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【64】

昼間のパパは

はぐれベス (2013年11月11日 23時42分)
皆さんは今のお仕事、好きですか?

もしそうなら・・・

それはとても幸せなことなんだろうと思います。

ちなみに私は全く好きではありません。

でもまぁ、何て言いましょうか・・・


「あぁ、俺スゲーことに気がついちゃったよ」とか、

「美しい…、この報告書はあまりに美しい…」とか、


平たく言えば『仕事をしている自分が好き』なのです。




どこからだろう?

歯車が狂い始めたのは。

何人もの有能な人材が会社を去っていきました。

かといって「○○さんが辞めるなら私も辞める!」なんて思うほど若くもない。

大抵の場合、人ひとり辞めたところで数日もすれば何事もなく回っていくということも知っている。

この状態で辞めた人間を面接するとしたらこう言うでしょうね。

「自分の力でそれを改善しようとは思わなかったの?」と。

常套句ですよ。




あれは忘れもしない小学校2年生の時。

・・・いや、3年生だっけ?

「けっきょく南極大冒険」というファミコンのゲームがありました。

ペンギンがトドを躱し、クレバスを飛び越え、ただひたすらゴールを目指して走り続けるゲームです。

それを父と遊んでいた時のことです。


タケコプター的なアイテムがありました。

それさえあればクレバスに落ちる心配はありません。

私はそれをゲットし、尚且それを使わずにゴールするとどうなるのかがたまらなく気になりました。

頭にタケコプターを装着し、それを使うことなくトドを躱す、躱す。

もうゴールは目前でした。


その時、父が言ったのです。


「飛んでみろ」と。


父はそれをゲットし、尚且飛行状態でゴールするとどうなるのかがたまらなく気になったのです。

我が家では父の命令は絶対でした。

いつもなら私達家族はどんな理不尽なことでも受け入れてました。

しかしゴールは目前・・・、あと少し・・・、本当にあとほんの少しで・・・


私はあろうことか『えっ!?どういうことですか?』的な素振りを見せ・・・

そのままゴールしてしまったのです。


「コイツ!俺の言うこと聞きよらへん!」


父は激怒しました。

傍にいた姉が慌てて「間に合わへんかっただけです!」と庇ってくれました。

しかし私の浅はかなサル芝居など父に見抜けぬはずもなく。

私はこっぴどく怒られた上、夕食は抜きでした(後で母がこっそりおにぎりを持ってきてくれました)。




絶対的な力の前ではどうすることもできない。

残念ですがそういうことは間違いなくあります。

正しいとか、正しくないとか、そういった事が通用しない事があります。


「だから少しずつ変えていくんです。」


当時、無力感に苛まれた私にそう言ってくれた上司ももういません。

今になってよく分かる。

何年もかけて少しずつ変えていき、やっと光明が見えたその時、一瞬にして水泡と化すその気持ちが。



「残るなら腐るな、腐るなら辞めろ。」



それは正しく、そしてどちらも難しい。

いっそ調子よく立ち回って甘い汁をチューチュー吸って生きていこうか。

楽をしようと思えばいくらでもできるのだから。



でもね、やっぱり好きなんですよ。

『仕事をしている自分』が。

昼間のパパは光ってなくっちゃならないんですよ。

だからソレだと美しくないんですよ。

そんな自分は好きじゃないんですよ。




だから私はまた明日からも賽の河原で小石を積み上げるのです。

いつか、ちっぽけでも満足のいく塔が出来上がる日を夢見て。



どうだい?

パパは光ってるかい?





光ってるだろう?





いや、絶対光ってるって!(笑

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RE:昼間のパパは  評価

Piro (2013年11月12日 19時28分)

l / /
    l / /      ,.-ー―=ニ    
      /"i /! "”    ミ   
    ,,,/- / / // \ 、 _=ニミ   
   ミ  / / /! \,ヾシ,,/     
 く ヽ !,\\ヽ,_,,,,/ ,.レ   
  \ i,  li丿.,,,,/_,イ/ミ    
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     お前はピワドに居る時が一番輝いてるという事を知らんのか。


         ナンバーワン だッ!!  
 
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