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【76】 |
Piro (2013年04月21日 10時53分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
ー あとがき − お疲れっした。 そして有難う御座いました。 本当なら今回は クボチンやアッチの人との体験を3〜4つ加えて かなりの長編にする予定だったんだけど。。。 その矢先のブランド品の話だけがピンポイントで消されてしまい 気力が萎えました。w 管理人削除だとすると 通知も来てないし。 ナゼ、その話だけ消したん?と、解せない部分も有るのですが。 ライトな仕上がりにしているとは言え、 私的にも書いちゃダメなラインとして以前は省いた話だったので 消して貰って良かったと 実は思っています。 今後は 際どい話は書きませんが よかったら応援してください。 |
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【75】 |
Piro (2013年04月21日 10時27分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
17 数年間に渡って。。 イヤ、正確な期間は分からないが。。 大きな失敗をせずにシャ部を食い続けた加藤の体は、精神は。。 確実にその恐怖に骨を侵されていた。 きっと、 アイツのその体は永遠に覚醒剤のニガミを求めるだろう。 それは一生、 それと戦い続けなければならない業を背負って生きて行くという事だ。 ナゼなら たった数回の覚醒剤を知っただけの俺の体も 15年が経った今なお あのニガミを忘れてはいない。 今、こうして当時を思い出すだけで 口の中が渇き。 体中の骨が冷たく凍りつき。 あの加藤の奇妙な笑い声が突然に聞こえてくるのだから。。 アイツは今、 それに溺れているのか。。 それともあの時の笑顔で暮らしているのか。。 今の俺には分からない。 それを 知りたい様な。。。 知りたくない様な。。。 願わくば。。。 友と呼べる男と出会っていて欲しいと思う。 心から信じられる男と。。 そして 今の俺のそのくらいは どうか許して欲しい。 なぁ… ナンで覚醒剤の事をシャ部って呼ぶの? 二つの説を聞いた事があるよ どっちがホントかは分からんけど どうでもいいよ どっちも正解なんだから そりゃそうだ 【記憶の片隅に −クスリ編ー】 − END − 原作・監督・編集 Piro |
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【74】 |
Piro (2013年04月21日 10時16分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
16 最終章 − 笑顔のままで − あの夜から2年後。。。 クスリの事などスッカリ忘れて普通の生活をしていた俺は 仕事終わりに同僚と飲んでいた夜。 さて帰ろう。と居酒屋を出ると。。 見覚えのある男を発見した。 (…アレ…似てるなぁ…違うかなぁ……?) そう思いながら一度はスルーしたのだが。。。 ど〜しても気になった俺は 確かめてスッキリするべく戻ってその男をガン見した。 するとガン見している俺に気付いたその男も、俺をガン見返してきた。 そしてユックリと俺に近寄って来て 「……だよね? だよね!!!」と、言って笑ったその男は 間違いなくクボチンだった。。 俺はクボチンとそれほど親しくもないのに、 イヤ、親しくなかったからこそ 「アレー! いつ出て来たんッスか?!」と馴れ馴れしい態度で反応を窺った。 クボチンはそんな俺の態度など気にする様子もなく 「スグだよ。初犯なら半年で出てこれるからね」と、以前と変わらない口調で話してくれた。 そして数分間、愛想笑いに似た立ち話をした後 俺は一番聞きたかった事をさり気なく聞いた。 「そーいやぁー、加藤って今ナニしてるんです? 捕んなかったんですか?」 するとクボチンは 「アレ?知らないの? 加藤は捕まらずに田舎の岩手に帰って、実家の酒屋を手伝っているよ」と、教えてくれた。 俺はこの時 初めて加藤の地元と実家の仕事を知り、 それを[今さら知った]という事に 驚きと寂しさを感じていたが、 クボチンの次の言葉に その寂さは掻き消された。 「加藤の馬鹿野郎! 何ヶ月か前に『クスリ手配してくれ』って電話してきやがったんだよ」 それを聞いた俺は 「…で? どうしたんです?!」と、睨む様に聞くと クボチンは「そう怖い顔するなよ。。 親のスネカジリながらシャ部なんかやるな!って、ちゃんと説教しておいたからさ。。 っつーか、どっちにしても もう僕はクスリ扱ってないしね。。」 「…そうッスか。。 分かりました。。 じゃぁ、また何かあったら一緒に飲みましょうよ」と 二度と訪れない約束をして クボチンと手を振りながら別れた俺は 加藤の連絡先を聞こうとは思わなかった。。 |
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【73】 |
Piro (2013年04月21日 09時52分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
15 ー 賭けの勝者は − 俺が自分のカバンを開け、仕事の書類を床に落とすと 一人の警官が俺の体を抑え、もう一人の警官が服のポケット等の身体検査をし、、 そして 最初に俺に話しかけて来た刑事はカバンの中を覗き込み、書類をペラペラと捲り始めた。。 この時、俺は思わず 「靴下は汚いから触らない方がイイですよ」と、口に出しそうになったのだが、その瞬間に 昔テレビで見た あるニュースを思い出した。。 それは 飛行機で海外からのクスリの密輸入に成功した男が空港から外に出る時に 出口に居た警備員に「いつもご苦労様ですね」と挨拶をした。 普通、警備員に労いなどかける者は居ない。 だから、その男は〔わざわざ挨拶してしまった事〕で逆に怪しまれてしまい 再度身体検査をされて覚醒剤が発見されてしまい その場で逮捕された。 というナンとも間抜けな話だった。。 その男は黙って空港を出ていれば捕まる事はなかったのに。。 怪しまれない為にしたハズの余計な策で墓穴を掘ってしまったのだった。。。 ソレを思い出した俺は(余計な事を喋ってはマズイ!)と自分に言い聞かせ、 平静を装いながらただひたすらに (靴下には触るな靴下には触るなシャ部が入ってるから靴下には触るな…)と 呪文の如く心の中で繰り返していた。 そんな俺に刑事は 「身に覚えが無いなら ナゼすぐに弁解しなかったんだ?!」と詰め寄ってきたが、 俺はすぐさまに 「イキナリ押さえ付けられて警察手帳見せられたら誰でも指示に従うだろ!」と、高得点の返しをした。 そして 「早くしないと終電に間に合わないんッスけど…パトカーで家まで送ってくれるんスか」と余計な事まで言っていた。 俺の中で(ココまではOK)という指示だったからだ。 するとどうだろう。 俺を[怪しい]と見抜いた凄腕の刑事が 手の平を返した様に「もういいから行け」と言って、俺を解放したのだ! (…勝ったぁ! 俺は勝ったんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁl) 言葉に出しちゃダメな歓喜が津波の様に俺を襲ってきた。 そしてすぐに他に怪しい者が居ないかを探し始めた刑事の これまた予想通りのその姿に 全て 計・算・通・り !!と 俺は驚きにも似た込み上げる笑いを懸命に抑えながら、 書類をカバンに戻してその場から立ち去った。。 そしてすぐに駅のトイレでクスリを全部流して 残ったパケのビニールと小さなビンをキヨスクの袋に入れ、それを駅のゴミ箱へ捨ててから 何食わぬ顔で最終電車に乗り、自分のアパートへ向かった。。 終わった。。 コレで全てが過去になる。。 しかし、 (駅の人ゴミの中で俺を怪しいと直感した刑事こそが 本当は勝者なのかも知れない)と。 そう思いながら最終電車に揺られていた俺は 日本警察の嗅覚に感じた尊敬と恐怖と 犯罪を犯していたという罪の意識に苛まれて それほど晴々とした気分ではなかった事を 今でも覚えている。 最終章 − 笑顔のままで − へ |
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【72】 |
Piro (2013年04月21日 09時52分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
14 − 賭け 2 − 俺の心に芽生えた違和感の最初は 〈ナゼ、新宿駅で俺を捕まえたのか〉だった。。 最初から俺を捕まえるつもりなら、ワザワザ人前で騒ぎにする必要などないのだ。 アパートから出た所を捕獲した方が逃走しずらいし 部屋の中も調べられるので効率が良い事は明白… というかそれがセオリーだ。。 そして、現状からして 〈複数の警官が張り込みをしていた〉という事実が 更に俺の疑惑を増幅させていった。。 (ナゼ、新宿駅で俺を…) そこから解析が始まった。 もし初めから俺をマークしていたのなら その場に居た警官達全員が一斉に俺を捕獲しにくるハズ。。 それにあの時の加藤の言葉。。 「警察は俺達の様なザコは眼中にないんだよ」 そうなのだ。 一番腑に落ちない事は 俺を捕まえるに、今回のこの捜査は大袈裟過ぎるのだ。 そこで [もしかして。コイツ等〈警官達〉は別件の張り込みをしていたのではないか]という仮説が生まれた。 しかし もしそうだとすると 〈イキナリ俺を押さえ付けてきたのはナゼなのか〉という新たな疑問が湧いてきたが [別件の捜査]という仮説が正しければ 警察はナンらかの情報を得ていたが、それは確かなモノではなく令状も無く 容疑者を正確に特定出来ていないのではないか…。 多分、[加害者は20代前半の痩型の男]程度の情報なのではないか…。。と考えられた。。 ・・ 「大人しくしろ!分かるな!」は確信ではなく 確認なのだ!! もしそうだとすると… 俺に話しかけて来た事自体が単なる偶然!! キョロキョロしていた俺に目星を付けただけの[刑事の勘]なのではないのか!! という事は。。 俺が今、クスリを所持している事を知らない?!! そう考えるなら 肝心の物的証拠をすぐに押収しない理由も落ち着く。。 もし、この仮説が正しいのなら 交番で隅々まで検査される前に! 今すぐにココで身の潔白を証明しないとダメだ!! それに もし、この仮説が正しいのなら この新宿駅の何処か別の場所に まだ真の容疑者が居る事になる。 それなら騒ぎ立てた方が 勘違いをしたと気付いた警官達は その元々の標的である容疑者に感づかれて逃げられない為に この場でこれ以上騒ぎを大きくしないハズだ!! ヨシ!! これじゃぁぁぁぁ! ボケーーーー!! という自分の解析を信じ、 俺は覚醒剤の入ったカバンの中身を駅の床にブチ撒けたのだった。。 「疑うなら調べてみろ!!」 (でも! その靴下は触らないでね!! シャ部が入ってるからね!) 15 − 賭けの勝者は − の巻へ |
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【71】 |
笑夏’ (2013年04月20日 22時39分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
Piroさんって、カッコイイですね〜。 そんな人だとは思わなかった^ ^; この先も楽しみにしています。 |
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【70】 |
RX−93 (2013年04月20日 20時16分) |
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Piroさん、こんばんは いつの間にか、続きがアップされてた。待ってましたよ〜 展開が目まぐるしいですね。 しかし、刑事に取り囲まれてる状況で、よくあんなに、頭がはたらきますね!関心しますよ。 自分だったら、テンパってむりですよw 頭の中、真っ白なります。しかも97%ホントの事とは 編集まだ出来ないんですか? ケイタイで、したらいいんじゃないですか。 |
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【68】 |
ハンプティーD (2013年04月20日 19時03分) |
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これは 【66】 に対する返信です。 | |||
そうやったけ?( ´艸`)ムプ だいぶ昔に見たドラマで。。。 子供の臓器を密売してた配役に チミがそっくりやったもんでwwwwwwwwww スマソ でわ続き楽しみにして マッスル |
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【67】 |
ハンプティーD (2013年04月20日 18時59分) |
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これは 【65】 に対する返信です。 | |||
ええ? その展開は… チト現実的じゃないな。。。 フィクションでしょ? 現実だとしたら。。。。 あんさんは いったい? 何者? |
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