返信元の記事 | |||
【406】 | RE:おじゃまします カンパチ (2012年11月19日 18時34分) |
||
> 入隊の動機が、「国を守る」という高い志だった方は皆無だったんじゃないかなぁと思います。 多分、今も皆無でしょう。 今の日本国民は、自衛隊員に日本を守ってもらいたい、なんて、誰も思ってません。とりあえず、「災害の時に、救助に来てもらえれば」、くらいの感覚です。 そもそも、自衛隊員に「命をはって国を守れ」と要求する方がどうかしてます。 第二次大戦中、日本国民、特に女性は、出征兵士に向かって(出征兵士と言ったって、父親とか、夫とか、兄弟とかですよ)、「お国のために死んでください」と、まるで、そういう風に言うことが、自分の使命であるかのように言ってました。 言われた方にしてみれば、「冗談じゃない」ってとこです。 「日本は、絶対に勝たねばならぬ」と、アナタは、一体、誰に向かって言ってるのですか。それは、『死ね』と言ってるのと同じことです。 ちょっと厳しい表現になっちゃいましたけど、人様に命を賭けさせてはなりません。 「オレは、日本を守る」と決意しながら言う人に向かって言うべき言葉は、これです。 「ちょっと、待て。あなたひとりではどうにもならんよ」 1億2千万人の人間を「守る」ことなど不可能。 そして、日本を攻撃してくる国や組織(テロリストを含めて)など存在しない。 「愛国心」という言葉は、フランス革命後のフランス民族の間で生まれた国民感情です。 日本人は、「愛国心」というと、まるで、国家主義者というか、右翼丸出し、という風に受け取るようですけど、 本来は、フランス革命後、フランス周辺国によるフランス侵略から、フランス民族自身を守ろう、「自分の身は自分で守る」という「市民意識」が始まりでした。 フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」の日本語訳を読んで見るといいかもしれません。ものすごいですよ(ウィキに載ってます)。「君が代」なんて、吹っ飛んじゃいます。 フランス国歌の趣旨は、簡単です。「自分の国は自分で守って見せる」です。「王様や軍隊には頼らん」です。 日本という国を守れるのは、日本国民自身です。それが「愛国心」であり、「市民意識」です。自衛隊員に頼ってちゃだめ、ってことです。 だからって、国を守るために、日本国民が武器を手にする必要はありません。逆です。素手でいいのです。服従しなければいいのです。 結論はこうです。 「自衛隊は、人命救助を目的とすればよい」 |
■ 420件の投稿があります。 |
42 41 40 39 38 37 36 35 34 33 32 31 30 29 28 27 26 25 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 |
【410】 |
まさご (2012年11月19日 23時26分) |
||
これは 【406】 に対する返信です。 | |||
カンパチさん、こんばんは。 >多分、今も皆無でしょう。 皆無ではないですよ。今の自衛官に直接触れ、本音で会話をしてみてください。 >今の日本国民は、自衛隊員に日本を守ってもらいたい、なんて、誰も思ってません。とりあえず、「災害の時に、救助に来てもらえれば」、くらいの感覚です。 この表現は、 今の日本国民 = カンパチさん という表現になっています。ちょっと行き過ぎだと思います。とりあえず私の周りにはそんな感覚の人はいません。 >そもそも、自衛隊員に「命をはって国を守れ」と要求する方がどうかしてます。 誰もそんなことは要求してませんし、そんなことを書いた覚えもありません。 私はそれが自衛隊の「任務」であり「使命」と書いただけです。 そして私が直接触れ合った自衛官の方や親友がそう思っている、自衛隊という組織そのものがそういう認識を持っている、と書いただけです。 >第二次大戦中、日本国民、特に女性は、出征兵士に向かって(出征兵士と言ったって、父親とか、夫とか、兄弟とかですよ)、「お国のために死んでください」と、まるで、そういう風に言うことが、自分の使命であるかのように言ってました。 当時の時代背景や状況を鑑みれば、そのように思っておられたと思います。 >「日本は、絶対に勝たねばならぬ」と、アナタは、一体、誰に向かって言ってるのですか。それは、『死ね』と言ってるのと同じことです。 下のスレで、「私の親友を前提に書いている」と付言していますが、自衛隊という組織そのものが「国を守る」という使命のもと、「勝たなければならない」と思っていると書いただけです。 ただ、「日本と戦争しても勝てない」という表現をそのように捉われたのであれば、表現が不適切でした。私は「素地の理想形」として書いたつもりでしたが、申し訳ありません。 >「ちょっと、待て。あなたひとりではどうにもならんよ」 自衛官ですら一人でどうにかしようとは思っていませんよ。何回も書いていますが「組織」で任務を遂行するのです。 >日本という国を守れるのは、日本国民自身です。それが「愛国心」であり、「市民意識」です。自衛隊員に頼ってちゃだめ、ってことです。 「愛国心」や「市民意識」で国が守れるのであれば、それが理想だと思います。 >だからって、国を守るために、日本国民が武器を手にする必要はありません。逆です。素手でいいのです。服従しなければいいのです。 国民が武器を手にすることはできません。「武装」することができるのは、あくまで「自衛隊」のみです。 なぜ、「自衛隊」のみが「武装」することを法律上許されているのか、というところに思いを致したのです。 >結論はこうです。 >「自衛隊は、人命救助を目的とすればよい」 カンパチさんお一人の「結論」として受け取っておきます。 |
|||
42 41 40 39 38 37 36 35 34 33 32 31 30 29 28 27 26 25 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 |
© P-WORLD