返信元の記事 | |||
【3224】 | 必殺!編隊吊るし人〜第2話〜 マーマレード2 (2006年05月06日 18時28分) |
||
マーマはすぐさま、銀玉賭博場の裏口に入る。 裏がみっちーの革屋。地下にアジトがある。 銀玉賭博場の奥にある、隠れ扉からそのアジトに通じているのだ。 扉のところには、たまこがいた。 「待ってるよ、みっちーが」 「香織んは大丈夫か?」 「さっき、また外回りに出たから賭博場にはいないよ」 「ならいいんだ。ありがとう」 香織んは勿論、裏稼業の事実を知らない。 ましてや、自分が働いてる賭博場のオーナーまでもが絡んでいると知ったら……。 いずれにせよ、知られる訳にはいかないし、知ってしまえば……。 命あるままにはしておけないのが掟である。 鍵を開けて、たまこと共にマーマは中へと進む。 みっちーは、交渉を終えたところらしく、おどろと煙草をふかしていた。 「来たね、マーマ。大きな仕事だよ」 「どこの誰を狙うのか、聞かせてもらおうか」 マーマも煙管を出し、煙草に行燈の火をそっとつける。 「大黒虹屋の若だんな・海苔助だよ」 「あぁ、あんまりいい噂は聞かないね。極悪編隊で有名だな」 「依頼人の娘が、つけ回されてたようなんだけど、どうやらかどわかされちまって。 それから姿が見えなくなっちまった。囲われてるんじゃないかと思うんだけど……」 おどろが、娘の人相書きをマーマに見せる。 娘の名前は”おしま”。 ”どこか……この娘に見覚えがあるな……” マーマはふと思ったが、それをあえて口にはしなかった。 「なんだ、海苔助って奴は囲う事までしてるのか?」 人相書きをたまこに渡しながら、マーマが聞く。 「まさか殺してはいないだろうけどね。」 ため息混じりに、みっちーは鞭を布で磨いていた。 「娘を助け出して、大黒屋を始末しなければならないの」 たまこが、奥からふくさに包んだ金を出してきた。 「で?何人のるんだ?この話に」 金をたまこが取っていく。 そして、みっちー、おどろも。 「……そう来ないとな。」 マーマが最後の金を取って懐に入れた。 (続く) . |
■ 3,423件の投稿があります。 |
【3249】 |
海苔レインぼ− (2006年05月08日 00時52分) |
||
これは 【3224】 に対する返信です。 | |||
||▲ ||∀▼)<オイラ極悪編隊海苔助平♪ ||⊂ / || J おしまを・・・パ・・・パフパフ・・・・ぐへへ(爆) . |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【3239】 |
どろんぢょ (2006年05月07日 20時29分) |
||
これは 【3224】 に対する返信です。 | |||
マーマ♪ おもしれぇ!!! ってか、マーマ文才あるんだのー! 尊敬・・・。 続きが早くみたいじょ♪ |
|||
© P-WORLD