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【2756】 | RE:その5 ポケベル、携帯… マーマレード2 (2005年06月18日 02時13分) |
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…そして、それから10日ほどが経とうとしていた。 あいかわらず、マーマの気持ちに変化はない。 不眠症も、神経性胃炎も、さらに悪化。 短大も、ほとんど行かず、単位さえ危なくなる。就職どころか、卒業の危機。 なんとか、電話等はできずにすんでいた。 きっとかけたとしても、叱られて終わり。 それでも、声が聞きたい。 思い詰め、情緒不安定の繰り返し。 バイトの方にだけは、行っていた。 昔から、学生やってるよりも働いてる方が気楽だった。 学校は、人間関係に悩まされ、辛い。 すると、先日の話を典子がふってくる。 「あれから、何か連絡あったん?」 「え??あれって??」 「こないだの彼。」 そう言われて、久しぶりに思い出した。 「もう、会わんでしょ。だって、連絡先知らんし。」 マーマの一言で、典子が驚いて、 「え!!何でよ!聞いてないの?!」と言う。 「だって、向こうも聞いてこんかったし。」 「じゃあ、私がポケベルと携帯、両方教えとくよ!」 あ。ポケベルかぁ。 ふと、休憩時間にポケベルを取り出し、履歴を見る。 『108 410(でんわ して)』 `こんなやりとりで、よく続いたな…。` ふと、振り返る。 携帯は、緊急連絡用に持てと、別れた彼に言われて持っていたもの。 当時は一般に出始めた所で、結構重厚なものだった。 ほとんど使った事もない。 それから、さらに二日後、 家で教育実習の準備をしていると、ポケベルが鳴る。 『106 91031(TEL ください) ○×△○ー…』 …それは、奈良県の市外局番だった。 (続く) |
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【2760】 |
RockBottom (2005年06月18日 02時18分) |
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これは 【2756】 に対する返信です。 | |||
眠れなくなっちゃうYO! |
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