なりすましメールとは、差出人が本来のものとは違うように詐称しているメールのことをいいます。例えば、本当の差出人はP-WORLDではないのに、メールアドレスを「****@p−world.co.jp」と名乗る、といったようなケースです。
これは、誰かのパソコンにウイルスが感染すると、そのパソコンに登録してあるP-WORLDのメールアドレスを、ウイルスを再配信する[差出人」のアドレスとして使う。というたちの悪いウイルスが原因です。おそらく、その方のアドレス帳にP-WORLDのメールアドレスが登録されていたのでしょう。
このようなウイルスの存在を知らない人は、「P-WORLDからウイルスが届いた」と勘違いします。実際、多くのクレームが当社に届いています。しかし、差出人を偽装しているため、本当の差出人が分からず、注意をすることもできません。実際に送信している人は、自分のパソコンが感染しているということすら気づいていないかもしれません。
そこで、ウイルスメールを受信したらヘッダと呼ばれる内容を確認してください。この情報である程度の判別ができます。そのメールは本当に差出人が出したものなのか。あるいは差出人が偽装されているものなのか。差出人の真偽を確かめずに安易に苦情を出すことのないよう注意しましょう。
「W32/Klez」「W32/Netsky.?」のような悪質なウイルスは有名ですので、常に情報を仕入れて他人や友人に迷惑を掛けることのないよう注意することも賢明です。
メール機能を悪用する主なウイルス一覧
新種コンピュータウイルス情報 |