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【4808】 | 2007年最終戦・完(後) おきさんま (2008年02月05日 01時40分) |
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時が流れる・・ 数時間後、若干の当たりを追加したのち、手元には6箱を残していた。何かを追い続け、うつろな目で画面を見つめる俺。残り時間からいっても、もはや、ここからストレート17連をする以外に、目標到達の可能性はなくなった。 しかし連日の疲労と寝不足、そして発熱のせいで意識が遠のく。17連が無理だということは、何となく理解していたが、あと1回、どうしても当たりが見たくて、打ち続けているのだった。だがもはや、回転数も見ることもない。どのくらい、時間が経ったのだろうか。たまに、ビームの攻撃が画面を横切る。無意識に、左手でボタンを押す。時々、1機が飛ぶ。流星や隕石でも、無意識にボタンを押す左手。そして・・・ 隕石・SU2・Wなし・ボタンを押す→RF!→下段1・ウェーブ・ティム群・ノーマルビタ これまでにRFが発生した中では、リーチ前予告としては最弱レベルであった。 近くで打っていた嫁が驚いて駆け寄ってきて、意識が徐々に戻ってくる。回転数は551を指していた。 可能性は、あるのだろうか?ここからの18連は、時間からいってもぎりぎりであった。 しかしこのあと、これまでに見たことのない、奇跡的な当たりを目にすることとなる。 33回転目、SU2・背景なし・wなし・上段2 確変中の背景なしリーチは、ほぼスーパーに発展し、しかも信頼度が極めて高い。しかし、リーチ非確定予告との複合だけでは、さすがにスーパーに発展しないこともしばしばである。しかし、今回はスーパーに発展してしまった。ああ、赤宇宙が終わってしまうのか・・・。 発展したリーチは、A銀河。やはり、当たるのだろう。これはおそらく、大当たり乱数なのだろう。できれば、何とか今回だけは、昇格してほしい。すると、その願いが通じたのか、半コマ手前で外れてしまう。がその次の瞬間、「もらったぜ!」煙の晴れたその先に、5図柄が3つ揃っていた。 この赤宇宙は次の106回転目に6絵柄で当たって終了し、時短も引き戻せず、もはや、精根尽き果てていた。いつもは気合で増やす時短中も、座っているのがやっとの体調で、まったく増やせず。そのまま、戦いに幕を下ろした。 2007年の闘いが終わった。本当の最終戦は、当たり2.6回不足、40.5K投資、38K回収。 そしてプラス1928K、これが最終成績であった。 これが本当の2007年最終戦。もはや、2007年は、残っていなかったのだから。 (完) |
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【4817】 |
古代進也 (2008年02月05日 15時39分) |
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これは 【4808】 に対する返信です。 | |||
さんま師匠 こんにちは 『2007年最終戦・完』しかと拝読いたしました。 最後の結果のみ見れば『40.5K投資、38K回収』と言う平凡な1日の裏には、こんなに色々なドラマがあったのですね。 かの羽生善治が7冠達成した時も実は高熱だったと言う話がありますが、さんま師匠も38度近い高熱の中でも闘わずして年間2000K達成を諦めるのは我慢出来なかったんでしょうね。 そして、年末の厳しい釘調整の中でもその釘調整をも物ともしない破壊力を見せてくれるのはヤマトしか無い! またこの機会を逃したら2008年の年末はヤマトを打ちたくても打てないかもしれない! もしかしたら、そんな思いもあったかもしれませんね。 それにしても同行という事で最終戦を許可してくれた奥さんのお話もいいですねぇ。 結局偉業達成とならなかったのは残念でしたが、ヤマトは素晴らしい演出をプレゼントしてくれましたね。 >隕石・SU2・Wなし・ボタンを押す→RF!→ SU2・背景なし・wなし・上段2→A銀河→手前でスカ→『もらったぜ!』 さんま師匠が、玉増やしも出来ない程に意識が朦朧としていた中で素晴らしい大当たりだったですね。 感動しました。 そして、またヤマトが打ちたくなりました。 あと、僕も長編物をまた書きたくなりました。 |
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