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【20】 | 社長 20 えすびい (2006年05月18日 22時57分) |
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『社長 vol.20』 社長がR町に赴任してからというもの,H海道のガソリンの消費が激しくなった。 それは,社長がR町からS幌市に通っていたからである。 R町からS幌市までは距離にして,500kmはあった。 時速50kmで10時間である。 まあ,H海道では,平均時速は60kmくらい簡単に出せるけれども,それでも8時間以上である。 ここまで来ると,常軌を逸している。 何せ,毎週なのであるから。 しかもこの頃の学校は週休2日制ではなかった。 土曜日は半ドンだったのである。 さすがは社長。 執念である,FZKに対しての。 ここまで来ると我々は社長を崇拝してしまっていた。 午後一番に出発しても,S市に到着するのは,9時頃である。 そして,社長は運転の疲れも見せず,FZK店に直行するのである。 皮切りは,社長のホームグランドである『プ○シーキャット』。 ここで,まず1週間のスペ○マを『69』によって放出するのである。 社長が言うところの「まずは一服」である。 そして次に安いソ○プランドに行く。 お気に入りは「女○院」であった。 「軽く一杯」である。 更に,ちょっとお高めのソープに行く。 「最後の締め」である。 こうして,社長は毎週,オイルメジャーと怪しげなFZK関係者と日本の景気のために血税を貢いでいた。 しかし,ホテル産業には貢いでいなかった。 S市に住む,大学の友人であるNのところに泊まっていたのである。 社長なりの節約術である。 Nにとってはいい迷惑である。 それはそうだ。 毎週,せっかくの土曜の夜を社長と過ごさなければならないのだから。 Nは,最初は我慢していたが,ある時, 「来週の土曜は俺・・・いないから」 と宣言した。 しかし,社長は次の土曜もNのところに泊まった。 そう,社長はNが家にいることを第六感で感じ取っていたのである。 社長はエスパーでもあった。 |
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【21】 |
えすびい (2006年05月18日 22時58分) |
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これは 【20】 に対する返信です。 | |||
『社長 vol.21』 前にも話題として出たことがあるかも知れんが・・・ 社長はとある有名国立大学『T大学』の付属高校出身だった。 正式名称は「T大学付属S高校」である。 しかし,実態は農業高校だった。 ♪ 地平線が見える 教室で 社長は 机並べて 同じ月日を過ごした 少しの園芸と体育祭 そして 社長は騙しと 借金を覚えた 卒業しても 周りを お馬鹿扱いしたよね お金はいくらでもあると 半分笑って 半分真顔で 借りていた 低い雲広げた 冬の昼 社長は 学園祭で 売り上げをポッケした 今年もファミレス行くって ご馳走たくさん食べるって 社長実行したの 社長実行したじゃない 離れたい うぅう〜 ♪ というように社長は学園祭の模擬店の売り上げをネコババしたそうだ。 その手口は緻密に計算され,周到に用意され,慎重に実行された。 まず,自分のポッケに3万円。 そして,彼の腹心の部下3人には,「君達は良く頑張った」と言い,お小遣いとして千円ずつ渡した。 そして,クラス全員に「先生には内緒だぞ」と言って,茶話会による打ち上げを実施した。 そして,担任には,「これしか儲かりませんでした」と言って,10円,5円,1円玉の入った数百円の売り上げを渡した。 腹心たちはお小遣いを貰っているので,その気まずさから社長のネコババに気づかない。 また,他のクラスメートに貰ったことを黙っている。 クラスメートは,担任に内緒でジュースや菓子を飲み食いしたから,担任には何も言えない。 そう,社長は完全犯罪を成功させたのだ。 そして,社長はそのころ暮らしていたお寺(父親が失踪したので,預けられていた)を夜中にこっそりと抜け出し,近くのファミレスに行って,3日3晩,飲み食いした。 そして,そのうまみを忘れられず,大学の学園祭でも売り上げをネコババした。 |
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