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【4894】 | 『薄給スロッターの憂鬱』3 たな〜か (2006年03月06日 18時11分) |
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続き Yが目覚めたのは開店30分前であった。 “入場抽選まで・・・あと10分しかないっ!!” Yは焦って身支度を整え、いつものホールへと走った。 抽選時間には間に合ったものの・・・並んでる客がいない!? “・・・定休日か?・・・(土)なのに・・・” しばらくすると抽選箱を持った店員が現れ、同時に他の客も5,6人湧いてきた。 “今日はイベントなどを開催しないようだな・・・” 店員は人数を確認すると、Yの後ろに並んでる客に話しかけていった。 店員「人数が少ないので、並んでる順の入場でよろしいですか?」 客達「いいよ〜。」「何でもいいから、早く入れろやっ!」「・・・(無言)。」 了解は得られたようだった。 面倒くさがり屋の店員のおかげで、Yは初めて1番に入場することが出来た。 開店10分前に入場は始まり、Yは大好きな‘北斗’のシマへ向かった。 前日・前々日のデータを見ながら良さげな台を探しているうちに 客はどんどん‘北斗’のシマに着席する。 余裕をカマして台を選んでる余裕がなくなった・・・ ・・・適当に座ることになった。 開店3分前、‘北斗’のシマは満席となった。 二日酔いの寝惚け眼を擦りながら、Yはコインサンドに漱石クンを入れるべく 財布を覗く・・・ そうなのである。昨日からずっと居る漱石クンがひとり・・・。 とりあえず投入した。 と、同時に開店を知らせるBGMが高らかに店内を流れた。 1G目、影演出、中リールはスイカ成立を示す、緑強ザコ。 「岩山両斬波〜!!」「ぐぇ〜〜〜」 2G目、影演出、中リール目押しミスで中段に北斗、黄ザコ。 “・・・???・・・直撃かよっ!!” 右リール、北斗テンパイでスペシャル音。 「バトルボーナス、ゲッート!!」 北斗(緑)14連であった。 1Kどころか、3枚のコイン、である。 Yの二日酔いと眠気は、まだ醒めきらなかった。 もそっと、つづく。 |
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【4898】 |
たな〜か (2006年03月07日 16時16分) |
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これは 【4894】 に対する返信です。 | |||
もそっとの続き 北斗(緑)14連後の1G目、ケンが大オーラを放っている・・・ Yはその覚醒しない頭で考えた・・・“コレは1G連か・・・?” 案の定、左リールにホベナ、北斗揃いを試みる 「バトルボーナス、ゲッート!!」北斗(赤) その瞬間、示し合わせたかのように左隣の生活に疲れた感じのオヤジと 右隣のうざガキが立ち去って行った・・・。 そして、Yも遅ればせながら目を覚ます。16連にて終了。 合計30回のATでチェリーが2回、スイカが1回・・・ Yは低設定のヒキ強であることを認識する。 “300Gぐらい回して、小役落ちが改善されなかったらヤメよう。” Yはそう考えていた。 北斗(赤)16連後は、通常以下のスタート、200Gを越えても 小役落ちは変わらず・・・ 下皿のコインを箱に移そうと手を伸ばしたGで、2チェが降臨。 次G・・・レバーオンで全消灯 数G後、7を否定。北斗(青) この時、1つ向こうの両隣も席を離れたそうだ。 キッチリ、大爆発の30連で終了。 約2時間で8000枚に到達。 “300Gぐらい回して、小役落ちが改善されなかったらヤメよう。” 再びYは思った・・・のだが・・・ 小役落ちは改善されなく、早い引き戻しはなくとも 100G〜300G前後で引く。ヤメるまで(閉店)400Gを越えなかった。 その後のBBは、大きな連荘もないが、単発もなかった。 全て4連以上だった。 初当たり24,総BB188 高確スタート4回と小役落ちから設定は1か2だろうとYは言った。 “ツイてる時は、どんな台を打っても勝てる” そう誰もが出来るような口調でYは言った。 たった3枚が18000枚へと変わった。 それは、Yの手取りを超えている。 やりきれない仕事とこのような勝ちが重なると 再び、スロで喰っていきたいという衝動にかられるという。 あの時とは違う自分 そしてデータ機器が充実してる今なら出来るんじゃないかと・・・ そんな時Yは、胃痛で苦しんでた日々を思い出すことにしている。 Yがプロになったら続く・・・カモ。 |
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