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【6】

<もうひとつの土曜日

草野仁 (2006年02月06日 19時23分)
ACT 2「 け、けろさん、あっ、そんなことされる、あっ、の僕、あぁ・・・、はじめてぇ〜 イニ落ちちゃうぅ〜」


静かに歩み寄る二人・・・視線はそらさない・・・

視線をそらすとその瞬間、食べられてしまうことを二人はよく知っている。

食物連鎖の下っ端にいる二匹の蛙はそうやって今まで生き延びてきたんだ。


人混みが二人の背景として溶け込みせわしなく動いている。ただ二人の空間はゆったりとした時間が流れていたことをよく覚えている。

もちろん視線はそらさない。食べられるからだ!!



一言目・・・


これがむずかしい・・・

「きぅあ」か?

いや・・・、「はじめましてですぅ〜」

これもちがうな〜

「はじめまして・・・なのダ」

いかんいかん、パクリになってしまう。




そうだ今更、二人に会話はいらない。このまま見つめあったままで、そっと肩を寄せる。

そして、自分のパンツを頭にかぶる・・・

そうだ!!これだ!!! おパンツかぶっちゃえ!!!!



後は実行するのみ!歩みが早くなったマルサ!!ロングコートをなびかせて、ハニィーの元へ急ぐ・・・














けろ「うぷぷぷ・・・、ごみんよ〜〜〜〜〜〜」












イニ「・・・えっ」 












けろ「うぷぷぷ・・・、ごみんよ〜〜〜〜〜」









イニ「・・・何が?」


この時、けろさんは遠くまで足をのばしてくれたこと、時間を作ってくれたお礼を兼ねての一言だったらしい・・・










でもね、けろさん・・・










ロングコート着た税務署員みたいなオサーンの前で、平謝りする女性・・・

そして三ノ宮の人混み・・・




なんか借金を返せずに男に謝る図のようで・・・

僕のほうがあたふたしちゃったよ・・・(少し注目されていたような・・・)

こんな挨拶はじめて!イニ興奮!!^^



って感じで無事ドッキング・・・、いや合流成功


さあ、二人の目的は「お風呂」だ!!

ポケットには「明るい家族計画」も入っている。



けろさんと腕をつなぎ、ホテルを探した・・・


ACT 2 終わり

次回予告

「Oh・・・、Oh・・・イニちゃん、こんなにいっぱいのめないよぉ〜」

をお送りします!

(むぅ、仕事の時間だ・・・つづく・・・)

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【7】

<もうひとつの土曜日  評価

草野仁 (2006年02月06日 21時09分)

ACT 3 「Oh・・・、Oh・・・イニちゃん、こんなにいっぱいのめないよぉ〜」



けろさんは歩きながらも「うぷぷぷ、ごみんよ〜〜」の連発。

「うぷぷぷ、イニちゃんだ!!」(これで僕が違う人なら大ごとだ!)
「わ、若い若い・・・」(※そんなに差はない)
「うぷぷぷ、ごみんよ〜〜〜」(まだトランス状態だ!)




仕方が無い、けろさんの気が落ち着くまで・・・

へへ・・・、髪の毛の匂いをずっと嗅いでました^^



=====ホテルでお風呂 中途略===========バシューーーッ


三ノ宮を案内するけろさん。

「ここにね、こういうお店が・・・あったんだよ(過去形)」

ことごとくお店が様変わりしており、喫茶店がなかなかみつからない。

しかたなくちょっと薄暗い、ドアがビニールでできたお店に入ることにした。



会話の中身は、ピワルドの皆さんの関係をお話した。

けろ「白猫さんはね、ほんとにお世話になりっぱなしなんよぉ〜」

イニ「へ〜、そんなことが・・・」

けろ「おかあさんはね、ほんとにお世話になりっぱなしなんよ〜」

イニ「へ〜、そんなことが・・・」

けろ「葉さんはね、ほんとにお世話になりっぱなしなんよ〜」

イニ「へ〜、そんなことが・・・」

けろ「でね、イニちゃん・・・うぷぷぷ、今日はほんとにごみんよ〜」

イニ「へ〜、そんなことが・・・、いやほんとに僕は大丈夫っすよ!こちらこそしゃべれるか不安で、不安で・・・」


そんなけろさんに、そっと口付けをした・・・


        
時は1時間ほどたち、会話はじょじょに盛り上がりをみせる。

イニ「マスター!もう一杯!!」

マスター「蛙の香りが充満していますので、お帰りください」


ほんとに店を追い出されたふたり^^

仕方なく2件目へ・・・

もちろん外は寒い。けろさんがコートを着る僕の手助けをしてくれた。

先ほどあれだけ僕の下半身を手助けしてくれたのに・・・
うぅ・・・やさしい・・・

薄暗い三ノ宮を寄り添い、りーさん(↓)の待ち合わせに近い場所へ移動となった。



着信が一件!

マフィア「あ〜、変態りー(↑)だよ!二人の邪魔をしようと思ってな・・・」

イニ「すでに事は済んでいます。すんごい事されました。」

マフィア「男はもういいから、けろにかわれ!!」

けろ「あっ、りーさん(↑)?」

マフィア「(思いっきりセクハラ)」



けろさんは、少しジュンとなっていた・・・ち、ちっくしょ〜(嫉妬)


2件目
2杯目の飲み物をいただきながらまた会話。
・・・、どちらかと言うと世間話だった。

最後の最後で、携帯についたロゴをみてイニは驚愕した・・・(あれはびっくりしたよ、けろさん)



そこへ小汚い、小豆洗いから「けろさんにあったら抱きついてもいいでつか?」とメール・・・

ふっ、玉・腹黒く素人ドウテイが何をぬかしとんじゃい!!



さっそうとやってきた小豆ばやし。


小豆「あ〜、ども」   ○凹 <なんじゃそりゃー



とその時、けろさんが

けろ「ちもちゃん・・・ごみんよ〜〜〜〜T-T」

まずい・・・、これは・・・、小豆もあわてて小豆を洗い出した・・・




けろさんは、帰り際うっすらと涙を浮かべていた・・・


けろさん・・・、きれいな女性が涙を流すと・・・




化粧が落ちるぞ!!


ACT 3 終わり

次回予告 「でた!!マフィア!!! コロンビアで指名手配」

をお送りします。
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