| トップページ | P-WORLDとは | ご利用案内 | 会社案内 |
返信元の記事
【396】

それでも傘は立ってたい

まきりと2 (2020年09月01日 20時25分)
ミカサは 小さな傘でした



肌を妬く 陽射し

胸を刺す 雨の礫



受け止めて弾き返すチカラが

自分にはあるのだと


信じて咲き続ける傘でした



ある日 鏡に映る古い傘



それが自分だと気づくまで

砂時計は なんど踊ったか



もう光は遮れない

礫は簡単にすり抜ける



穴だらけの薄い肌と折れた芯

役目を降りる刻が来たのです



(もう いいかな)

(私は がんばったかな)



咲くことを止めた時

今まで見えなかった

静けさに会えるなら



傘の中にある

たくさんの人の字が

ミカサを支えてくれていたのだと

思える時間まで



(次は なんに なれるかな)



ミカサは小さな傘でした

■ 616件の投稿があります。
62  61  60  59  58  57  56  55  54  53  52  51  50  49  48  47  46  45  44  43  42  41  40  39  38  37  36  35  34  33  32  31  30  29  28  27  26  25  24  23  22  21  20  19  18  17  16  15  14  13  12  11  10  9  8  7  6  5  4  3  2  1 
【398】

RE:それでもイ傘は勃ってたい  評価

四月一日 (2020年09月01日 20時57分) ID:DxWkSnFv

イ傘は小さな傘でした


日に焼け、雨を凌ぎ
それでも、立っていました



やがて、心棒は傾き
勃てなくなっても
それでも、それでも、、、



僅かに濡れぬ大地のために
僅かに濡れた秘処のために



いと小さき想いを重ね
砂のごとき想いを傘ね

再び股たび勃ちあがらんことを






あれ?
62  61  60  59  58  57  56  55  54  53  52  51  50  49  48  47  46  45  44  43  42  41  40  39  38  37  36  35  34  33  32  31  30  29  28  27  26  25  24  23  22  21  20  19  18  17  16  15  14  13  12  11  10  9  8  7  6  5  4  3  2  1 
メンバー登録 | プロフィール編集 | 利用規約 | 違反投稿を見付けたら