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【1317】 | 竿じょーの過去(推測) 後篇 さオ (2014年05月13日 15時07分) |
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あまりの寒さに現実に引き戻される。 つらい、もう歩けない... あれ、父さんは? ほたるは? あんなところで倒れている。 「父さぁーん、ほたるぅー!」 叫び声が吹き付ける風に消えていく。 「いやだー、こんなところで死ぬのはイヤだー。」 純は、父とほたるが倒れているところまで、ようやくたどり着き、 力尽きて、跪いた。 「父さぁーん、目を空けてくれよ! おい、 ほたるぅー!、 起きてくれよー!」 絶叫が虚空でこだまする。 そうして、純もまた二人に折り重なるようにして、倒れこんだ... 何度目かの大晦日の晩。 うどん屋「でぇりゃぁうめぇ」に 独りの青年が、「ぶっかけうどん」と言いながら入ってきた。 店主は「すいませんねぇ、今夜はもう終わりです、また、今度お願いします。」 と返答したが、青年は動かない。 いや、右手だけがズボンの中で動いている、カキコキしている!? 店主は青年の不気味さに怯みながら、 なんとか掠れた声で言った。 「な、なんですか、お客さん...」 「10年前の晩のことを憶えてないか?」 青年は右手の動きをさらに早めながら、店主を睨み、問いかける。 「10年前、 ここで俺たち親子は一杯のぶっかけうどんを注文した。 あんたは早く店を閉めたくて、俺たちを追い出そうとした。 その時割れた器の代金まで請求され、 俺たちには、帰りの電車賃さえ残っていなかった.... 」 店主は、突然思い出した。 記憶の彼方からあの晩の光景が蘇った。 「あんたはあの時の...」 「そうだ、あの日俺たちは吹雪の中、 歩いて家まで帰ろうとした。 途中、父と妹が死んだ。 俺も、左手を失った...」 見ると、確かに左手の先が、、、ない! しかし、その右手は... 一体何をしているのだ!! 「あんたのせいで、俺たちはすべてを失ったんだ! どれだけこの日を待ち望んだことか。 くらえ、これがホントのぶっかけだぁー」 隻腕の純が、ズボンを勢いよく下げると、黒光りするサオの先から、 大量の「ザーメン」が発射され.... それは、「でぇりゃぁうめぇ」のうどんよりも白く、長く... 真っ直ぐに店主の顔をめがけ... 主とする罪状「傷害罪」 懲役5年.... 純は、店主の目を潰したのだ。 服役中に一人の男が純を訪ねてきて言った。 「はじめまして、倉本と言います。 あなたの話を題材に、今度ドラマを作ろうと思いまして。 タイトルは『北の国、かよ!』にしようと...」 純は何も聞いてはいなかった... 少年の日の母の声だけが、いつまでもリフレインされていた... Fin...... 服役後 改名した。 竿じょー wwww ないか。 ギャハハハ 続き、、、、楽しみにしてまーす♪ |
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【1319】 | ![]() |
さんさんはなはな (2014年05月13日 15時52分) |
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これは 【1317】 に対する返信です。 | |||
>ないか。 ギャハハハ あるかーーーーーーーーっ。 (*`Д´)ノ!!! いや……………… めっちゃオモローなんですけどね。( ´∀`)/~~ とり。 |
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