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RE:親愛なる君へ  評価

10週打ち切り (2016年02月13日 22時01分)

「あぁ、またこの話か」


もう何度

同じ物語を読み終えただろう


二番目の扉の向こう

「繰り返している」という記憶


エンディングは知っている

バッドエンドだ




いつも同じ

あの場所から始まって

どうしてもあの場所に行きたくて

もう目の前まで来ているのに

決して辿り着けない


行きたい理由は知っている

行く方法も知っている

それなのに

そこに何があるのかが分からない

だから決して辿り着けない


靄がかかった目的地を目の前に

そこに何とか目的を作り出そうとして

僕は意識を集中させる




         こうして「夢」から追い出された


                     ― GAME OVER ―




材料が足りない

・・・
あっちでは手に入れる前に追い出される

     ・・・
あらかじめこっちで用意していかなければ
【2】

RE:親愛なる君へ  評価

10週打ち切り (2016年02月13日 21時55分)

持ち込めるもの

「こっち(現実)の経験」のみ

ここから先はそれだけで進んで行かなければならない

いくつもの鍵が掛かった扉の向こう



ひとつ目の扉

それは唐突に開き

その奥で「自我」を取り戻す

いや、「与えられる」と言うべきか



今はまだ

それを語るときではない

全てはここから始まるのだから



・・・・・
手に入れたとはいえ

形を保つのが精一杯の脆いもの

どちらに転ぶか分からない


「自我(現実)」を強く意識すれば「夢」からは追い出される

「夢」に留まるためには「夢だと気付いている」ことは隠し通さなければならない



作られた物語の中で

物語であることを自覚しながら

物語を進めていくしかない



気付いた者 = 選ばれし者 = 神

誰か(何か)が作った物語(ルール)の主人公



どちら側に位置する存在なのか

考えなくても分かっただろうに
【1】

RE:親愛なる君へ  評価

10週打ち切り (2016年02月13日 21時52分)

明晰夢

かつて何度か話しただろう


夢の中で

それが夢であるということを自覚している

強く意識すれば目覚めてしまい

弱すぎると完全に取り込まれてしまう


曖昧な世界

夢と現実の狭間




こっちの主人公は自分自身

しかし全ての中心ではない

自由にはならない



それがもし

自由になるとしたら

それは例えば「神」という言葉に置き換えられるような

「何か」なのかもしれない



畏れ多くも

その「何か」に

最も近く

最も遠い

それなのに



僕はなぜ

踏み止まることができなかったのだろうか
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