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【95】

RE:マリー*ルイーゼ  評価

カンパチ・環八 (2016年12月25日 17時07分)

ホヤさんへ。

>※何を主張したいんだか分らん。

(また、長くなっちゃったから、分割いたします)

≪ページ1≫

分かれば、
『そうなのかっ!』
と、納得するはず(多分)。

京都大学学長と言えば、超一流の研究者です。
いい加減なことは言いません。
この記事の内容は何十年もの研究の結果たどり着いた一つの結論です。
一般人が読んで、一発で理解できるほど甘くはありません。

しかし、理解するには、この記事しかない。
何か解説書があるわけではない。
だから、「う〜ん・・・」とうなりながら、何度も読み返すしかない。

手掛かりは、この記事の冒頭の、

>人間はなぜ争い、集団間で殺し合うのか。

という問いの部分です。


まず、「殺し合う」
が何を意味するのか。

他の動物は、殺す、殺されるということはあります。
それは、食う、食われるということと同義。
しかし、「殺し合う」ということはありません。
稀に共食いということはあるけど、これは、条件が限定されるから、例外とします。

「殺し合う」とはどういうことなのか。

ライオンが他のライオンとケンカしても、「殺し合い」には至りません。
つまり、どちらかが死ぬまでケンカを続けることは無い。
そんなことをしたら種が絶滅してしまいます。
遺伝子が許さんでしょう。

だが、人間は、殺し合う。
場合によっては、刺し違いになり、両者ともに死ぬ。
遺伝子がそんなことを許すはずがありません。
遺伝子の使命は種の存続だからです。

ということは、遺伝子のせいではない。
何か、人間にだけ特有の事情があって、「殺し合う」ということです。
その事情とは何なのか。
それをこの学者は必死に探究したのです。

次に「集団間で」
とは何を意味するのか。

人間は、なぜか殺し合いをするわけですが、
1対1の殺し合いだけではありません。
複数対複数でも殺し合う。
それが、結局は、民族紛争とか戦争とかの大規模殺りくに発展します。
これも「謎」です。
しかし、この学者はやはり一つの結論に達しました。


では、謎解きを始めます。
と言っても、この記事の中に書かれています。
僕が上記で説明したことを念頭に置きながら、
まずは下記部分を読んでみてほしい。

>「人間は、安全で食料も豊富な熱帯雨林を離れて暮らした。
> 大型肉食獣から身を守り、食料を確保するには協力関係が必要で、
> そのため他人と心を通じ合う共感能力が求められた。

> 多産で、成長の遅い、ひ弱な子供が生まれるのが人間の特徴。
> 集団内での共同の子育てや子供に食物を与えることが重要な課題となり、
> 共感能力が飛躍的に増大した」


つまり、人間は「集団生活」することで生き延びてきました。
よく「人は一人では生きられない」と言いますが、
それは、何万年も集団生活するうちに遺伝子に組み込まれた、
人間が種を存続させるための現実です。

集団で生きるためには、
その集団内の構成員同士での意思疎通が欠かせません。
ただ、他の動物でも、意思疎通を行います。
群れを作って暮らす動物は、見張り役がいて、
外敵が近づけば、仲間に合図する。

しかし、人間と大きく違う点があります。
外敵が近づけば「逃げる」のであって、
外敵に立ち向かって、殺しにかかるということはありません。
【94】

RE:マリー*ルイーゼ  評価

カンパチ・環八 (2016年12月25日 16時44分)

≪ページ2≫

例えば、ライオンがゾウに襲い掛かった場合、
逃げきれなかったゾウが反撃することはありますが、
ライオンが逃げれば、それで終わり。
ゾウがライオンを殺すことは無い。
なぜなら、ゾウはライオンを食わんから。
食えないものを殺すことはありません。

ところが、人間は同じ人間を「殺す」ところまでやってしまう。
食う訳でもないのに、ただ殺す。

とにかく、人間が共感能力、即ち、集団内での意思疎通能力を持つ点では、他の群れを成す動物と同じです。

さて、では、なぜ、「殺し合い」をするようになったのか、の説明に取り掛かります。
もちろん、それも、この記事の中に書かれています。

> 戦いが激化したのは『共感能力の暴発』があったからだと考える。

という所。
人間には共感能力があることは分かります。
しかし、共感能力を持つだけでは、他の人間と「殺し合い」にはならない。
「殺し合い」に至るには、共感能力が「暴発」する必要があった。
『共感能力の暴発』とはどういう意味なのか、そして、なぜ、「暴発」したのか。

この学者はその理由を三つ述べています。

その三つの理由のうち、実は、二つ目に述べられていることから先に理解するとよい。

>「二つ目は、定住と1万2千年前に始まったとされる農耕牧畜。
> 狩猟採集生活では無かった土地の境界が生まれ、
> 質のいい土地をめぐて集団間で争うようになった」

これで、この記事の冒頭に書かれてあった、
「人間はなぜ争い、集団間で殺し合うのか」
という問いのうち、「集団間で」の理由は分かりました。
これは、一般人でもすぐに理解できます。
しかし、これだけでは、「殺し合う」理由にまでは至らない。
その理由を説明したのが、一つ目。

> 一つ目は、現在の知見では、7万年ほど前から使用したとされる『言葉』だ。
> 同じ人間を、
> 「あいつらが敵だ」
> と『敵』に言い換え、
> その『敵』に対し、
> 「私たちにこんな害のあることをした」
> とその行動を極悪行為に言い換えられるようになった。
> それが無いと、殺すほどの敵にならない」

ここをどう読み解くか。

人間は、集団間での争いを始めたが、
それだけでは、殺すには至らない。
なぜ、殺すに至ったか。

それは、人間が「言葉」を持ったからであり、
特に「敵」「極悪行為」という言葉を持ったからだ、
というのが、この学者のひとつの結論です。

自分たちに害を与えた人間を「敵」と呼び、
「害を与えた行為」を「極悪行為」と呼び、
相手を「殺す」のです。

食うためではなく、
自分たちに害を与えた、即ち「極悪行為」をした相手を
「敵」とみなして、排除し安全保障するために、殺す。
これが、人間同士が「殺し合う」理由。


「言葉」というのは、概念であり、共通認識です。
だから、集団の構成員全員が、
「あいつは敵だ」
と認識したら、即ち、構成員全員が共感したら、
相手が人間であっても、集団で殺しにかかる。
これが『共感能力の暴発』ということです。

他の動物ではそんなことはあり得ません。
なぜなら、言葉を持たないから、「敵」という概念もなければ「極悪行為」という概念もない。
だから、食われないように逃げるか、追い払うだけで、殺しはしない。

以上。
【93】

RE:マリー*ルイーゼ  評価

ホヤ (2016年12月24日 23時37分)

黒糖ロック良いね〜 甘みが良いんデスよね〜

※何を主張したいんだか分らん。スマソ。

 敵 ⇒ 同種族に害もたらすヤツラ。って事なのかな?

※クリスマス祝えよw
【92】

RE:マリー*ルイーゼ  評価

カンパチ・環八 (2016年12月24日 23時22分)

黒糖ロック。


さて、この記事の注目点は、
『共感能力の暴発』。


この記事を初めて読んだとき、
「『共感能力の暴発』って、なんだ?」
と思った。

「共感能力」という言葉と「暴発」という言葉が、
なんで結びつくのか、簡単には理解できなかった。

下記の部分を読んで、どう思う?。


「大きな原因が3つあると考える。 
 一つ目は、現在の知見では、7万年ほど前から使用したとされる『言葉』だ。
 同じ人間を、
 「あいつらが敵だ」 
 と『敵』に言い換え、 
 その『敵』に対し、
 「私たちにこんな害のあることをした」
 とその行動を極悪行為に言い換えられるようになった。 
 それが無いと、殺すほどの敵にならない」
【91】

RE:マリー*ルイーゼ  評価

ホヤ (2016年12月24日 23時17分)

ちっ、

なんだなんだっ!

普段罵り合ってる野郎共が

「今日はプライベートでクリスマスだからぁ〜」的な流れか?

ファックユー ゴミめらっ!

クリスマスだと?
日本には無いんだよ!!!!

鎌倉幕府がやったか?
江戸幕府がやったか?
明治天皇がやったか?

日本人にはクリスマスなんざ【無い】っ!

そこを誤魔化す奴らは生涯地を這うっ!!!


※ケーキ食って歯痛になりゃがれっ!!(べっ、別にっ ひがんでなんかっ!・・・
【90】

RE:マリー*ルイーゼ  評価

ホヤ (2016年12月24日 23時06分)

青いカラスさん

>傍観者のような語り口・年齢の問題。

年齢の問題ではありませんね。
齢70にもなり、受け継いで来た歴史認識が人気薄とも知ればそうなるでしょ。
正しいと思ってた事が世間的には薄らいでいく。
傍観者的になるしかないでしょう?

彼の歴史認識及び世界観は100%正しい。
ただ、彼の書く事を理解する日本人がこのPWには居ないのです。
理解しようとすら思って無い。
だから変人扱い。

PWだけでなく現実社会にもそうそう居ないと思います。

これが現日本のナアナアさではないでしょうか?。

※こちらこそ感謝です。国士と対話させて頂き誠に。
【89】

RE:マリー*ルイーゼ  評価

ホヤ (2016年12月24日 22時44分)

いゃ、そーでも無いっすよ?w

呑んでるのK8さんじゃないの?w

何呑んでんだよ〜 言えよ〜 言っちまいなよ〜wwwww(芋御湯ですw
【88】

RE:マリー*ルイーゼ  評価

カンパチ・環八 (2016年12月24日 22時31分)

相当、飲んでるな。


まあ、落ち着きなはれ。
【87】

RE:マリー*ルイーゼ  評価

ホヤ (2016年12月24日 22時23分)

その記事のヤツ、クソバカだなwwwwwwwwwww

いゃ〜バカ過ぎてどっから突っ込めば良いのか〜

1。とりま人間社会=ゴリラ社会な構図がオカシイ事に気づきましょう。

2。芸術・学術で個人同士で世界ぐるみで付き合えば?戦争起きないって?
  へ〜 個人が繋がっとけば国も動かないんだー初耳だわw

3。死者を利用するな。先祖の墓ブッ壊したのかなこの人はwwww。


K8さん、それウケ狙いですよね? くっそワロタw 

ゴリラぶっ殺しまくったのは人間ですよ〜 1VS1じゃ勝てないくせに重火器でね。
【86】

RE:マリー*ルイーゼ  評価

カンパチ・環八 (2016年12月24日 10時11分)

【ページ1】

先日、地元紙に載ったインタビュー記事です。

人間はなぜ争い、集団間で殺し合うのか。
それは、人間が本来持っている性質なのか。
サルやチンパンジーなどの観察を通じて人類の特徴を浮き彫りにし、
こうした根本的な問いにも向き合おうとするのが霊長類研究だ。
ゴリラの研究に取り組んできた京大学長の山極寿一さんに聞いた。

ーーーゴリラは平和的な動物だそうですね。

「争いが起きても「勝つ」ことでなく「負けない」ことを重視する。
 勝って相手を屈服させれば恨みが生じるし、勝った方も孤独になる。
 一触即発の状況になると第三者が仲裁し、お互いがメンツを保つ。
 自己主張をしつつも平和的に決着する。
 勝負をつけた方が効率的かもしれないが、
 それでは対等に共存することはできない」

≪暴力的という誤解≫

ーーー歴史を振り返ると、ゴリラはどのように見られてきたのですか。

「19世紀半ば、西洋の探検家が、
 ゴリラは暴力的で邪悪な動物だと欧米社会に紹介し、誤解が広まった。
 人間の祖先に近いと考えられていただけに、これは影響が大きかった。
 人間は元来、暴力的な存在ということにされたからだ。
 1950年代になり、200万年前の人骨の化石を分析した西洋の学者が、
 その傷痕から人間がすでに殺し合っていたとの説を唱え始めた」

「この説は後に間違いだと分かったが、誤解は今も尾を引いている。
 人間が本来持っている攻撃性が過激化したのが戦争であり、
 戦争は社会秩序や平和を構築するために正当な手段との考えも育ったからだ。

 2009年にノーベル平和賞を受賞したオバマ米大統領も、受賞演説で
 『平和を維持するうえで戦争という手段にも果たすべき役割がある』
 と語った。
 戦争は止められない、第2次大戦は仕方がなかった、
 という戦勝国の論理ともいえる。
 しかし、それは幻想にすぎない。」

ーーー戦いは人間の本性ではないのですか。

「人間の進化の歴史は700万年で、
 武器で戦ったのは1万年前までしか遡れない。
 それ以前は平和的だったはずだ。
 戦いが激化したのは『共感能力の暴発』があったからだと考える。」

ーーー共感能力とは。

「人間は、安全で食料も豊富な熱帯雨林を離れて暮らした。
 大型肉食獣から身を守り、食料を確保するには協力関係が必要で、
 そのため他人と心を通じ合う共感能力が求められた。

 多産で、成長の遅い、ひ弱な子供が生まれるのが人間の特徴。
 集団内での共同の子育てや子供に食物を与えることが重要な課題となり、
 共感能力が飛躍的に増大した」
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