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【184】 | コピペ 50 恋愛で泣いた 真比呂 (2009年03月31日 07時56分) |
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高2の夏、僕は恋をした。 好きで好きでたまらなかった。 その相手を好きになったきっかけは、僕がクラスでいじめにあって落ち込んで、 生きる意味すらわからなくなって一人教室で泣いていた時に彼女がそっと僕に近寄って来て、 「○○に涙なんて似合わないぞ。ほら、笑いなよ! 私、笑ってるあんたの顔好きだよ。」 といってくれた。 それからは僕は、いじめられてもずっと笑ってた。 泣くこともやめた。そうすると次第にいじめもなくなって気がつけば友達もたくさんできていた。あのときの僕を救ってくれたのは間違いなく彼女の一言だった。 それ以来ずっとずっと彼女を想い続けて気がつけば高校の卒業が近づいていた。その間何度も何度も告白しようとした。でも好きだから、好きすぎたから失うの が恐くて実行はできなかった。しかし、卒業が間近になってようやく覚悟を決めた僕は卒業式の日に彼女に告白することを決心した。 そんな卒業式の三日前の朝、いつものように彼女におはようを言おうと思って教室を見回したが彼女の姿はない。 入試も近いし、今日は休みなのかと気を落としていた。 そのとき担任の先生が暗い顔をしながら教室に入ってきていきなり僕たちにこう告げた。 「××さん(彼女の名前)が昨日、学校の帰りに車にはねられ意識不明になり、今朝病院で亡くなりました・・」と。 何を言ってるのかわからなかった。状況が理解できない僕はみんなが泣いてる中で泣くことすらできなかった。 そしてお通夜の日、棺おけの中にいる清められた彼女の姿を見た時になってようやく涙がこみ上げてきた。 祭壇目をやると彼女の写真が目に映った。 彼女は笑ってた。そのときふと彼女が僕に言ってくれたあの言葉を思いだした。僕は笑った。他の参列者の目には人の死を前にして笑顔を浮かべる僕はどう、うつっただろうか? それでも僕は彼女の写真を見ながら笑った。 彼女の死から2年がすぎ、クラスで同窓会をした。 その時にクラスの女子から高校のとき、彼女が僕を好きだったという事を教えられた。 僕はその瞬間初めて泣いた・・。声をあげて泣いた・・。 それからまた僕は笑った・・。 |
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【186】 |
真比呂 (2009年04月04日 00時16分) |
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これは 【184】 に対する返信です。 | |||
俺には歳が六つ離れた妹がいた。 俺は小学校の頃からずっと体育5とかで元気だけが取り柄みたいな子供だったんだが、妹はちょっと体が弱くて少し体調を崩すと何日も熱で寝込んじゃうくらいだった。 そんな事もあってかお互いケンカもほとんどなく本当に仲良く楽しく暮らしていた。 結構妹に甘くて、いつも何か頼み事されたら断り切れないでそれを聞いてしまう。 例えば、苺のショートケーキがおやつに出たら、出た瞬間にはもう妹が顔で合図してくる。 俺も馴れたものでそれだけで「はいはい・・・・・・」って感じで聞いてしまう。 そしたら妹は、たった一つの苺で大はしゃぎする。あれを見たら苺の一つや二つなんかまじで安いもんだって思った。 本当にそんな何でもない日々を過ごしていた。 でもさ、現実なんて本当にもろいもんだった・・・・・・。 俺が高校2年生の時だった。 その日の朝もいつもと変わらない朝のはずだった。 いつもの目覚ましで起きて、いつもの制服に着替えて、いつもの道を通って学校に行く。 そんな何でもない日だったはずなのに、朝起きたら両親がやたらと騒いでいた。 朝からうるせぇなぁとか思いながら両親が騒いでる居間に行くとそこで顔面蒼白の妹が横になって呻いていた。 今までの熱とは明らかに違うような感じで、もう誰が見てもわかるくらいに 「苦しい・・・・・・辛い・・・・・・」って顔だった。 さすがに俺もびびって、すぐ妹に話しかけた。 そしたら、本当は苦しいはずなのに「いつもの熱だから大丈夫だよ。」って笑って言った。 そんなわけ絶対になかったのに・・・・・・。 親父が救急車を呼んですぐ病院に直行、すぐ集中治療室に運ばれた。 ドラマとかであるだろ?集中治療室の前で待ってる場面とか。 俺もよく見たけどあの時は本当に気が狂いそうになった。 次から次へと嫌なことばかり考えてしまう。本当に生き地獄だった。 その日の手術は無事終わったが話によるとこれからもあと何回か手術を受けなければいけないらしい。 もちろん妹はそのまま入院。 退院の日にちを教えて貰うなんて甘い状況ではなかった。 次の手術の心配をしなければいけない状況だった。 |
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