返信元の記事 | |||
【7479】 | RE:「D2クルーの部屋 vol.2」 おきさんま (2008年07月04日 03時39分) |
||
【7359】の横レスですが・・・ 「この一球は絶対無二の一球なり されば身心を挙げて一打すべし この一球一打に技を磨き 体力を鍛え 精神力を養ふべきなり この一打に今の自己を発揮すべし これを庭球する心といふ 福田雅之助」 日本のイースタングリップの祖と言われる福田雅之助氏のこの名文句、私は佐藤俵太郎という元デ杯選手の書いた本で多分知ったと思います。いい句だと思います。 この言葉が、テニスの聖地ウィンブルドンの空にこだました日がありました。 1995年ウィンブルドン男子シングルス4回戦、日本の松岡修造がアメリカのマイケル・ジョイスに対して2セット連取、3セット目も相手を圧倒し、あと1ポイントで準々決勝進出というところ、松岡はサーブ用のボールをボールボーイから受け取ると「この一球は絶対無二の一球なり!」と天高く叫んだのでした。そしてそのマッチポイントをハイボレーで決め、彼は喜びながらコートを一周したあと大の字になってコートの芝の上に倒れこみました。時間や場所の感覚が消えうせ、感動した瞬間でした。 彼はそれまでの4大大会でずっと2回戦止まりだったんですが、初めて2回戦を突破(相手がダブルス専門で、シングルスはあまり得意ではなかった幸運もありました)すると、3回戦に試合巧者のアルゼンチン選手(ハビエル・フラナ)をフルセットで破り、そしてついには4回戦も破り、準々決勝でピート・サンプラスとの夢舞台に立ったのでした。彼のような純粋なプレイヤーがあこがれの舞台に立つと、見ている我々も不思議と時間の感覚がなくなってきます。そして「この時よ、永遠であれ」そう願いたくなります。ブラウン管を通して、今でも信じられないひと時でした。 今日、久々にウィンブルドンの中継を見ていて、思い出しました。 |
■ 10,000件の投稿があります。 |
【7483】 |
とにやん (2008年07月04日 07時04分) |
||
これは 【7479】 に対する返信です。 | |||
「日本のイースタングリップの祖と言われる福田雅之助氏のこの名文句、 私は佐藤俵太郎という元デ杯選手の書いた本で多分知ったと思います。いい句だと思います。」 おぉ!ご存知でしたか♪^^ 僕は中学の時のテニス部の顧問の先生に教えてもらいました! 一球一打・・それはパチも同じですね^^; 悔いのないように一玉も無駄にせず電チューを狙いましょう!(笑) |
|||
© P-WORLD