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【1852】 | RE:パーラー珍古へようこそ 不眠騎士 (2015年08月15日 22時54分) |
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珍古部屋のみなさんこんばんわー では、ご依頼の棋譜解説です。 将棋あまりご存じない方もいるので、 すこし脚色しますが(笑) (対局の全体の流れ) ・ 後手古代さんが、今泉四段(アマから特例でプロになった根性の人、元介護士、好漢です)の新手32飛車 ・ 先手がくおさんは、本格的に左美濃から大模様を張る。 ・ 後手が、55歩から動き、機敏な38歩 以下、31歩の底歩が堅く有利拡大 ・ 先手は86桂馬から味をつけて、54竜の勝負手 ・ 後手52金から大きく乱れて、先手快勝 序盤から、中盤にかけて非常に見応えのある将棋でした。 後手優勢の中、先手が我慢してついていき、 最後に悪手をとがめて、スパっと決めました。 お二人とも、十分有段者ですね。 がくおさんは、三段くらいはあるのでは。 古代さんには残念な一局でした。57にと金作った所 ではかなり優勢だったので。 ※棋譜に誤植があると思われ、また最終手も後手なので(先手勝ちなのに) 推測で書いている部分があります。 【ピワ竜王戦 第二局】 先手▲ がくお ピワ九段 後手△ 古代晋也 ピワ九段 ▲7六歩 △3二飛→今泉四段が升田賞を受けた新手ですね ▲4八銀 △4二銀 ▲6八玉 △6二玉 ▲7八玉 △7二玉 ▲5六歩 △3四歩 ▲5八金 △4四歩▲2六歩 △3五歩 ▲2五歩 △3四飛→後手で石田流に組めてやや満足 ▲2六飛 △4三銀 ▲5七銀 △5四歩▲7七角 △3一角 ▲6六歩 △5三角 ▲8六角 △6二角 ▲6五歩 △4五歩▲7七角 △3三桂 ▲2八飛 △3二金▲9六歩 △8二玉 ▲7八玉 △7二銀 ▲7八銀 △5五歩 ▲同歩 △3六歩▲4八銀→危険でした。36同歩、同飛車、37歩、76飛車はあまり怖くないので △3七歩成▲3七同銀△3八歩→機敏です ▲6六角→64歩からの反撃が筋 △4四角 ▲3六歩 △3九歩成→同角で十分でした ▲6七金 △2五桂→先に29と、同飛車でホンプより1手得です ▲2五飛 △2四飛 ▲同飛 △同歩 ▲4六歩 △同歩▲4五歩 △3三角 ▲4六銀 △4九飛▲3五銀 △2九と ▲2一飛 △3一歩▲2四銀 △4二角→いい辛抱で後手有利 ▲2三銀成△1九と▲7五歩 △5六歩 ▲8六桂→筋ですが、先に74歩か △6四歩▲5四歩 △4六飛成▲1一角成△5七歩成 ▲7七金 △6五歩 ▲3二成銀△同銀 ▲5三歩成△5三同角→89銀、68と、のほうが明解▲2四飛成△6四香 ▲5四龍 △5二金→悪手、52銀打ちで優勢維持できた ▲7四歩 △9四歩→悪手 ▲7六香 △9三玉→悪手 ▲5三龍→好手 △同金 ▲7一角→決め手 △8二銀 ▲5三角成△8四桂▲9五歩 △7六桂 ▲同金 △同龍▲9四歩 △9二玉 ▲6四馬 △7五香 まで がくおピワ九段の勝ち |
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【1853】 |
古代晋也 (2015年08月16日 01時37分) |
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これは 【1852】 に対する返信です。 | |||
不眠騎士さん こんばんは 早速の棋譜解説ありがとうございます。 実は、先手番だった第1局で負けていた僕は、先後が入れ替わって後手番となる第2局は、何か?対策が必要だと思って、第1局の最中から【2手目 3二飛戦法】と決めて、「2手目の革新 3二飛戦法長岡裕也 著」をアマゾンショップで注文していました(爆)(第2局の初手は、8割方「7六歩」だと思っていましたし) ですが、本が届くのが遅かったので、序盤は手探り状態でした^^; △3四歩の時に▲2二角成△同飛の展開は、正直言って、どうしよう?と思っていました。 また、本が届いてからも既に解説されている展開から別世界になっていて、結局 本は役に立ちませんでした(苦笑) 今泉四段の新手なんですね^^ 後手番で石田流を目指す♪実に魅力的な作戦だと思います。 >△3八歩→機敏です ⇒今、見直していたら、▲同飛でどうするんだろう?と思ってしまいました^^; そうか・・・△2五桂に銀が逃げれないんですね^^; >△5三同角→89銀、68と、のほうが明解 ⇒う〜〜ん、飛車を取るんでしたか・・・ >△5二金→悪手、52銀打ちで優勢維持できた ⇒これも見直したら、△5二金なんて薄くて持ちこたえられる訳ないと思いました。 △9四歩〜△9三玉もひどい。 これだけ悪手を連発していてはダメですね^^; |
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