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【386】 | 笑夏’さんへ(その2) まさご (2012年11月17日 00時31分) |
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そしてその根底にあるものが「使命感」なのです。 いくら信頼し合っていても、使命感なくして任務の遂行はありえません。 従って、教育、日々の訓練、恒常的な業務の中においても、使命を自覚するためのカリキュラムが組み込まれています。 そういった中で少しずつ使命感が醸成されていくのです。 従って、自衛隊に入隊しても使命を自覚できない隊員は自衛隊を去らなくてはなりません。 そういった人が「国を守る」ことは到底無理でしょうから。 でも、隊員さん全ての「本音」を掌握することは非常に困難というか不可能に近いと思います。 従って、笑夏’さんの言われるように、「お金のため」という人が存在するのも、やはり事実なのでしょう。 陸上自衛隊の指揮官はいいます。「人間は口に出さなくとも、極限の状態に陥ったときに本音が行動となって表れる」と。 だから陸上自衛隊では常に厳しい訓練が行われているのです。 そしてもう一つ。絶対にはずせないのが「死生観」です。 自衛官は常に「死」を意識し、「死」と向き合って生きています。 「死生観」が確立されていないと、命の危険を伴う過酷な任務においては、そこに迷いや躊躇が生じてしまいます。 事実、東日本大震災の最中、耐え切れずに自衛隊を辞めていった若い隊員さんもいました。 でもそれも仕方のないことかもしれません。「死生観」なんて、一朝一夕で確立できるものではないですから。 長々と書いてしまいましたが、以上のようなことから、私は、陸上自衛隊の教育の根底にあるものが「使命感」と「死生観」と書きました。 ただ、これまで書いてきたことは、あくまで私の「大親友」を前提として書いています。 だから私も、書いていることの全てが正しいとは思っていませんし、間違いもあるかもしれません。 あくまで私、「一個人」の意見です。どうかそのへんはご理解ください。 |
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【391】 | ![]() |
笑夏’ (2012年11月17日 13時23分) |
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これは 【386】 に対する返信です。 | |||
> でも、隊員さん全ての「本音」を掌握することは非常に困難というか不可能に近いと思います。 > > 従って、笑夏’さんの言われるように、「お金のため」という人が存在するのも、やはり事実なのでしょう。 そうですね。 本当に残念ですが・・そういう人もいるようです。 私はたまたまそういう人が身近にいたので・・ 悪いイメージが付いてしまってた部分もあります。 自衛隊に入隊する時に、そういう人が入れるってのはどうかとも思ったりしますが・・・ どうなんでしょうかね? 入隊する為の条件や審査ももちろん厳しいとは思いますけど・・・ > 陸上自衛隊の指揮官はいいます。「人間は口に出さなくとも、極限の状態に陥ったときに本音が行動となって表れる」と。 確かに・・・そうですよね。 私なんかは、無理だなぁ〜って思っちゃいました。 自分の命を先に考えてしまうから・・ なので、元々その人にある素質がないと、いくら訓練しても出来るものではないと感じました。 > そしてもう一つ。絶対にはずせないのが「死生観」です。 > > > 自衛官は常に「死」を意識し、「死」と向き合って生きています。 > > > 「死生観」が確立されていないと、命の危険を伴う過酷な任務においては、そこに迷いや躊躇が生じてしまいます。 常に死を意識するという事は、常に死の危険があるっていうリスクを頭から離さないようにしつつ、そのリスクの中で生を目指すっていう事なのかな? > 事実、東日本大震災の最中、耐え切れずに自衛隊を辞めていった若い隊員さんもいました。 あの想定外の状況下では、精神面の方が非常にきつかったでしょうから・・それは仕方ない事だと思います。 自衛隊の事をもっとたくさんの人に知って貰いたいという、まさごさんの思いは素晴らしいと思います。 震災の活躍で、以前よりはかなり知られる事となったとは思うけど・・ 戦争に対しては・・ 出来れば起きて欲しくないとは思いますね。 |
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