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【3105】 | RE:また、こんな時間に・・・ グンちゃん (2006年08月04日 00時49分) |
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せんこう花火さん お久しぶりです! 甲子園かあ。永く行ってないなあ。 実は僕 今少年野球の監督やってるんです。 なかなか書き込みできなくて・・ 感動する話を聞いて下さい。 去年まで弱小チームだったらしく 監督頼まれて引き受けたのはいいけど ヒドイ! 皆ボールが怖いらしく すぐ泣くし 何から教えていいか分からないほどでした スパルタで教育したら 父兄がものすごく抗議してきて 半分辞めてしまい それでもスパルタで特訓!そしたら残った子供が頑張って 奇跡で決勝まで進んだんです。僕は「辞めていったバカ父兄を見返す為にも 残ってくれた子供の為にも 何とか優勝したい!」って思いました しかし 決勝の相手は3年連優勝チーム。 少年野球はカーブ投げるのは禁止って知らなかった馬鹿監督な俺は ピッチャーの子に 超遅球を無理やり覚えさせました 決勝当日この遅球が見事に決まり 最終回まで0対0 しかし相手はさすが強豪 ついに2点とられました。 その裏 最後の攻撃も2アウト。僕自身「あ〜。」 って正直諦めました 次のバッターがデットボール出塁 動揺したのか 次の打者が四球で 2アウト 1・2塁 最後の打者は ガリガリでチビで4年生の吉岡君。 どんなボールでも振ってしまう 一番下手な吉岡君。 あまりにチビのためか 初球ワンバウンド!何でも振ってしまう吉岡君はやっぱり振った! キャッチャーびっくり! 後逸。ランナー進塁 2・3塁。 次の球 ストライク空振り ツーナッシング。 次の球 頭より高いボール球 何でも振ってしまう吉岡君 やっぱり振った! ところが 当った!前進守備のライトを超えた ふたりホームイン。吉岡君 走る走る 遅い遅い。ホームタッチアウト。 サヨナラならず・・ よし 延長! 頑張れ!と思ったら ルールに延長が無いらしい・・そんな事も知らない馬鹿監督な俺・・ ジャンケンらしい。 9人ジャンケンで5回先に勝った方が勝ち これまた接戦4対4 最後の勝負 なんとまたまた吉岡君。 ジャンケンぽん!勝った 吉岡君が勝った! 一番下手な吉岡君。本当に下手だけど 一度も休まない 遅刻もしない。 僕が早くグラウンドに来ても もう吉岡君は素振りをしてる。 でも上手くならない 吉岡君。下手なのに 僕のスパルタ練習でも辞めなかった吉岡君。 そんな彼の活躍で 優勝できました。 子供の前で泣いてしまいましたねえ。 どうも 映画ALWAYSから 涙腺ゆるくなってる気がします。 子供達も泣いてました 野球って やっぱりいいですよね サッカーは 2点差で終盤だと もう終わりですもん |
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【3122】 |
プーはかせ (2006年08月04日 23時59分) |
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これは 【3105】 に対する返信です。 | |||
グンちゃんさん、こんばんは。 >そんな彼の活躍で 優勝できました。 すごいじゃないですか〜。すごい!すごい!すごい!!!もう、これしかないですね。 自分も浪花節な人なんで、めげずにコツコツ努力できる吉岡君みたいな子を応援したくなっちゃいます(笑)。人を指導するって本当難しい。特にグンちゃんさんの場合、親のプレッシャーもあるって・・・辛かったですね。 親に対しては、はっきり言って知るかボケ!って感じでやっていくしかないないときもあったでしょうし、自分に対してもこれで良いと信じなければやっていけないこともきっとありますよね。 スポーツは、勝ち負けがはっきりしちゃいますから大変ですね。でも、グンちゃんさんと子供たちの努力が実を結んで本当によかった〜。 >子供達から 色んな事を学びました。 また、↑のような心境になれたってことは素晴らしいですね。自分を信じることから一転して謙虚な気持ちなるなんて体験はそんな簡単にできないでしょう。 自分にも僅かですが、小さいころの体験で印象に残っているものがいくつかあります。こういう体験って、それから先の人生で、自分の基本的な考えというか、指針を決定する財産になったりするんですよね。吉岡君をはじめとする教え子達にとっては、今回の優勝体験は、これからず〜っと心に残っていくでしょうな。 |
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【3109】 |
ユースケFAN (2006年08月04日 03時38分) |
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これは 【3105】 に対する返信です。 | |||
グンちゃんさんこんばんは! ついさっき「密かに楽しませてください」ってレス したんですが、グンちゃんさんの話にグッときたので もうひとつレスさせてください。 うちの娘って5才なんですけど、どんくさいんです(汗) いつも主人とふたりで「お前に似た」って互いに言い合っています。 先ごろ娘の保育園で夏祭りがあって行ってきました。 おみこしや盆踊りを披露してくれた後、先生が「ゲーム大会の時間です」とアナウンス。 娘は数あるゲームの中でもスーパーボールすくいに 目をつけていたらしく、一番に飛んでいきました。 スーパーボールの入った幼児用プールに一番に到着。 やるのかな〜と見ていると後から来たお友達が「一番にやらせて!」と言うと先生もその子におわんとすくう物を渡してしまったんです。 その後も年下の子がやりたいと言えば先に渡してあげ、 年上の子には、ずれろと言われ、いつまでたっても できないんですよ(笑) そしてやっと自分に順番が回ってきた頃には 大きいスーパーボールも、きれいな色のものも 残ってなくて・・・ うつむき加減ですくっている娘の目には涙があふれていました。 きっと狙っていたのが取られてしまったんでしょうね。 私のところに戻ってきたので、わざと何事もなかったかのように 「どれ取ったの〜」と聞いてみました。きっと泣くんだろうなと思ったら「これ〜」って笑顔で見せてくれました。 私は娘には吉岡くんのように育って欲しいと願ってます。 人には得手不得手があるじゃないですか。でも得手が勝ちで不得手が負けってことにはならないと思うんです。 娘には他の誰が取ったスーパーボールより 娘のものが一番輝いてると言いました。 この言葉を本当に理解してくれるのはまだまだ先のことで その間もきっと悔しい思いをするかもしれませんが、 必ずいいこともめぐってくるはずと。 吉岡くんのようにうまくならなくても練習することって 本当につらいと思うんです。でもそんな吉岡くんを天は見放さなかったってことですもんね! 娘のドンくさいのは親がフォローしてやるべきなのかとも思って悩んでいたんですが グンちゃんさんの書き込みをみてもう少し暖かく見守っていこうと思いました。 それこそ今だったら教育しだいでは、ずうずうしく生きることだって教えてやれるかもしれないんですが、 私は今のままの娘でいいかなと考え直しました。 |
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