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【285】		RE:アカギに熱烈らぶな方限定板☆ ★miya★ （2009年07月20日 21時00分)
下のpart１の続き【平山幸雄モノローグ】part２まさか本物のアカギが現れるとは夢にも思わなかった。予想していたより平凡な奴に見えたが、奴の才能は底知れないものだった。ふてぶてしいその態度も思っていた以上だった。そして・・・浦部との対決で、ついに奴は俺の座を奪い取った。そりゃ浦部には勝てなかったかも知れないが、奴さえ現われなきゃ、一回くらい負けたって問題なかったはずだ。組長は俺のアベレージの高さを買ってくれてたし、俺も今回を逃してもまた勝ちを重ねればいいと簡単に考えていた。しかし・・・奴の・・・アカギの勝ち方はあまりにも鮮烈だった。見ていた俺自身も信じられないほどの常人離れした打ち回し。有り得ない・・・俺は夢でも見ているのかと思った。こんな麻雀を打つ人間がこの世に存在するのか・・・! そして俺は自分の麻雀が、コイツの前では麻雀ですらないような錯覚を覚え・・・いたたまれずに席を外した。そのアカギの闘牌の凄さゆえ、その時から俺の存在は霞のように消えてしまった。用無しになった俺は行き場を失くした。安岡さんにも何も告げずに俺は去り、それからはちっぽけな町の雀荘で、半ばヤケになりながらケチな戦いを続けた。しかし何一つ楽しくなかった。勝っても負けても心は石のように無反応だった。そんなとき違法なほどの高額レート麻雀の話を持ちかけられ、まるで昔の残像を追いかけるようについていってしまった。一生遊べるだけの金が一晩で手に入る・・・いや、金が欲しいんじゃない。もう一度、熱くなれる勝負をしたら、また安岡さんのところに戻れるようなそんな気がしていた。まだ白く脱色したままの髪が自分の未練を物語っている。俺は・・・このまま終わるのも癪にさわるのだ。だが、まさか身の程を超える大金の代償が血液だとは・・・そりゃ、そんなに簡単に大金が手に入らないのはわかっている。自分にそれだけの元手がないのもわかっている。つまり、命を差し出せというのか。なるほど、無意味な死・・・いや、勝てばこれだけの大金。俺は・・・気がついたら俺は承諾していて、奇妙な透明牌を使った麻雀は開始された。要は勝てばいいだけのことだ。俺の記憶力は並ではない。何とかなる・・・が、目の前の老人の強さは尋常ではなかった。上手いか下手かの問題ではない。コイツは・・・圧倒的な神懸った強運のもとにいる・・・！気がついたら俺の命はじりじりと減り続け・・・・もう・・・後がない・・・・・・・っ！遠のく意識の中・・・「死にたくない」と何度も叫びいったい何のために、誰のためにこの命にしがみつきたいのか、不思議な自問自答をしていた。生きることの意味・・・そんなもの・・・・考えたこともなかった。それなのに、死にたくない・・・・アカギは・・・奴は・・・いつも死を恐れなかった・・・・あいつだけが・・・自分を生きていた・・・・俺は・・・奴にあんなに反発感を持ちながら・・・ああ・・・そうだ・・・・きっと憧れていたんだ・・・・あんな風に生きたい・・・と・・・・・まだ・・・俺は・・・俺として・・・・何一つやっちゃいない・・・・・何一つ残しちゃいない・・・・・・何一つ・・・・・　　・・・・もしも・・・・また・・・・・最後のひと呼吸、その刹那、俺は・・・あの瓢々とした横顔を見た・・・気がした

【289】		RE:アカギに熱烈らぶな方限定板☆ 　七羽ぶどう (2009年07月21日 00時16分)
これは【285】に対する返信です。
★miya★さん、お部屋の皆様、はじめまして＾＾狂人ならぬ凡人ですがお邪魔しますm(__)m 今、アカギを見直してるんですが、ちょうど鷲巣麻雀が始まったとこでして、そこで、こちらのお部屋を覗いて見ると・・・【平山幸雄モノローグ】が！・・・(..)・・・凄っ！思わずカキコしちゃいました＾＾登場人物のその後とか気になる事ありますよね？あと、お金の使い道とか、結構な大金なのに皆生活変わってねーとかｗ（意外と貯金？） ☆ゆっきーさんへプチおひさっす。相変わらずお元気そうで＾＾これからも、仲良くして下さいね！それでは、失礼しましたm(__)m
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