| トップページ | P-WORLDとは | ご利用案内 | 会社案内 |
返信元の記事
【16】

RE:哲学の道(人は何故パチンコをするのか

に〜ちぇ (2011年12月21日 18時43分)
アカギ師匠 こんばんわ

> 自分は哲学ってもんを知らんので的外れな話かもしれませんが…


哲学と言うと難しく考えてしまいますが、事象に対して「何故だろう?どうしてこうなるんだろう?」と思うことから始まります。

哲学から、いろんな学問が派生したっちゅうことですねw

自分はちょこっと哲学入門小説(ソフィーの世界)をかじっただけですので、偉そうな事は言えませんですが^^;

アカギさんが良く引用されてる名言にも哲学的なものはよくありますよ。


赤木しげるの死の間際の原田との会話から引用します。(ちと長いですが^^;大好きなので…

そうさ……。
 スリルって快感じゃねえか!
 破滅や死を誰も望んでいない嫌なこった……と言いながら……一方で少し覗いてみたかったりする!
 そんなに嫌なものなら……ただ避けていればいいだけのことなのに、一方で望むんだ!
 破滅や死を呼ぶ……ギャンブルや……スピードや……血なまぐさい決闘を!

 ククク……。
 まぁ……学者の能書きじゃ、それは「生」を求める形の変形で……。
 そうやって「生」の対極にある……破滅や死を覗くことによって、浮かび上がらせているってことらしい!
 現在の「生」を!
 つまり……死にたいのではなく、死にそうになった後に助かりたいのだ!
 求めているのは、この助かった……生き延びた……という快感であって、別に死や破滅を求めているわけではないって話だが……。
 ククク……。
 どうかな?
 まぁ否定はしねぇ!
 スリルってヤツの正体はおおむねそんなところ。
 が……果たしてそれで全てか!
 チキンランでアクセルを踏みこむ時……。
 大穴に有り金を突っ込む時……。
 微かによぎる……破滅それ自体を求める心!
 死んじまうこと自体への希求!
 そんな説明不能な危ない気持ちが……まるでゼロと言い切れるだろうか?



自分も何処かで破滅の魅力に惹かれているのかもしれない…
まあ、お小遣いの範囲の破滅ですけどwwww小心者ですからw

福本作品はギャンブル、生と死、人生について哲学的な名言が多いですね。大好きな漫画です。

■ 27件の投稿があります。
3  2  1 
【21】

RE:哲学の道(人は何故パチンコをするのか  評価

賭博堕天録アカギ (2011年12月22日 17時09分)

 おはようございます。(っつぅ時間でも無いですね…)
 ちょいと思ったんですが…

>福本作品はギャンブル、生と死、人生について哲学的な名言が多いですね。大好きな漫画です。
 好きな作品だからってのは当然あったんですが、その何故好きか?って部分。
 俺自身には哲学の知識が無いですから…
 だから、自分に欠けてる物を持った作品なので、HNに使ったり、よく引用してるんだと思いました。

 自分に無い物を持った人(作品)に惹かれる… ってのも、また一つの哲学なんですかね。
 パチに言える、普段経験出来ない破滅を手軽に経験する事が出来る ってのと、何となく共通してくる部分もあるような気がするけど…


 お二人の 哲学とは〜 ってのを踏まえて考えると、哲学って面白そうだなって思いました。
【18】

RE:哲学の道(人は何故パチンコをするのか  評価

西田幾多郎 (2011年12月21日 22時38分)

ニーチェ先生 こんばんわ


>哲学と言うと難しく考えてしまいますが、
>事象に対して「何故だろう?どうしてこうなるんだろう?」と思うことから始まります。

「何故だろう?どうしてこうなるんだろう?」という疑問も自然科学の始まりのようです。


>哲学から、いろんな学問が派生したっちゅうことですねw

そうですね、科学というのは、哲学より「分科した学問」の略のようです。

14〜15世紀頃までは現在の学問分野とは全く違っていました。
1)神学
2)哲学
3)法学
4)医学
学問としての序列も上記のようでした。
今の自然科学、人文科学、社会科学は、3)と4)以外は全て哲学でした。

フェルマーは、確率論を最初に考え付いた数学者でしたが、本職は裁判官のようで、
趣味が数学、当事は数学という学問分野はありませんでした。
動力学の創始者ニュートンのプリンキピアも、力学ではなく哲学書だったようです。

神学は絶対で、天動説に反する説を唱えたケプラーなどは著書を公開しませんでした。
ケプラー以後のガリレオが、著書を発表し、宗教裁判にかけられたのは有名ですし、
バチカンがガリレオの名誉回復をしたのは、20世紀末でした。

当事は錬金術の一攫千金が流行でしたが、特許制度がなく、色々な科学的成果が公開
されずに秘匿されていたようです。
純粋科学についても、ニュートンとライプニツによる微積分の発見につき、第一発見者
が誰かで相当議論があったようですが、自然科学の萌芽により、名誉欲というやっかいな
争い事が起こるようになったみたいです。

結局、この争い事は、イタリアの数学者、タルタリアが秘匿していた3次方程式の
一般解の求め方を聞いたカルダーノが、タルタリアに無断で論文として発表した事
により、第一発見者ではなく、第一発表者が栄冠を得るという結果になったようです。


自然科学は、過去に確立された知見を元に発展して行きますが、今の純粋哲学では、
思考の対象が、過去の事例に疑問を呈するものであったりします。
人それぞれの考え方を自分の考えと比較し、尊重するのは純粋哲学でしょうね。

哲学的名言も人により受け取り方は様々です。
デカルトの名言
「われ思う、故にわれ有り」
にしても、種々の解釈ができる。
そして、どの解釈も正誤の判断ができず、各人が他者の解釈について考えてみる。

哲学的な表現の投稿に反論がないのは、そうだからではないでしょうか?

人は何故パチンコをするのか?
といった簡単な疑問でも、深いものがあると思うのですが。
3  2  1 
メンバー登録 | プロフィール編集 | 利用規約 | 違反投稿を見付けたら