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【871】 | プレッシャー 遠パパ (2013年12月09日 14時23分) |
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勝って喜ぶ涙は感動を呼びますが、負けて涙する人も数多く居ます。 プレッシャーって競技をしている人にとってはとんでもない敵なんですよね。 自分も沢山経験しましたが、自分の友人の話しをしましょうか。 彼は練習や予選まではとても速い人でした。 しかしながら、本番のレースの決勝が始まると人が変わったかのようにプレッシャーに弱いのです。 予選まではダントツに強いが決勝の5〜6周目までトップで走っていると突然ペースがおかしくなる・・ そして二位になってしまい、「また負けちゃった〜(^_^;)」と笑って帰る。 本当は物凄い悔しい筈なのにチームの雰囲気を壊すのが嫌で無理して明るくしているのが痛い程判った。 彼は10戦中、二位を七回、三位を三回とゆ〜安定した成績で何と、年間チャンピオンに輝いた! でも彼の顔には笑顔が無かった。 レースを始めて一度も勝てないのにチャンピオンなんて恥ずかしいと・・・ 翌年、ディフェンディングチャンピオンとして迎えた開幕戦。 自分もこのレースに出場する事になった!(監督に遊びで出ろと言われたw) 予選は勿論彼がトップ!彼の優勝をいつも阻むイケイケな人が二番手、三番手が俺とゆ〜グリッド。 決勝が始まる! 二番手のイケイケ君は、また優勝は自分の物だと思っているだろう。 しかし、今日は俺が居る。 君を抑え込んで、友人に優勝をプレゼントするのが今日の俺の役割だと監督の無言の命令だと判っていたからだ。 続く。 |
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【872】 |
遠パパ (2013年12月09日 15時04分) |
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これは 【871】 に対する返信です。 | |||
決勝が始まった。 相変わらず、彼はスタートダッシュも上手い。 イケイケ君は俺を警戒してブロックラインを走っている!作戦通りだ! 彼はイケイケ君を少しづつ離しながら周回しているo(^-^)o ラスト5周!自分がイケイケ君へ仕掛けて二番手に上がる。これで盤石! 自分が二番手に上がっている事がサインボードで彼に伝わった! ストレートエンドで監督が親指を立てている。 「○○さん!後ろは俺だ!もうプレッシャーは無いだろう・・思いっきり走れ!」(*^^*) ラスト一周! ヘアピンへ進入した俺に驚くべき光景が映り込んで来た!! 彼がスピンしてコースアウトしている姿・・・ 何が起きたんだ!と思いながら、自分はチェッカーを受けて優勝してしまった・・ ウイニングランで、もう一周走る・・ あのヘアピンで彼を見つけると、ヘルメットの中からでもはっきりと判る位、号泣している姿・・・ 初めて見る彼の涙。 彼はその日からサーキットにレーシングスーツを着て来る事は無かった・・ プレッシャー・・・言葉では簡単に言えるけれど、これ程人を苦しめる敵は他に居るのだろうか? 遊び、仕事、色々な所で突然表れる最大の敵・・ 皆様はどんな場面で戦っていますか? |
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