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【238】

私事文略前兆

子爵 (2006年02月14日 21時51分)
あの会合から実に2週間たつのだが・・
ロムだけはされると仰っていたmeihem氏よ。
この文章を目にしているだろうか。
以前向けられた疑問に関してだが・・
いまこうしてようやく時間ができたものでね。
一方的かつ、相当な長話になってしまうが、
まあ、暇があったなら聞いて欲しい。
此方も暇があるときはこの上なく暇なものでね!

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【239】

他人よろしく当人の呼び名は何故変化するか  評価

子爵 (2006年02月14日 22時41分)

”人生の五段活用”−−いきなりそう言われても、
何の話なのか分からない。五段活用というのは
貴君達で言う所の中学校、高等学校で習うであろう
用語の活用のことであって、ふつう未然形・連用形
・終止形・連体形・仮定形・命令形等の事を言う。
そんなことを話した上で…”人生の五段活用”
その例を貴君達の主観から見て
当てはまるものをとって説明しようか。
その例えを仮に挙げる
A男君とB子さんというカップルに見たてて。
B子さんの姓は「佐藤」である。
そもそもの馴れ初め段階ではA男君は彼女を
甘く優しくこう呼ぶだろう。
「佐藤さん」これが”未然形”である。
デート、茶会の回数も度重なり、
やがて彼女を家まで送り届けて別れを惜しむようになると
もう「姓」では呼ばなくなる。「名前」に「さん」を
つけて呼ぶようになる。
「B子さん」、これが”連用形”。
さて、双方の親達の了承も得てめでたく
華燭の典をあげることができた。
いよいよ晴れて夫となったA君は妻となったB子さんの「さん」を切り落としてしまう。そして自信に満ちた声で
こう呼ぶ。「B子」。これが”終止形”である。
2,3年経つと子供が生まれる。
すると夫婦はもうお互いの名前は呼ばなくなってしまう。
A男君は「お父さん」と呼ばれ、
B子さんは自ら「お母さん」と称するようになる。
この段階は”連体形”と名付けよう。
やがて子供達が中学や高校へ進学する頃になれば、
もう「お父さん」や、「お母さん」は、
子供達の専用語となり、
二人の間では、「おい」と「ねえ」という
省略形で十分こと足りるようなる。
この状態は”仮定形”と呼ぶことにしよう。
ーやがて、人生の晩年が訪れ、孫もできる。
そうなると、もはや二人の間に言葉などは要らなくなる。
もう、目くばせをするか、あごをしゃくるだけで十分
コミュニケーションが成り立つ。
この伝達行為の全てがパントマイムで行われる段階には
”命令形”と名付けよう。
無論、「佐藤さん」と呼ばれ、
耳まで赤くした麗嬢であった頃も、
すべてがパントマイムで事足りる老婦となった
日々であっても、「B子さん」は「B子さん」という
同一人物であるのだよ。それなのに、
彼女の呼び方のほうだけが次々と変化してしまう。
此処に見られる”人生の五段活用”にしても、
ことばというものを扱う側の
気持ちの変化がしからめたものなのだ。
ーー長々とした話で申し訳無いのだが、
詰まる所だー、色々有ったと思う。貴方もね。
貴方が上記の何処に当てはまるところを
歩いているのか・・それは我輩にも分からない。
ーだが、気持ちが変わるのは貴方だけでもない^^
貴方が気にしていたものは、
周りを取り巻く、それから、貴方を”呼ぶ”人の
心境の変化だ。必死に知ろうとするのも良いが、
疲れる事もあるだろう。そういうときはあまり過敏に成らずに受け流してしまう事だ。貴方が辛い思いをするのを
我輩は特に喜んだりはできないからね!
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