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【144】

彼女の「思い」

ベンガル (2013年05月15日 22時35分)
 カンパチさん、こんばんは。


 物事の捉え方は人それぞれでしょう。


 事実、私は目くじらを立てている訳ではありませんし、持ち上げてくれたと思ってそれに乗っかっている訳でもありません。そして、その様に感じ取られた方もいることと思います。


 そして、その発言を自虐的と取るか、それとも・・・




 いや、やっぱりやめておきましょう。


 「もののふ」はあの人の意思を継いで書き始めたもの。


 こんなこと彼女は望んでいない。


 彼女には伝えたい「思い」というものがあったことと思う。


 でもその「思い」を強要したわけではない。


 それを読んだ人それぞれが、それぞれに感じ取り、思いを巡らせてくれればそれでいい。


 そういう「思い」であったことと思う。

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RE:彼女の「思い」  評価

カンパチ (2013年05月16日 15時29分)

ベンガルさん

どちらかへお出かけとのことなので、一言、レスしときますね。

ベンガルさんの歴史観は、かつて『新しい歴史教科書を作る会』の連中が盛んに言っていたものと同じです。

私は『新しい歴史教科書』も、西尾幹ニ著『国民の歴史』も読みました。

極めてナルシステイックな歴史観と言っていいでしょう。自己中心主義的。読後感は、『面白くもなんともなかった』です。

それに比べたら、井上清著『日本の歴史(岩波新書)』の方が、説得力も迫力もあります。

例えば、第二次世界大戦には、3つの性格がある。
(1)民主主義対軍国主義の戦争
(2)帝国主義戦争
(3)民族解放戦争

もちろん、他にもいろんな性格を持った戦争ですが、こういう風に3つ並べられると、なるほど、と思いませんか。

日本が太平洋地域で遂行した戦争にも、この3つの性格が複雑に絡み合っているといえます。インパール作戦に関する書物を読んでると、よく分かります。

西尾幹ニごときを論破するのは、私には朝飯前です。

彼らが東京裁判でのインド人判事『パール判事』の意見書を足がかりにしていることは知っています。

私は、抜粋ではあるけど、『パール判事の意見書』を読んだことがあります。反戦中立の立場での全当事国批判であり、また、同時に、民衆の立場に立っての行政批判であり、安っぽい日本弁護論などではありません。

しかし、『新しい歴史教科書を作る会』の連中は、パール判事が『悪いのは日本だけではない』と言ってる、その一点だけにしがみついています。今、パール判事が生きていたら、非常に歯がゆい思いをすることでしょう。

いろんな捉え方がある、とおっしゃるのなら、その、いろんな捉え方にチャレンジすることをお勧めします。

一つの歴史観と言うか価値観に凝り固まると、橋本ちゃんみたいになります。


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