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【712】

笑われた最終兵器(最終話)

まねきねこ (2008年12月04日 00時01分)
長く続いた『ふんどし』争奪戦も、ようやく終結に!
最終話「笑われた最終兵器」おいでませ!

叉丹「・・・・・なあ、ミロク・・・。」
ミロク「・・・・・なんだい?」
叉丹「・・・本当に、これで間違いないのか?」
ミロク「・・・あまり、自信はないねぇ」

2人は魔神器を奪い取るべく、帝劇に来ていた。それこそ、何百もの脇役侍を従えて。華撃団と決着をつけるべく帝劇前に集結した、まさにその時!

三人娘「いらしゃいませぇ!わあぉ!団体様ですね!こちらへお並び下さい!忙しくなるわよぉ〜!頑張らなくっちゃ!」
三人娘の事務処理能力は非常に高く、あれよあれよという間に、数百いた脇役侍は観客席へと飲み込まれて行った。あっけにとられていた叉丹とミロクは・・・
三人娘「何かお探しですかぁ?」
と声をかけられ、思わず
叉丹「いやっ、実は魔神器を・・・」
と答えた結果、織姫の部屋の前に案内されたわけである。今、二人の目の前には、真っ赤な布地に剣、鏡、珠の図柄が金色で刺しゅうされた『ふんどし』がヒラヒラと風にそよいでいる。

ミロク「わらわも、もっと重みのあるものを想像していたのだが・・・・・。しかし、天海様の言うように、剣・鏡・珠が揃っているではないか。」
叉丹「うむ、確かに。裏には『玉入れ』と書かれた袋状の部分もある。恐らくここに宝玉を格納するのだろう・・・。」
ミロク「それじゃぁ、頂いていくとしよう・・・。」

大神「待て!それに手を出すな!」
ふと見ると、華撃団のメンバーが階下から駆け上がってきているところだった。
叉丹「ふふふ・・・。一歩遅かったようだな。魔神器は頂いた!さらばだ!」
大神「くそっ!いつの間に侵入されたんだ!?」
叉丹「(お前らが、案内してくれたのではないか。『団体様優待券』まで手渡して・・・)」
とは、口には出さなかった。余計な漫才に巻き込まれそうな危機感を持ったからである。(さすが叉丹!)
大神「くそぅ!どうしたら良いんだ!もう、スペアが無いというのに・・・。」
サクラ「安心して、大神さん!わたしのを・・・ムガフガホガア!」
すみれ「勝手な真似はさせませんことよ!」
と、やはり叉丹達を追うどころではなかった。
大神「ところで、魔神器って何のことだ?」
全員「・・・さぁ?」

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【714】

まねきねこさん、よく出来てる♪  評価

ライゾー (2008年12月04日 06時38分)

 笑われた最終兵器(最終話)の本編【712】続編【713】と従来下ネタ系から脱皮しましたねー、段飛びの進化を遂げた、
優秀ネタに「最終話」がまとまりました♪

 これだけ、シナリオができれば、本当に大したもんですよー♪
剣、鏡、珠の図柄、魔神器と気になりますねー、そういう、ヒミツぽいところもイイですよね。

ここのところ、談話室の盛り上げに、奮闘され、ありがたいと思っております。

 ノミネートの方も、宜しくお願いいたします。
【713】

続:笑われた最終兵器(最終話)  評価

まねきねこ (2008年12月04日 00時01分)

*****黒之巣会本拠地*****

天海「邪魔をするでない!」
ミロク「いえ、わたし共は何も・・・。」
天海「言ってみたかっただけじゃ、気にするでない・・・。」
ミロク「(いっぺん殺したろかぁ、このクソばばあ!)」
とは、やはり口に出しては言えないミロクさん。
天海「二人ともよくやった! 魔神器さえあれば、遂にわたしの千年来の願いが・・・・・、おおっ!こ、これは!?」
叉丹「天海様、どうなされ・・・。」 (ボコッ!!!)
天海「このすかたん! これは魔神器ではない!『ふんどし』というものじゃ!」
ミロク「ふ、ふんどし!? ならば、これがあの大神とかいうやつの・・・・・。」パタパタパタパタ・・・
天海「ミロクよ!」
ミロク「は、はいっ!何で御座いましょうか?」パタパタパタ
天海「なぜ、尻尾を振っている?」
ミロク「へっ? い、いやこれは・・・」パタパタパタ
もう、どうにもとまらない。
天海「おぬし、まさか・・・、この『ふんどし』が欲しいわけではあるまいなっ!?」
ミロク「め、滅相も御座いません。」パタパタパタ
天海「ほれっ!」
ミロク「わんっ!」
天海が『ふんどし』を投げるや否や、それに飛びつくミロクさん・・・。
天海「ふんっ、一つ、くれてやるわい。」
叉丹「(な、何をやっとるんだ?こいつらは! こんな奴らについて行くことなど、出来ん。わたしはわたしで、この世界を闇に埋もれさせてやる!)」
この後、叉丹が魔に魅入られ、世界を闇に変える行動に出たのも、この『ふんどし』による影響が大きい・・・。

*****ミロクの部屋*****

ミロク「ふっふっふっ、これが闇に語り告がれし、大神坊やの『ふんどし』かい! よぉ〜し、早速これを使って・・・・・むふふふふ。」

*****天海の部屋*****

天海「ふぉっふぉっふぉっ! 遂に手にいれたわ。 若いツバメのパワーにあふれておるではないか! 今夜はこれを使って、ヒヒヒヒヒ・・・。」

ああ、天海までも・・・・・
帝都は今日も平和であった。
それにしても、大神さんの『ふんどし』って一体・・・・・

***** 終劇 *****

さあ、チチンのプイ様、萌えてくだされ、さぁっ、さあぁっ!

皆様、良い夢を!
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