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RE:   怒 (*・ω・)つ

Piro3 (2014年06月13日 19時57分)
 笑いの部分等は言い得ていると思います。 とても良い文章ですね。

 しかし


>日本人の性質としてよく挙げられる「異質なものを排除する」というものから来てるのでしょうか。


   この内容的に これ↑は違うと思いますね。。。


   多分、[人の不幸は蜜の味]という優越感が近いのではないでしょうか。

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RE:   怒 (*・ω・)つ  評価

環八 (2014年06月15日 17時38分)

ハゲについて、もうひと踏ん張り考察してみました。

ハゲがあざけり、あるいは、物笑いの対象とされるようになったのは、そんなに古いことではないように思います。

少なくとも、僕が小学校低学年のころ、大人がハゲているからと言って、それでさげすまれるという風潮はなかったと思います。

「ハゲ=恥」とされるようになってきたのは、カツラメーカーが、カツラの販路拡大のために、ハゲてる人をターゲットにしだしてからではなかろうか、と思われます。

カツラメーカーが、大々的で執拗な広告展開により、『ハゲは恥ずかしいことである。人は若々しく見えるべきだ。そのためには、ハゲを隠すべきである。さあ、カツラをつけよ』といった論法で、日本社会に、「ハゲ=恥」という”新たな固定観念”を植え付けていったのではなかったかと思います。

日本人が伝統的に持っている『恥』の意識に、つけ込んだのです。

で、ハゲてる人、あるいは、ハゲ始めている人たちは、その広告を見聞きして、ハゲていることに劣等感を持つようになり、カツラを、こっそり着用する、という事態が始まりました。

一旦カツラをつけた人は、自分が実はハゲているということを知られることを極度に恐れるようになりました。この恐怖がさらに、ハゲている人たちを心理的に窮地に追い込んでいった、と思います。つまり、『ハゲているということは、人間として、あってはならないことだ』と。

一方、ハゲていない人たちは、ハゲている人がカツラをかぶり、ばれないように必死になっている姿を滑稽に思うようになっていきませんでしたか。『カツラ疑惑』の人を陰で笑う、という、陰湿さが生まれました。

芸能人の『カツラ疑惑』がワイドショーネタにされるようになったのも、理由はその辺にあるように思います。

そういうわけで、「ハゲ=恥」という偏見=ハゲ蔑視は、カツラメーカーが、カツラを大量販売するために仕掛けた、極めて不合理な大衆心理操作によって始まった、と考えられると思います。蔑視は、嘲笑とワンセットです。

カツラメーカの台頭により、ハゲは笑いものにされるようになった、というわけです。極論すれば、カツラメーカーが、生き残りをかけて、ハゲを笑いものにするような社会風潮を、広告戦略によって、意図的に作り上げた、ということです。カツラメーカーの利潤追求の姿勢が、ハゲを笑いものにしたのです。

しかし、そこに、合理性は何もありません。元来、ハゲは笑われる対象でも何でもないからです。言われなき差別です。カツラメーカーの悪意、です。

残念なことに、この風潮は、定着してしまいました。偏見は大人から子供へと植えつけられます。この連鎖を断ち切るのは、非常に難しい。

これまでにも、いわゆる、「差別用語」は、政策的に、使用禁止されてきました。まずは、放送禁止用語として。


今後も、ハゲを笑いものにするという風潮は続くのでしょうけど、カツラメーカーが台頭する前は、そんな風潮はなかったし、できれば、ハゲに対する国民意識が、以前に戻ることが望ましいと思います。

ハゲ蔑視を無くすには、まず、ハゲという単語を放送禁止用語にすることから始めるしかないでしょう。それができるかどうか。
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