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RE:カンパチ・ベルガー  評価

カンパチ (2013年10月05日 04時06分)

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『ソンミ村虐殺事件』

1968年3月16日、バーガー任務部隊(機動部隊)の一小隊が南ベトナム、クアンガイ省(現キアビン省)ソンミ村のミライ地区と呼ばれていた一群の集落に進撃した。

小隊の任務は典型的な『策敵掃討』、つまり、ベトコン(南ベトナム民族解放戦線)兵士を見つけ出し、これを殲滅することだった。

このバーガー任務部隊は、ベトナムで行動していた他の部隊に比べてとぢらかと言えば急ごしらえの寄せ集めの隊で、それまで何の軍功も上げていなかった。

敵と交戦することもなく、地雷や仕掛け爆弾で隊内にかなりの数の死傷者を出していた。

クアンガイ省はベトコンの拠点と考えられており、一般住民もほぼ共産ゲリラの支配下又は影響下にあるとされていた。住民はゲリラを支援幇助し、そのため、戦闘員と非戦闘員の区別が付けにくいと一般に考えられていた。

したがって、アメリカ兵たちは、この地区のベトナム人に憎しみを抱き、住民を信用していなかった。陸軍情報部によると、ベトコンはミライ地区の住民にかくまわれているとの事で、そのため、地区内に潜んでいるベトコン戦闘員を見つけ出すのがこの部隊の任務とされていた。

作戦の前夜には予感のようなものがあり、ようやくにして部隊が敵と交戦し、進撃の目的を果たすことができる、とのムードが隊員たちを支配していた。

その夜、下士官や下級将校に与えられた上層部からの指令は、戦闘員と非戦闘員の区別については、せいぜい、あいまいなものでしかなかった。全隊員がジュネーブ協定を十分に心得ていることにはなっていた。
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RE:カンパチ・ベルガー  評価

カンパチ (2013年10月05日 04時04分)

とりあえず、

M・スコット・ペック著『平気でうそをつく人達』より

第5章【集団の悪について】

を最初から、再掲載します。
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