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【838】 | ミステリ好きの理由わかりました^^ 猫丸飼いたい (2008年06月24日 00時08分) |
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ヌーさん、みなさま こんばんは タイトルのミステリ好きの理由。 G.A。さんと優等生談義をして気付いたことですが、私は「頭脳優秀」キャラ好き人間で、そうゆうキャラの宝庫であるミステリ(特に名探偵もの)が好きになるのは、必然のことだったのです。 今までは何となく読んでいたのが、そういえば探偵役の人間があちこち動くものより、頭脳が勝負の安楽椅子探偵ものを特に好んで読んでいることに気付きました。 それと歴史もの好きでもあるので、両方の好みを兼ね備えたジョセフィン・ティの「時の娘」や高木彬光の「神津恭介」もの、特に「ジンギスカンの秘密」が好きです。(ジンギスカンは漢字です。マイPCで漢字変換できませんでした) 同じ理由で、クリスティならポアロシリーズよりもミス・マープル派ですね。 視点を変えて読む面白さを教えてくれたのが「罪と罰」で、薦められて読んでみたら倒叙ミステリーとしても楽しめる本でした。これをきっかけとして、敬遠していたロシア文学も読むようになりました。 いま読んでいるのはサイコサスペンスですが、インパクトのあるタイトルなのと、あらすじが面白そうだからチャレンジしてます。 タイトルは「治療島」(柏書房) ドイツ人が作者です。 幼い愛娘が行方不明になり、必死に探してもみつからず、失意で島の別荘に引きこもった精神科医が主人公。 娘の失踪の数年後に、自称統合失調症の女が治療を求めて、主人公のもとを訪れます。その女が語る妄想の内容というものが、主人公の娘によく似た女の子が親の目の前から姿を消すというもので、医療行為をする気力を失くしていた主人公が「治療」を開始して・・・。というお話です。 面白そうでしょ? 今のところツカミはOK状態で、楽しんで読んでます。 古文好きなので、古典文学をモチーフにした小説や古典の現代語訳も読みますが、夢は「源氏物語」原文読破です・・・が、これは夢で終わりそうーー 古文好きというのは私の基本嗜好で、歴史もの好き、映画の往年の名画好き、伝記もの好き、保守的な考え方など全てに繋がっているように思えてなりません。 「好き」の理由がわかるって、楽しくて嬉しいものですね。^^ これも、みなさまとの交流で気付いたものだから、みなさまとヌーさんには感謝しています。 |
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【848】 |
noo (2008年06月25日 23時41分) |
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これは 【838】 に対する返信です。 | |||
猫丸飼いたいさん、こんばんは。 >高木彬光の「神津恭介」もの、特に「ジンギスカンの秘密」が好きです。(ジンギスカンは漢字です。 高木彬光氏は私も主に神津恭介シリーズですが、ほとんど読んでいます。 神津恭介は天才肌で、蒲柳の質だからあまり活発には動き回らないんですよね。(その分、ワトソン役の松下研三が走り回る) 明智小五郎、金田一耕助と並び評される名探偵なのに、知名度はイマイチのような気がしますが。 江戸川乱歩さんが『刺青殺人事件』のプロットにひどく感心してましたが、残念ながら筆力が不足していて、手馴れた書き手なら大傑作になっていただろうと評していました。 しかし、私は十分傑作だと思いました。 密室の中のバラバラ死体、もうこれだけでシチュエーションとしては十分魅力的です。 ただ、児雷也、大蛇丸、綱手姫の三すくみの妖異な雰囲気をもっと活かせた気はしましたね。 このトリックは横溝正史氏をもってして、思わず「やられた」と先を越されたことを大いに悔しがらせたと言われています。 それ程の大トリック、歴史に残る名作だったということです。 さて『ジンギスカンの秘密』正確には『成吉思汗の秘密』ですが、義経=ジンギスカン説を最も説得力のある仮説を持って書き著された歴史ミステリだと私も思います。 特にラストの「成吉思汗」のそれぞれの漢字の意味にたどり着いた時、もしかして本当に源義経はジンギスカンだったのか?と思わせるに十分な解明だったのではないでしょうか。 ご存知だとは思いますが、他には代表作の『人形はなぜ殺される』『能面殺人事件』『妖婦の宿』などがお薦めですね。 ところで、安楽椅子探偵といえば、最近では当然京極堂の名前が挙げられると思いますが、猫丸さんは京極夏彦氏はもう読まれましたか。 初期の『姑獲鳥の夏』から『鉄鼠の檻』までの作品は、もし未読でしたら、是非読まれることをお薦めします。 >タイトルは「治療島」(柏書房) ドイツ人が作者です なかなか面白そうですね。 ヴァン・ダイン、カー、クリスティ、クイーンなどの古典はそれなりに読みましたが、翻訳物はずっと避けてきました、これを機に『ラジオ・キラー』も含めて、購入を検討してみますね。 |
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