揺を隠し切れなかった。 『私には何が出来る？』 自問自答を繰り返すが何も出来ない、いくら考えてもどうしようもない・・・ そんな複雑な心境に気付いたのか「ダイジョブＰｏ♪マタココニクル、モンダイナイＰｏ♪」と愛凛が微笑む。 （そうだ！何よりこれからの時間を今まで以上に大切にせねば。愛凛にとって素晴らしい思い出になるように！二人の気持ちがこのまま続くのであれば、たった時差1時間程度の近い国だし迎えに行く事だって可能だ。） と、心の中で独り言を呟く単純な私。 それからの２週間は私にとって一生忘れる事の出来ないかけがえのない思い出になったのはいうまでもない・・・ ―――帰国前日――― 時は過ぎ、いよいよ明日という日を迎えた。 店は愛凛（他２名）のサヨナラパーティーが開催される事になっていた。前日にＫより連絡を貰っており、深夜までバカな男達がプレゼントを持って群がる光景があるので来るなら１２時以降に来た方がいいですよとの事だったので、その時間帯にＫに連絡する事を約束していた。 １２時を少し回ったところで電話をする。 私：「ハロっＰＯ♪どんな感じ？」 Ｋ：「今までにない位の混雑模様ですよ、丁度良く指定席空いたんで予約してましたからどうぞ」 私：「へぇ〜そうなんだ、もうちょっとしたら行くから♪ 」 Ｋ：「あ、でも愛凛指名いっぱいなんで誰が付くかわかりませんよ」 私：「しょうがないね・・・じゃぁ」 |
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| 【29】 | |
天使になったフィリピーナ��
翔☆蝶☆拳 (2006年01月25日 10時22分) |
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| これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
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数週間が過ぎた・・・ 他県への出張なども重なりしばらく地元から離れ３週間ほど逢えずにいたが、愛凛からの連絡だけは絶える事が無かった。自分の睡眠時間を削ってまで私の出勤の時間帯や休憩時間などに合せまめに連絡をくれていた。 ―――数日後――― ようやく地元に戻ってくる事が出来た私は無意識の内に店に向かっていた。 約１ヶ月ぶりになるであろうか・・・敢えて愛凛には「今日行くから」という連絡をせずに向かう“粋”な私。 「イラッシャイマセ〜」と同時に愛凛と仲の良いタレントが個室に走って行った。 「愛凛、翔さんがきたよぉぉぉ〜」っとわざわざ呼びに行ったようだ。そう、既に私たちの関係はこの店で働く人達には伝わっていたようだ。 すぐさま飛んできて「ナンデェ〜？？」と驚きの表情、はたまた嬉しそうに笑う彼女の笑顔がそこにはあった。 いつもの人目につかない席で、他の客に気付かれないように愛を育む二人きりの時間はとても幸せだった。そして何より嬉しかったのは、マスターが二人の関係を認めてくれた事だった。愛凛が抑えきれなくなった感情を全てマスターに話し、条件付ではあるが異例中の異例で二人での外出許可が許される事になったのだ。偏に私の人間性・信頼性を高く評価されたのだが（ｗ ―――――条件――――― �� 愛凛の仕事に支障が出ない事 �� 他の客との衝突を避ける事・なるべくばれないように努める事（この当時愛凛は指名ＮＯ．1になっており、店の稼ぎ頭だった為） �� 現金を与える行為はしない事（同伴する客がタレントに貢ぎすぎて店にいる時間が短くなり売上が減った） �� 今まで同様店にも顔を出す事 �� 必ず避妊する事（冗談） といった感じの条件を守る事を約束した。 それからというもの週に１．２度、たった２時間程度のデートはとても新鮮なものだった。 限られた時間の為遠くには行けなかったが愛凛の喜ぶ顔を見たさにとにかく色んな所に出かけ、充実した日々を送っていた。 しかし、そんな日々も長くは続かない驚愕の事実が翌日店に行った際に知らされる事になるとは夢にも思っていなかった・・・ |
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| 【28】 | |
天使になったフィリピーナ��
翔☆蝶☆拳 (2006年01月24日 11時44分) |
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| これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
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愛凛の事が気になってしょうがない私は、時間を見つけては週に３，４日位は店に通うようになっていた。 そんなとある日ちょっとした冗談から事件は起こった。 いつもの様に軽く居酒屋で一杯ひっかけ、店に着く。席を案内されといってももう専用席になりつつある一番奥の席。 「指名はどなたがよろしいですか？」と店員（Kではない）が。 「あっ、誰でもいいですよ」 なんて言ったのが間違いだった。 近くで愛凛がスタンバってたのは知っていて、軽い冗談のつもりで言ったものの本人は本気にしちゃって、 「ダレデモイイ！？ソ、ソウデスカ。ワカリマシタ、モウイイデス！！↑！」 と、マジ切れしちゃってトイレに閉じこもってしまった。 仲の良いタレントが呼びに言っても、マスターが呼びに言っても全然出て来ない。 （あちゃぁ、やっちまった・・・） 〜中略〜 小一時間位たっただろうか、未だに誰が呼びかけても出て来ない。終いにはマスターまで切れかかっている。 （まっずいなぁ〜・・・） 「マスター、ちょっと私行って謝って来ますわ。」 と許しを得て不本意ながら女子トイレに入る。 「愛凛、ごめんPO♪ 冗談だってばぁ」 何度も謝るが、返事は無い。（もう最終手段だ） 「先に席に行ってるから。もう少し待って来なかったら帰るから、愛凛が居なきゃ来た意味無いしね、じゃあね。」 と席に戻ろうとした瞬間、扉が開き抱きついてくる彼女。 「冗談はだめPO♪私はあなただけ、だからあなたも・・・、あなたの事が大好きだからパロパロダメPO♪全部ホントの事だから♥」 なんとか席に戻ることができ、マスターも“ほっ”とした様だった。 〜中略〜 【引篭り事件】もあり、あっという間に時間は過ぎていた。 帰り支度を済ませ店を出ると、愛凛が千鳥足な私の手を引き誰も使わない薄暗い非常階段へと誘（いざな）って行った・・・ 途中、階段の踊り場で急に立ち止まり、 「さっきトイレで言った事は私の本当の気持ちだよ、いつもあなたの事考えてます。翔さんは私の事嫌いですか？」 「・・・嫌いだったらここにも居ないし、メールを送ったりなんかしないよ。君と出逢ってから、自分の中の何かが変わっていって。。。愛凛の綺麗で真っ直ぐな心に惹かれてずっと君の事が気になってたんだ・・・」 そこから二人に言葉は要らなかった。 ただ抱き締め合い、私の情熱ある唇に彼女の柔らかい唇がこの夜初めて重なり合った。 彼女の甘い唇、外国人特有の濃厚なｋｉｓｓそして弾力のある二つの膨らみに私の全身は蕩（とろ）けそうになっていた。 （これはまずい、このままだと私の○○○は・・・） 押し寄せる欲望を振り払い「もう帰らなきゃね、あんまり遅いとマスターに怒られるしね」と適当な言い訳をし、私の息子の暴れんぼうぶりを悟られない様（気付かれていたかもしれないが）、やや違和感のある歩き方でタクシーに乗り帰路についたのであった。 それから、お互いの気持ちを分かり合えた私たちはより一層一緒に居たいという気持ちが強くなっていったが現実は厳しく、仕事が忙しいのに加え昼夜逆の生活を送っている二人には中々時間を作れ無い日々が続き、現実と理想とのギャップにもがき苦しんでいた。 つづく。 |
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| 【27】 | |
天使になったフィリピーナ��
翔☆蝶☆拳 (2006年01月24日 11時27分) |
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| これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
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・・・・・少しは気持ちが落ち着いてきたのだろう。 「ゴメンＰＯ♪」 としきりに繰り返す愛凛に「大丈夫だよ、何も気にしなくていいよ」と涙ぐむ愛凛を優しく抱きしめてあげる事しか出来なかった。 優しい瞬間が刻々と時間を刻んでゆく・・・ ただ隣にいるだけで、これほど暖かい時間を過ごすのは今までにあっただろうか・・・ いつまでもこの時間に溺れていたい気持ちは強いが、流石にもう帰らなくては行けない。 「さっ、明日も早いし帰るよ」と帰り支度をすると「下まで送るから」と愛凛がコートの端を掴みエレベーターまで着いて来る。 １階に着き、「Ｂｙｅ Ｂｙｅ♪」と言うと、そっとＴＥＬ番＆アドレスの書いてある紙を渡され、「メールクダサイネ、シゴトトハカンケイナシデ ｐｒｏｍｉｓｅ・・・」 携帯電話を２つ持つ愛凛は、私生活用の携帯を客には初めて教えるという事で、私に好意を持っている事を確信しスキップをするような気持ちでビルを跡にした・・・ 家に着くなりメールを送る。 「ｋｙｏｕ ｗａ ｔａｎｏｓｉｋａｔｔａｙｏ．ｇｅｎｎｋｉ ｄａｓｉｔｅｎｅ！ｇｏｏｄ ｎｉｇｈｔ ！！」 日本語が読めない愛凛へのメールはローマ字、英語を混ぜて送る“マメ”な私。 間髪入れずに返信があった。 「ａｎａｔａｎｏ ｋｉｍｏｃｈｉｇａ ｔｏｔｅｍｏ ａｔａｔａｋａｉ，ｓｕｇｏｋｕ ｕｒｅｓｉｉ ＰＯ． ｏｓａｋｅ ｎｏｍｉｓｕｇｉｔｅ ｄａｍｅ ＰＯ．ｇｏｏｄ ｎｉｇｈｔ ｈｏｎｅｙ ， ｌｏｖｅ ＰＯ♪」 ・・・・・ （私にとってこのメールが愛凛の本当の気持ちだったら嬉しいのだが。確かに好意を持ってくれているようだが、本当の気持ちなんて分からないし、自分一人で盛り上がってるだけかも・・・） 以前の苦い思い出が頭を過り、やはり人（女性）を疑う事を忘れないこの性格。 だが、そんな余計な心配は皆無だったのに気付いたのは数日後であった。 |
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| 【26】 | |
天使になったフィリピーナ��
翔☆蝶☆拳 (2006年01月20日 11時32分) |
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| これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
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「イラッシャイマセ〜」 （何故か来ている私って一体・・・） 翔さん久しぶりとＫがテーブルにご案内。店内に客はいない、言わば貸切状態。 世間話をＫとしながら盛り上がっていると、恥ずかしそうにこっちを見ている愛凛がいる。 「そういえば指名は愛凛でいいですよね」とＫが愛凛を呼ぶ。 「ヒサシブリデスネ」とちょっと照れくさそうに微笑みながらそっと私の隣に座った。 あっちの国での暮らしや生い立ちなど、“素”のままで喋る愛凛の話にはとても興味深いものがあった。小さい頃の思い出、セブ島の綺麗な海の写真を見せながら大きな瞳をキラキラと輝かせ、無邪気に話す愛凛の姿に私の心は惹かれていった。 すると、突然涙目になりながら寄り添ってくる・・・ 『モウカエリタイヨ・・・』 たった一言の言葉だが愛凛の気持ちが痛いほど伝わった。 毎日１２時間（年中無休）酔っ払いのおやじ達の相手、日中は同伴の時もあり平均睡眠時間は３時間程度だった・・・ 不慣れな生活に肉体的にも精神的にも疲れ切っていたのだろう・・・ 溢れ出す涙を必死に堪えながら私の胸に埋まる愛凛の姿がとても愛しく思えた。 この瞬間、私の女性に対する封印していた気持ちが音を立てて崩れ去ったのであった。 つづく。。。 |
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| 【25】 | |
天使になったフィリピーナ��
翔☆蝶☆拳 (2006年01月20日 11時21分) |
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| これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
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眩しい朝日が私を照らす中、タクシーに乗りようやく帰路に着いた・・・ ２．３時間程仮眠を取り、出勤した際にふとポケットに入れられたものが気になった。 勤務も終わり、自宅で中身を確認すると何の変哲も無い“手紙”だった。 内容は簡単な英語での文章で訳すと、 『今日は本当にありがとう、何もかも初めてでとても不安だったけれど翔さんの優しさがとても嬉しかったよ、初めてのお客さんが翔さんで良かった♥』 何の事は無い文章だが、何気に嬉しかった。特に嬉しかったのは営業のコメントを一つも入れていない事。普通であれば「又来てね」とか「電話下さい」とかあるのだが・・・ （勘違いかも知れんが）何気ない優しさと私は受け止めた。 そう、それは店自体が高いのである。 営業時間はＰＭ６：００〜ＡＭ５：００ 最初の７０分が５Ｋ、以後３０分毎に５Ｋ。中にはＦＺＫに行った方が良いという客も少なくない。そのため、客層も年配の方が多く、若い連中はまず来ない。 そんな事（金銭面）を気にしていたのかもしれない・・・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ちょうど１週間位が経っただろうか・・・ 仕事に追われ中々時間を作れず飲みに行けない日々が続いていたが、ようやく目処が立った時に偶然にもＫからの着信が・・・ Ｋ：「今日飲みに来ません？暇なんですけどぉ〜・・・愛凛も翔さんの事気になってるみたいだしぃ〜」 と次の瞬間、 愛：「モシモシィ〜、愛凛デスケドォ〜ゲンキ？マッテマスカラネ♪」 Ｋ：「という事なのでご来店お待ちしております」 翔：「おっ、おい」 「ガチャ、プーッ、プーッ」 そんな急に言われたって・・・・・ |
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| 【24】 | |
天使になったフィリピーナ��
翔☆蝶☆拳 (2006年01月19日 15時39分) |
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| これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
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【２００Ｘ年 某日】 近くで飲んでいたということ、つまらない日常に嫌気がさし新しい刺激が欲しいという欲望もあったのか、何の躊躇いもなく足を運んだ・・・ 自動ドアが開くと「イラッシャイマセ〜」と流暢な日本語で迎えるタレントの中に一人“おどおど”とする愛凛がいた。 細身の身体ながらも出るとこは出る、引っ込むとこは引っ込むとちょっと離れた所から見てもひと目でわかる近年稀に見るとても美しい身体のラインの持ち主だった。 （まぁ、私にとっては別に乳がデカかろうが、プロポーションが良かろうが、当時（一時期）は本当にそういった類には興味が無かった。） 後輩に一番奥の人目につきにくい席に案内され、私の隣には愛凛が座った。初めて来た日本で第１号の客と接し、不安を隠し切れない気持ちが“ひしひし”と伝わってくる。 客第１号として、日本人男性の優しさをアピールしようと奮い立つ（変な意味ではない）が、愛凛は挨拶程度の日本語しか分からない・・・ 最初は、もう一人のタレントが通訳するような型で会話が進んだがどうもしっくり来ない。 タレント同士はタガログ語で何を言ってるか、それこそ分からない。 困った・・・と思った矢先に愛凛が英語で話しかけてきたのが幸いだった。 訳あって英語をある程度勉強していたお陰で、英会話になった途端、愛凛との会話に壁は無くなり、愛凛も言葉が伝わりホッとしているように見受けられた。 そこから、私が日本語を教え愛凛がタガログ語を私に教えるなど、ただ他愛も無い話で時間は過ぎていった・・・ 〜中略〜 ふと、気付くともう５時ではないか・・・ 楽しい時間は過ぎるのが早いとはよく言ったもんだ、まさにそのとおりで過ぎ去っていく時間の事など微塵も感じなかった。 正確に言えば、彼女についての興味がそうさせたのだろう。わずか５．６時間の会話で私は何か彼女に対して特別な思いが芽生えていたのは言うまでもないが・・・ （時間も時間だし帰らねば） 酔いつぶれているＭを無理やり起こし、店を後にした・・・ が、エレベータに乗りかけた所で愛凛が走ってきて『キョウハアリガト』と頬に“チュッ♥”とし、ポケットに何かを入れ、恥ずかしそうに颯爽と走り去っていった・・・・・ つづく。。。 |
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