テーマ別掲示板パチスロ全般最近のスロ液晶演出のパチンコ化についてページ

返信元の記事
【18】		RE:最近のスロ液晶演出のパチンコ化についニャームコ丸（2011年03月02日 16時33分)
私は関係者ではありませんが、この掲示板で検定について他の方とお話したことがあるので、わかる範囲で簡単にご説明します。現在の５号機形式試験は独立行政法人の保安電子通信技術協会（いわゆる保通協）によって行われています。その規則は ttp://law.e-gov.go.jp/htmldata/S60/S60F30301000004.html に基づいています。（スロットに関わる部分は、全体の中ほどからやや下ったところにある別表第５の部分からです）出玉に関する試験の内容の主な部分は「（１）性能に関する規格」の（ホ）～（ヲ）の項目に記されています。出玉性能に関する試験形式には　①実射試験　②シミュレーション試験　の２つがあります。 ①は文字通り実際に私たちが遊戯する状態とほぼ同じ形の試験となります。Code-2501がおっしゃる「期待値が最も高くなる（打ち方）」が使われるのがこの試験になります。メーカーはもっとも期待値が高くなる打ち方について指示をする必要があります。よってリプパンはずしを行う機種では当然パンク小役をはずします。液晶で小役ナビが発生すればそれにしたがって小役を獲得しますが、そうでない場合は私たちが普段打つのと同じようにＡＴ小役を取りこぼすこともあります。 B-MAXIIさんがご提案されたような「ガンガンにART中の機械割を上げた台」が実現できない主な理由がこれになります。 ②は俗に言う「検定神」とか「神（打ち）検定」と呼ばれるシミュレーション試験で、①だと取りこぼしていたような押し順ＡＴ小役などを全て取りこぼさず取得します。ただリプパン小役なども全て取得してしまうので、実際にはRTの恩恵をほとんど受けることなくPAYOUTも大して伸びません。ただこの試験形式のため過去に存在したような爆裂ＡＴ機は作ることができません。この①と②の試験を行い以下の出玉制限の範囲に収まれば、出玉性能に関する試験は合格となります。（Ａ）400回転…PAYOUT 300%未満（Ｂ）6000回転…PAYOUT 150%未満（さらに①②の試験で出玉におけるボーナスの比率が６割未満であること　ＣＴ搭載機の場合は７割未満）（Ｃ）17500回転…PAYOUT 120%未満（さらに①の試験でPAYOUT 55%を超えていること）　　（①と②の試験を保通協がトータル何ゲーム程度行っているのかは未だ不明です）最後に形式試験中のSINボーナスの扱いですが、②に関してはSINボーナスを成立プレイで入賞させています。 ①のときにはどうなのか私も明確な答えを得られていません。「期待値が最も高くなるうち方」に沿うならば SINをハズしていると見るべきなのかもしれません。 Code-2501さんがおっしゃるように「そもそもSINは払い出しがないので揃わなくてもいいのでは」と思う方も多いと思います。ですが上に書いたように②の形式試験時に検定神がご丁寧にSINをきちんと入賞させてくれるおかげで、メーカーは５号機規定の網の目をくぐって爆裂ART機を世の中に送り出せているともいえるわけです。ただミズホのデビルマンのようにSIN非搭載で19%PAYOUTという例外もあります。同じくミズホのバジリスクはSINハズシではなくJACハズシで検定をすり抜けているようです。よって必ずしも爆裂機にSINが必須というわけでもないのかもしれません。もしも初代スパイダー・リンかけ以降に119%近いPAYOUTを持ちながらSIN非搭載の機種があるようでしたら、参考のためにどうかお教え下さい。

【26】		RE:最近のスロ液晶演出のパチンコ化につい　コーラ重複 (2011年03月05日 01時33分)
これは【18】に対する返信です。
>>【18】・銀河英雄伝説・初代緑ドン