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【131】 | コピペ 25 犬の話 真比呂 (2009年01月18日 11時35分) |
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11年間飼ってた愛犬がなくなった。 死ぬ前の半年間、自分はろくに家に帰ってなくて、 世話もほとんどしなかった。その間にどんどん衰えてたのに、 あまり見ることも触ることもなく、その日を迎えてしまった。 前日の夜に、もう私とはほとんど会話がなくなっていた母が、兄と一緒に私の部屋にきて 「もう、動かなくなって、息だけしてるの。目も、開いたままとじれない。 最後だから、お別れしてきなさい。」と泣きながら言ってきた。 そこまでだったなんて知らなくて、びっくりして下に下りていったら、コタツに横たわってた。ほんとに息だけしかしてなくて、だんだん息も弱くなってるのがわかった。 怒りっぽい犬で、触るだけで唸るのに、その日は、なにも反応がなかった。母と兄と、3人で、泣きながら朝まで見守った。 結局次の日、単身赴任の父が帰ってきてすぐ息を引き取った。父のことが大好きだったから、きっと待ってたんだと思う。家族全員そろうのを待ってたんだな。って思う。 死ぬ間際に飲んだ水はすごくおいしかったよね。幸せだったよね。なによりも、本当にろくに家に帰らず遊んでばかりいて、あなたの世話をしていなかったことを悔やんでる。 父も母も兄も泣きじゃくる中、あたしは後悔ばかりが心に残って、 あまり泣くことも出来なかった。おまえが死んでから、おかあさんとも会話するようになったよ。 今まで、おかあさんの話し相手はおまえだったもんね。おまえのおかげで自分がどんなに親を悲しませてたかわかった。犬にまであたしのこと相談するくらい、おかあさん悩んでたんだね。おまえが死んでふさぎがちだった母も最近元気になったよ。安心して眠ってね。 昨日、死んでから初めてあなたの夢を見ました。 朝起きて、泣きました。 ほんとうにありがとう。ばいばい。 |
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【132】 |
真比呂 (2009年01月19日 22時20分) |
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これは 【131】 に対する返信です。 | |||
昨年、天皇皇后両陛下が欧州各国を歴訪された際、 ポーランドだか、オーストリアか忘れたけど、 滞在したホテルのレストランのボーイが感動してた。 予定より5分程遅れて朝食のためにお出ましになった陛下が、 遅れたことを彼に一言お詫びされただけなんだけど、 そのボーイにしてみれば、5分なんて大した遅れではないし、 陛下が時間に遅れることなど別に気になさる必要もないのに、 こんな下っ端の自分にまで御気を使っていただいて涙が出るほど感動した。 これがきっかけで日本の皇室と日本のことを大好きになった。 みたいなことを言ってた。 いい話や・・・。 |
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